『アイランズ』(2017)
ヤン・ゴンザレス監督
クリーチャーデザイン:ベルトラン・マンディコ
クィアパルム短編映画受賞
ゴンザレスと親しくオープリーゲイのヤン・ゴンザレス監督の短編。全ての怪物、はみ出し者たちへの愛を感じる
ホラー映画好きのヤン・ゴンザレスは怪物やモンスターが愛されて欲しいと語っていた
この短編はゴンザレスの長編『ナイフ・プラス・ハート』のハッピーエンドにも思える。モンスターが愛され、トランスジェンダーとその恋人、覗き見男たち、盗聴者と愛の怪物たちにエロスが波及していく
『アイランズ』(2017)
ヤン・ゴンザレス監督
クリーチャーデザイン:ベルトラン・マンディコ
クィアパルム短編映画受賞
ゴンザレスと親しくオープリーゲイのヤン・ゴンザレス監督の短編。全ての怪物、はみ出し者たちへの愛を感じる
ホラー映画好きのヤン・ゴンザレスは怪物やモンスターが愛されて欲しいと語っていた
この短編はゴンザレスの長編『ナイフ・プラス・ハート』のハッピーエンドにも思える。モンスターが愛され、トランスジェンダーとその恋人、覗き見男たち、盗聴者と愛の怪物たちにエロスが波及していく
『アポカリプス・アフター』2018
マンディコがアニメーター学校出身なのか分かる作品。近未来世紀末的な黄昏の世界でマイナーなポルノ女性監督と俳優の愛の終わり。映像の質感や色彩がとても好きだけど嫌悪感が混じり、でも好きの繰り返し…
マンディコの作品を観た人間は大体戸惑う
突き抜けた美的センスと露悪趣味すら感じる嫌悪や物語を語ることを放棄し、ただマンディコの美的スタイルだけが突風のように過ぎ去る。何を見せられているのか分からずに戸惑うが、マンディコは皆んなに愛されたい訳ではない
x.com/s_4_tune/sta...
『アポカリプス・アフター』2018
マンディコがアニメーター学校出身なのか分かる作品。近未来世紀末的な黄昏の世界でマイナーなポルノ女性監督と俳優の愛の終わり。映像の質感や色彩がとても好きだけど嫌悪感が混じり、でも好きの繰り返し…
マンディコの作品を観た人間は大体戸惑う
突き抜けた美的センスと露悪趣味すら感じる嫌悪や物語を語ることを放棄し、ただマンディコの美的スタイルだけが突風のように過ぎ去る。何を見せられているのか分からずに戸惑うが、マンディコは皆んなに愛されたい訳ではない
x.com/s_4_tune/sta...
女性俳優ふたりが田舎の別荘で稽古する。ある時、地中からぬるぬるした謎のクリーチャーを見つける。ふたりはその10センチに伸びたオディプス王の乳首のような、ペニスにも見えるクリーチャーに執着していく30分の短編
内蔵的・触覚的なエロスとグロテスクさが発揮されている
極度に女性(と思われる)しか画面に映さなかったり(男性役も女性)、謎のクリーチャー造形にしてもベルトラン・マンディコはジェンダーの揺らぎや撹乱を試している。物語を語ることや整合性よりも究極のビジュアリストのスタイルを貫いてる。ミシェルピコリが語り手なのは笑う
女性俳優ふたりが田舎の別荘で稽古する。ある時、地中からぬるぬるした謎のクリーチャーを見つける。ふたりはその10センチに伸びたオディプス王の乳首のような、ペニスにも見えるクリーチャーに執着していく30分の短編
内蔵的・触覚的なエロスとグロテスクさが発揮されている
極度に女性(と思われる)しか画面に映さなかったり(男性役も女性)、謎のクリーチャー造形にしてもベルトラン・マンディコはジェンダーの揺らぎや撹乱を試している。物語を語ることや整合性よりも究極のビジュアリストのスタイルを貫いてる。ミシェルピコリが語り手なのは笑う
憂鬱な警官
先史時代のキャバレー
乳の露出狂の思い出
処女はまだ生きているのか?
フェミニズム 突風 そして政治
ホルモンの聖母様
数年振りに鑑賞(一部日本初公開)
猥雑でキッチュで悪趣味な世界は嫌悪感と快感を繰り返す
憂鬱な警官
先史時代のキャバレー
乳の露出狂の思い出
処女はまだ生きているのか?
