S.Itani (they/them)
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S.Itani (they/them)
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Sport, Gender & Sexuality Studies
スポーツとジェンダー,セクシュアリティ研究🏳️‍⚧️
No Transphobia No Homophobia No Racism No fascism
Free Palestine. Stop the genocide🇵🇸🇵🇸 Stop the destruction of democracy
日本が米国とイスラエル側に付いて資源の収奪に手を染めている点(「モロッコ産」として日本で売られるタコやリン鉱石その他天然資源は西サハラのもの)もパレスチナの状況と重なる。

日本がいかに戦後もずっと帝国の一部として世界の収奪と搾取を続けているのか、また2001年以降、「対テロ」が帝国が新植民地主義を継続するためのごまかしとまやかしの言説として深く根付いてしまったことを改めて振り返る2日間だった。4/4
November 16, 2025 at 6:45 AM
米国ではバイデン政権下に市や州単位で行っていた同様の弾圧をトランプ政権下では連邦政府レベルで行うようになったことなどを指摘。

またブルジョワ民主主義は、グラムシが指摘した強制と自発的同意によるヘゲモニーから強いリーダーと容赦ない力による支配へと変質しているのではないか、とも。

こうした大きな転換がanti-semitism (反ユダヤ主義/反セム主義)を撲滅するという名目の下に行われていると批判した点が印象に残った。

土曜日は同じく京大で西サハラ友の会とSHIRORUが開催した「西サハラ〜自由への旅〜」という講演会。2/4
November 16, 2025 at 6:45 AM
今週末は京大で開かれたイベントに連日参加した。金曜日はナンシー・フレイザーと岡真理さんの講演(パネルでは河野真太郎さんと大河内泰樹さんも登壇)。

岡さんが今ガザで行われていることは、民族を構成する人々だけでなく、文化や環境、記憶や歴史までも破壊し殲滅させる、ジェノサイドを超えたHolocideであると語ったことが心にずしりと響いた。

フレイザーは、イスラエルを批判したことを理由に独のケルン大学から招聘取りやめを受けた経緯から話を始め、独はイスラエルが自国のセキュリティと深く結びついているという理由でイスラエルに批判的な人々を国家への脅威と見做し弾圧していることや、 1/4
November 16, 2025 at 6:45 AM
アフリカ最後の植民地と呼ばれる、モロッコによる西サハラの占領問題(元はスペインによる植民地主義の問題)を知ってもらおうというキャラバンが11月に大阪にやってきます。

日本に輸入されるタコの多くが「モロッコ産」ですが、実際は西サハラで獲れたものをモロッコ産として偽って輸出しているものです。パレスチナの土地で採れたものを🪑ラエル産として世界的に販売する構造とよく似ています。

ぜひご参加下さい。申し込みはチラシのQRコードかこちらのリンクからどうぞ。
docs.google.com/forms/d/1QHO...
October 22, 2025 at 12:01 AM
こちら無事終了しました。やっぱりあれこれ詰め込みすぎて、最後のファシズムとスポーツ、「理想」の身体の関係に関する部分は時間切れで、質疑応答の時間を使って急ぎ足で話すことになってしまったことは反省点。

性別確認検査がファシスト政権と当時のスポーツ界の役員の男たちの思惑、黎明期の女子スポーツが男性中心のスポーツ界の批判をかわすために性別確認検査の導入に合意する流れがうまく説明できていたらいいなと思います。

次、最終回は本山さん!
September 27, 2025 at 1:40 PM
本日、大阪駅前で🪑ラエルによるガザへの地上侵攻開始に抗議するアクションが計画されています。
ーーー
9月17日(水)18時半-19時半 
📍JR大阪駅御堂筋南口バスターミナル前 
情報保障:筆談の準備あります。部分参加OK。
貸しプラカあります。(お持ちの方はご持参頂けると助かります)

🍉呼びかけ
OSAKA木曜スタンティング&
写真展PROJECTマクルーバ
September 17, 2025 at 2:24 AM
宮田りりぃさんにご恵投頂きました。

『トランスジェンダーの生活史〜多様なジェンダー形成を切り開くために』晃洋書房

博士論文をベースにしたご著書で、ご自身の生活史やトランスジェンダーの教育支援、女装者論、コラムでは性別と性風俗の話等々、これまで宮田さんが精力的に講演されてきた様々な事柄について、全体の繋がりを理解しながらまとめて読める1冊が出たのはとても嬉しいです。
September 4, 2025 at 5:07 AM
マイケル・ウォーターズの『アザー・オリンピアンズ』がラムダ賞ノンフィクション部門にノミネートされているそうです。翻訳者のニキ・リンコさんのポスト
August 5, 2025 at 1:07 PM
この本を手掛かりに、現在のスポーツ(そして広く社会全体)からのトランス排除とファシズム、ミソジニー、レイシズムの関係について、アジア女性資料センターの連続講座で話す予定です。

こちらの講座、第1回は来週木曜日(6/26)からスタートです。山口智美さん、清水晶子さん、高井ゆと里さん、本山央子さんと、素晴らしい講師陣です。

どちらもぜひご覧下さい。
June 19, 2025 at 12:23 PM
届きました!新進気鋭のノンフィクション作家マイケル・ウォーターズの力作、
The Other Olympians: Fascism, Queerness, and the Making of Modern Sportsの邦訳です。

『アザー・オリンピアンズ〜排除と混迷の性別確認検査導入史』勁草書房

ありがたいことに、解説を書く機会を頂きました。

ニキリンコさんの素晴らしい翻訳のおかげで、英語で読んだ時には読み飛ばしてしまっていた詳細を改めて拾い上げ理解することができました。
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June 19, 2025 at 12:23 PM
去年オレゴン州ポートランドで全米女子サッカーリーグの試合を観に行った時の写真

1枚目の写真右手にトランスフラッグ🏳️‍⚧️が沢山出てます。ここはポートランドソーンズのサポーター用エリアで、ファンたちが組織をあげてトランス選手の参加を支持していることが分かります

トランプの取り巻きやTERF/GC垢で流れる差別だけが米国女子スポーツの全てではないです

2枚目はスタジアムの外にあるサポーターのショップ横に出ていたバナー。「トランスの子どもたちを守れ」と書いてあります

ちなみにTimbersは同スタジアムを本拠地とする男子のプロサッカーチームのこと。その試合でもトランスフラッグ沢山出ます🏳️‍⚧️🏳️‍⚧️🏳️‍⚧️
May 9, 2025 at 11:48 PM
“One day, when it’s safe, when there is no personal downside to calling a thing what it is, when it’s too late to hold anyone accountable, everyone will have always been against this.” — El Akkad
May 8, 2025 at 11:51 AM
土肥いつきさんの著書がついに刊行間近だそうです!

学校教育とトランスジェンダーを中心に据え、学校現場から、トランスユースの支援活動の視点から、トランスユースの実践から積み上げられた貴重な研究成果が詰まった一冊。

学校教育がいかにジェンダー化されているかについてはこれまで一定の議論がなされてきましたが、トランスの生徒の視点から見ることでそれがより鮮明に浮かび上がります。トランスジェンダーを超えた、教育とジェンダー研究にも重要な示唆を与える研究です。

連日のニュースと大量のヘイトに心が疲弊しそうな今だからこそ、トランスの生徒や若者の困難に目を向けた言葉が必要です。

大切に読みます。
January 24, 2025 at 2:52 AM