萩尾 生 (HAGIO, Sho)
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萩尾 生 (HAGIO, Sho)
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バスク研究
Euskal gaiei buruz bakarrizketatzen ari naiz, japonieraz…
今日は都心から富士山のシルエットをくっきりと見ることができた。
December 7, 2025 at 2:01 PM
ビルバオ・グッゲンハイム美術館(1997年開館)を設計したフランク・ゲーリーが亡くなった。

同美術館誘致に地元民の民意があまり反映されなかったのは事実だが、同美術館誘致によってバスクの対外イメージが一気に好転したのも事実である。

いまや「第二ビルバオ・グッゲンハイム美術館」設置の計画が、再びおおかたの民意に反して進行中である。柳の下にいつも泥鰌がいるわけではない。仮に今回いたとしても、その泥鰌を捕らえることができるのは、限られた利害関係者のみだろう。
December 6, 2025 at 4:06 AM
Reposted by 萩尾 生 (HAGIO, Sho)
#EuskararenEguna #kontrapas
Bernat Etxeparen Linguae Vasconum Primitie liburua urtarrilaren 11ra Baionako Euskal Museoan dago...
#LinguaeVasconumPrimitie de #BernatEtxepare est au Musée Basque jusqu'au 11 janvier.
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December 3, 2025 at 4:10 PM
帰路は、スペイン領バスク地方のビルバオ空港から。

国際線で自分のスーツケースが機内に搬入されるところを見たことはあんまりなかったな。

と思っていたら、この後、パリ空港で搬出されるところまで機内から見てしまった。
November 28, 2025 at 6:50 AM
バイヨンヌの朝、アドゥール河の対岸が見えないくらいガスがかかっていた。

チク・チャクTxik Txakと呼ばれる廉価な公共バス・サービス網が、フランス領バスク地方を中心に、地元民の生活圏をきめ細かく網羅している。

小型のコミュニティバスから大型の連結バスまで、大半が電動バスだ。

10数年前とはうってかわって、域内移動がはるかに便利になっていた。
November 28, 2025 at 6:45 AM
このたび、2025年度「ジャン・ミシェル・ララスク名誉賞(Prix d'Honneur Jean-Michel Larrasquet」を受賞しました。

バスク研究協会(Eusko Ikaskuntza)がバイヨンヌ市の協力を受けて2000年から実施している「バスク研究協会バイヨンヌ賞Prix Eusko Ikaskuntza - Ville de Bayonne」の1部門です。

バスク語・バスク文化の擁護・振興に対して長期的に文化的・学術的な貢献を行った人物や団体に与えられる賞だそうです。

関係者の方々に心より感謝申し上げますとともに、ますます精進していきたいと存じます。
November 28, 2025 at 12:38 AM
TV、新聞、ラジオ等、現地メディアのインタビューをいくつか受けた。

数多受けた質問の1つが、『バスク初文集』はバスク地方に(バスク博物館に)返還すべき、という主張についての私の見解を問うものであった。

返還すべきだという主張は安易すぎる、と回答しておいた。

www.berria.eus/kultura/ling...
November 27, 2025 at 12:27 AM
バスク語の世界は小さい、と先日呟いたが、今回の訪問中、ほとんど私生活はないような案配だ。

私がいつどこで誰れとどういう時間を費やしたか、ということが、あっという間に何人ものバスク人の間に知れ渡っている。
November 26, 2025 at 8:00 AM
講演後、日本語訳の『バスク初文集』を購入したいというバスク人が何人も押し寄せてきて、嬉しい悲鳴を上げた。

バスク博物館からは5冊持ってきてほしいと言われていたのだが、ぜんぜん足りない。

不本意ながら、ネット書店を通して買ってくださいとお願いするばかりだった。
November 26, 2025 at 7:59 AM
講演会はバイヨンヌ市庁舎で行われた。

公共空間だから使用言語はフランス語かと思っていたら、バスク語でよいとのことだった。

フランス語との同時通訳者がいたが、聴衆の半数以上はバスク語を理解していた。
November 26, 2025 at 7:58 AM
講演会の前に、エチェパレの生家とされている建物を再度訪問した。エチェパレの名前を付けた通りができていた。そのうち、エチェパレ・グッズも売られるようになるのだろうか。

エチェパレ像も建立されていたが、作品としてはあまり感心しなかった。うつむき加減で、「バスク語よ、世界へ出でよ」という彼の呼びかけに反して、世界をはるか見遣っているという感じがなかったからだ。
November 26, 2025 at 7:57 AM
バスク博物館の招待を受けて、エチェパレ関連の一般市民向け講演会に登壇した。
2014年に『バスク初文集』の日本語訳を吉田浩美氏との共訳で出版したからだ。
刊行当時は、日本でもバスクでもほとんど話題にならなかったが、11年経った今年、嬉しいことにバスクでようやく注目された。
November 26, 2025 at 7:55 AM
作者は、仏領バスク地方出身のベルナト・エチェパレ。
司祭だったが、息子が1人いたことが昨年判明して、話題になった。
なお、『バスク初文集』のタイトルはラテン語で書かれている。
November 25, 2025 at 10:58 AM
バイヨンヌ市内のバスク博物館、昨年から今年にかけて、創立100周年の企画展示を行っている。