フェミニズム 突風 そして政治
ホルモンの聖母様
数年振りに鑑賞(一部日本初公開)
猥雑でキッチュで悪趣味な世界は嫌悪感と快感を繰り返す
両作の根底にはデパルマの『キャリー』があるんだろうけど
ベルトラン・マンディコはエリナ・レーヴェンソンと20+1プロジェクトで女性の老化と欲望についての映画を21本製作するプロジェクトを継続している流れで『アポカリプス・アフター』が製作されているんだろうけど
両作の根底にはデパルマの『キャリー』があるんだろうけど
ベルトラン・マンディコはエリナ・レーヴェンソンと20+1プロジェクトで女性の老化と欲望についての映画を21本製作するプロジェクトを継続している流れで『アポカリプス・アフター』が製作されているんだろうけど
脚本よく出来てるなと思うけど、最後、韓国お得意の家族一番!に集結してしまう所だけは得意でないです
この宣伝画像?、全然意味不明すぎてよく分からない😹
脚本よく出来てるなと思うけど、最後、韓国お得意の家族一番!に集結してしまう所だけは得意でないです
この宣伝画像?、全然意味不明すぎてよく分からない😹
辺鄙な田舎で奇妙なを一家を主人公にしたゾンビオブビートコメディ
定番のゾンビ定義から外れることでユーモアが生まれ、主人公一家が皆おかしくて更に面白い。キム・ナムギルはチョン・ジェヨンの弟役なんだけど、大層人でなしの頭のネジが外れた胡散臭い守銭奴だった
辺鄙な田舎で奇妙なを一家を主人公にしたゾンビオブビートコメディ
定番のゾンビ定義から外れることでユーモアが生まれ、主人公一家が皆おかしくて更に面白い。キム・ナムギルはチョン・ジェヨンの弟役なんだけど、大層人でなしの頭のネジが外れた胡散臭い守銭奴だった
権力者の卑劣な不正に邪魔されながら諦めず立ち向かう社会派的な側面をギャグとして演出し、主人公は暴力司祭でイハニ演じる検察やキムソンギュン演じる底辺刑事も腐敗コメディとして演出される
権力者の卑劣な不正に邪魔されながら諦めず立ち向かう社会派的な側面をギャグとして演出し、主人公は暴力司祭でイハニ演じる検察やキムソンギュン演じる底辺刑事も腐敗コメディとして演出される
最後のオチは何度見てもなんでいるんだよと笑ってしまうし、乗るんかいとなる
ホ室長、胡散臭くて頼り甲斐あって太鼓をカッコよく叩いて除霊師なんだからホ室長スピンオフ欲しい
最後のオチは何度見てもなんでいるんだよと笑ってしまうし、乗るんかいとなる
ホ室長、胡散臭くて頼り甲斐あって太鼓をカッコよく叩いて除霊師なんだからホ室長スピンオフ欲しい
除霊師役のナムギルは胡散臭い→除霊師としてのシリアス演技を展開していくんだけど、三白眼や黒目が大きくなったりと目の大きさが変わるのどうなっているんだろうかとなる
除霊師役のナムギルは胡散臭い→除霊師としてのシリアス演技を展開していくんだけど、三白眼や黒目が大きくなったりと目の大きさが変わるのどうなっているんだろうかとなる
オスロシリーズ3部作全鑑賞
全部面白かったけど『LOVE』が一番好き。『SEX』の親密さと不貞、婚姻制度について更に深く描かれていた
泌尿器科の結婚に関心のない女性医師とゲイの看護師を中心に何故人は結婚するのかとか、セックスと親密さのあわいを描いてる
ゲイの看護師がフェリーの中でマッチングアプリで誰かとコミュニケーションを求める話が面白かった。それを聞いた女性医師も真似てみるが、既婚男の「マッチングアプリの女は無料の売春宿」と言う言葉が男女と男男では性差による性差別が浮き上がる
オスロシリーズ3部作全鑑賞
全部面白かったけど『LOVE』が一番好き。『SEX』の親密さと不貞、婚姻制度について更に深く描かれていた
泌尿器科の結婚に関心のない女性医師とゲイの看護師を中心に何故人は結婚するのかとか、セックスと親密さのあわいを描いてる
ゲイの看護師がフェリーの中でマッチングアプリで誰かとコミュニケーションを求める話が面白かった。それを聞いた女性医師も真似てみるが、既婚男の「マッチングアプリの女は無料の売春宿」と言う言葉が男女と男男では性差による性差別が浮き上がる
韓国らしい権力者の汚職や犯罪を市井に生きる司祭が立ち向かうと定番の内容なんだけど、恩師の濡れ衣と殺人をのらりくらりとはぐらかされ続けてるのを見ているのがストレス…。まだ中盤にも至っていないからイライラしながら頑張って見ます。まぁキム・ナムギルのロングコート司祭服は満点ですが、ええ
韓国らしい権力者の汚職や犯罪を市井に生きる司祭が立ち向かうと定番の内容なんだけど、恩師の濡れ衣と殺人をのらりくらりとはぐらかされ続けてるのを見ているのがストレス…。まだ中盤にも至っていないからイライラしながら頑張って見ます。まぁキム・ナムギルのロングコート司祭服は満点ですが、ええ