その最後の目玉が、バスク語で書かれた初めての活版印刷書籍『バスク初文集』の特別展示だ。

1545年にボルドーで出版され、1冊のみが奇跡的にパリの国立図書館(BnF)に保管されている。

2011年にスペイン領バスク州議会図書館で展示されたことはあるが、フランス領バスク地方で展示されるのは初めて。
November 25, 2025 at 10:57 AM
バイヨンヌ市内を流れるアドゥール河に朝靄がかかる。幻想的だ。
November 19, 2025 at 9:53 AM
バスク語話者の世界は、小さいかもしれないが、フラットであり、懐が広くて奥深くもある。

バイヨンヌ市内を歩いているだけで、いろんな人に声をかけられる。30年以上前に会った方らしいが、こちらの記憶にはない。だが先方は、私と一緒の写真を今でも持っていると言う。

また、バス停では、隣りにおられるご婦人は伝説的な即興詩人Xalbadorの娘さんだよ、と見知らぬ人が教えてくれる。それがきっかけで、道中会話に花が咲く。名刺や連絡先を交換することはない。ご縁があれば、いつか再会するだろうし、なければそれまでのこと。ただし、談笑した内容は、お互いの記憶の中にしっかりと残り続けるはずだ。
November 18, 2025 at 4:02 PM
言い尽くせないほどお世話になったバスク人カップル。その功績を記念して、バイヨンヌ市内の小さな広場に、2人の名前が冠せられた。ささやかではあるが、ようやく献花することができた。
November 18, 2025 at 2:29 PM
仏領バスク地方の牧歌的風景。羊飼いも番犬もいなかったが、どうやら行き先はわかっているようだった。10分ほど車道をを行進した後、牧草地へと入っていった。
November 17, 2025 at 7:29 AM
別の小さな集落で、民家に招かれた、薪をくべた暖炉の傍らで、トウモロコシの入った一種のクレープほか、チーズと豚の生ハムをご馳走になる。素朴だが最高にうまい。
November 17, 2025 at 7:09 AM
過去40年間ほとんど訪ねることのできなかったスベロア(シベルア)地方に連れていってもらった。

とくに、山奥深く、スペインとの国境近くのサンタ・グラシ(サンタングラース)村へ行くことは、長年の夢でもあった。

人口200人にも満たない集落で、当地のバスク語方言を初めて耳にしたが、正直なところ、3分の1も理解できなかった。

11世紀に遡る教会の存在感が、不釣り合いなくらいに大きい。円盤状の墓石が特徴的だ。
November 16, 2025 at 7:31 PM
10数年ぶりにフランス領バスク地方を訪問中。中心都市のバイオナ(バイヨンヌ)の早朝。
November 16, 2025 at 6:16 PM
過去10数年学生のコメントを見聞きしてきて、「日本は島国だから・・・」という安易な理由付けが一向に減らないことには、うんざりしている。もちろん、日本列島の置かれた地理的条件が決定的要因となることはある。だが、同じく「島国」であるフィリピン、インドネシア、ニュージーランド、カリブ海諸国等と比較してみるだけでも、安易な理由付けにならないことが明白な事象は山ほどある。この世代を越えて内面化されてしまっている「日本島国意識」、どうにかならないものか。
November 3, 2025 at 5:37 AM
久しぶりに近所の農園めぐり。珍しくフェイジョアの果実が出ていたので、試し買い。ざらざらした食感で、バナナとキウイをかけあわせたような不思議な味。若干酸味が感じられる。生食以外に、どういった食べ方ができるかな。
November 2, 2025 at 1:34 AM
↓ドキュメンタリー映画『Oteiza, 14 apostolu《オテイサ、14使徒》』のトレイラーが公開されました。
www.youtube.com/watch?v=rjsc...
Oteiza 14 apostolu. Oskar Alegria
YouTube video by Museo Oteiza Museoa
www.youtube.com
October 30, 2025 at 12:36 AM
20世紀バスク彫刻を代表するホルヘ・オテイサJorge Oteiza (1908-2003)。その代表作はアランツァスのバジリカ聖堂に据えられた「14使徒」。

このたび、この作品名を冠したドキュメンタリー映画「Oteiza, 14 apostolu」が、オスカル・アレグリアOskar Alegria監督の手によって完成した。

バスク文化にゆかりある14人が、使徒に扮してオテイサの作品や人となりを語る内容。現代バスク語作家のベルナルド・アチャガや、パフォーマンス・アーティストのエステル・フェレールなどが登場。私も使徒の1人として出演。
orain.eus/eu/kultura/a...
Danok Oteiza komunitatea aurkeztu dute, sortzailearen figura bultzatzeko
Oteiza Fundazioak artistaren obra eta pentsamendua zabaldu, komunitate bat eratu eta lankidetzarako egitura iraunkor bat sustatu nahi du komunitate berriaren bidez. Oteiza 14 apostulu Oskar Alegriaren...
orain.eus
October 23, 2025 at 5:49 AM