ナチスだけでなくヨーロッパ各国に作られた絶滅施設がこの虐殺に加担しており、自ずとパレスチナが浮かび上がってくる。虐殺の悲鳴を消す為に飼われていたアヒルの映像はトラウマになりそうだった。話すレルネルの顔へのズームが物凄く近く、否応にも顔を注視する
14歳からで想像を絶する地獄を経験したイェフダ・レルネルの顔がアップに映される。ナチス将校を殺害したことを、同胞の仇を討ち喜びに満ちた語る時、涙が浮かび悦びと哀しみの色が浮かぶ。彼が過去そして現在何を感じ考えているか簡単には分からない複雑さがある
ナチスだけでなくヨーロッパ各国に作られた絶滅施設がこの虐殺に加担しており、自ずとパレスチナが浮かび上がってくる。虐殺の悲鳴を消す為に飼われていたアヒルの映像はトラウマになりそうだった。話すレルネルの顔へのズームが物凄く近く、否応にも顔を注視する
14歳からで想像を絶する地獄を経験したイェフダ・レルネルの顔がアップに映される。ナチス将校を殺害したことを、同胞の仇を討ち喜びに満ちた語る時、涙が浮かび悦びと哀しみの色が浮かぶ。彼が過去そして現在何を感じ考えているか簡単には分からない複雑さがある
ナチスだけでなくヨーロッパ各国に作られた絶滅施設がこの虐殺に加担しており、自ずとパレスチナが浮かび上がってくる。虐殺の悲鳴を消す為に飼われていたアヒルの映像はトラウマになりそうだった。話すレルネルの顔へのズームが物凄く近く、否応にも顔を注視する
ナチスだけでなくヨーロッパ各国に作られた絶滅施設がこの虐殺に加担しており、自ずとパレスチナが浮かび上がってくる。虐殺の悲鳴を消す為に飼われていたアヒルの映像はトラウマになりそうだった。話すレルネルの顔へのズームが物凄く近く、否応にも顔を注視する
クロード・ランズマン監督
「ユダヤ人は羊のようにおとなしく殺されていったのではない」
ナチスのポーランド東部ソビブルの絶滅施設で起きた囚人たちの蜂起を当時16歳で参加し、400人逃亡し100人生き残ったイェフダ・レルネルから語るドキュメンタリー
映像はゾビブル絶滅施設跡地や現代の姿を見せつつ、14歳で施設送りになったポーランド系ユダヤ人イェフダ・レルネルの語りが中心となる。徹底的な外国人ユダヤ人狩りと、ユダヤ人の財産を身包み剥がし収容施設で飢えさせながら労働力として再生産し、なぶり殺す
クロード・ランズマン監督
「ユダヤ人は羊のようにおとなしく殺されていったのではない」
ナチスのポーランド東部ソビブルの絶滅施設で起きた囚人たちの蜂起を当時16歳で参加し、400人逃亡し100人生き残ったイェフダ・レルネルから語るドキュメンタリー
映像はゾビブル絶滅施設跡地や現代の姿を見せつつ、14歳で施設送りになったポーランド系ユダヤ人イェフダ・レルネルの語りが中心となる。徹底的な外国人ユダヤ人狩りと、ユダヤ人の財産を身包み剥がし収容施設で飢えさせながら労働力として再生産し、なぶり殺す
『脱走』のホン・サビンが出演してる
aisansen.com/anomoshi/
『脱走』のホン・サビンが出演してる
aisansen.com/anomoshi/
朝鮮人のパクヘイルと日本人のキムナムギルは日本の大学で同級生だったよしみで友人と言う設定なんだけど、日帝植民地支配下の日本人と朝鮮人なんて"友人"になれない。ナムギルが3歳年上のヘイルよりも年上的で威圧感と貫禄あるイヤな演技で関心した(誰)
朝鮮人のパクヘイルと日本人のキムナムギルは日本の大学で同級生だったよしみで友人と言う設定なんだけど、日帝植民地支配下の日本人と朝鮮人なんて"友人"になれない。ナムギルが3歳年上のヘイルよりも年上的で威圧感と貫禄あるイヤな演技で関心した(誰)
軽いテンポの中で主人公の小学生の時の夢が「日本人になりたい」とか、運動家の女性に恋してて何度も振られても君の夫になりたい、一緒に遠くに行こうと口説くが、何で運動家のキムヘスはこの男に好意を抱く?と謎。恋によって独立に目覚めた男。
軽いテンポの中で主人公の小学生の時の夢が「日本人になりたい」とか、運動家の女性に恋してて何度も振られても君の夫になりたい、一緒に遠くに行こうと口説くが、何で運動家のキムヘスはこの男に好意を抱く?と謎。恋によって独立に目覚めた男。
日本統治下韓国でチャラくて日本に植民地支配されているのに受け入れてしまっている"モダンボーイ"なパクヘイルが謎の運動家キムヘスに恋したことから独立心に目覚める歴史恋愛物。日本統治下舞台でここまで独立に無関心な主人公を初めて見たが、最近の韓国作品にはなさそう
日本統治下韓国でチャラくて日本に植民地支配されているのに受け入れてしまっている"モダンボーイ"なパクヘイルが謎の運動家キムヘスに恋したことから独立心に目覚める歴史恋愛物。日本統治下舞台でここまで独立に無関心な主人公を初めて見たが、最近の韓国作品にはなさそう