酒上小琴
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raizou5th.bsky.social
酒上小琴
@raizou5th.bsky.social
茶の湯と古道具、噺と着物、大河と朝ドラのどうでもいいことを呟く人。浅学。packrat。Epigonen。
#大河べらぼう
現在、東洲斎写楽=阿波藩のお抱え能楽師・斎藤十郎兵衛説が有力であることは知られている。それでもなお「謎の絵師」を蔦重たちがプロジェクトを立ち上げ、作り上げたとするのは、その理由も含めドラマとしてすごく面白いじゃないですか。蔦重の「夢噺」なんだもの。これを「史実と違う」なんて野暮は言いっこなしですよ。何で大河ドラマだけ、そういうこと言うのかしら。ドラマで描く世界は、学説の否定ではないし、史実ばかり大事にすると、「ではここに誰々がいる根拠は?ないなら登場させない」まで言っちゃうんじゃないかしら?
やはり、

エンターテイメントの前には史実も道を譲る

なんじゃないかしら。
November 24, 2025 at 3:49 PM
尖鋭であることは、物事に敏く、才英であるようにみえる。しかし、尖れば尖るほど、ちょっとしたことで相手に傷を負わせることとなるし、自らもわずかに加えられた力により曲がりもするし、折れやすくもなる。ものには程というものがある。
November 21, 2025 at 3:40 PM
三寸の舌に五尺の身を滅ぼす

というが、

三寸の舌に八百里の国を滅ぼす

は勘弁してもらいたい。
November 18, 2025 at 3:37 PM
北方有宰相
舌禍而孤立
一聲傾人政
再聲傾人國
寧不知傾政與傾國
信頼難再得
November 18, 2025 at 8:49 AM
「日本(人)すごい」っていうのもいい加減うんざりなんだけど、訳知り顔で「日本(人)ダメ」って言い過ぎるもの萎える。
いずれにしても指し示すものが大きすぎるんだよね。
日本の技術は世界一っていうのも、そういわれたこともあったけど、その時だって、先端技術あり、振るわない技術ありだったし、ここ最近は、失われた30年で機械更新ができなかったこともあり、後退局面に入っている部分が多いのも確かだけど、そればかりでもないことは(半導体製造機など)知られている。良いところばかり見たがるのも違うし、悪いところばかりあげつらうのも違うのよ。
そして、そんな言説に一喜一憂するのもばからしい。
November 17, 2025 at 1:53 AM
#大河べらぼう
寛政二(1790)年十月、出版規制を強化するため、地本問屋(江戸で作られる草紙類の製作・卸を行う問屋)に対し、地本草紙問屋仲間を作るように申渡しがなされた。

まず、株仲間の中から月番行事二人を決める。出版したい地本問屋は、「開板願書」と「版下原稿(稿本)」を行事に提出。チェックしてOKが出れば、町年寄を通して町奉行へ「開板許可の申請」と「稿本」を提出して、許可が下りると、出版の運びとなる。
これと並行して、行事からは販売許可証である「添章」が発行され、「版木株帳」に記される。

これにより「規制に抵触していないかのチェック」と「重板防止」を行った。
October 5, 2025 at 12:35 PM
#大河べらぼう
きよの病気は瘡毒、いわゆる梅毒。
梅毒は進行の度合いにより第1期から第4期まであり、現在は第1〜2期に発見され、抗生物質(ペニシリン系など)による治療がなされる。
きよは第2期に見られるバラ疹が出ていただけでなく、すでに感染から数年ないし十数年経っていたものか、内臓や筋肉、骨、そして脳まで病に冒されていたようだ。頭痛や発音にも支障をきたし、記憶障害や思考力の低下が起こり、妄想などの症状が出てくる。
蔦重を見ても分からず、感情も不安定な状態ということは、きよもかなり症状が進んで末期にあった。
#大河べらぼう
October 5, 2025 at 12:21 PM
#大河べらぼう
人足寄場。寛政二(1790)年に松平定信が隅田川河口にある、石川島と佃島の間に建設した、無宿(罪を犯したり、勘当されたりして戸籍から外された者)の社会復帰のための職業訓練施設。
すでに刑罰を終えた者を収容する場で、刑罰ではない。
人足寄場は退所は年限でなく、作業で得られた賃金を積み立て、積立が所定の額に到達すると出ることができる。あるいは身元引受人が現れれば、退所することができる。またひと月の作業の内、3日休みが与えられ、そこで当時流行っていた「心学」を学ばせた。
現代の刑務所のシステムに近い。
October 5, 2025 at 12:02 PM
時は明治8年。武士の世が解体され、新たな仕組みが次々と立ち上がっていく時代。まもなくすると秩禄処分が行われ、廃刀令が発せられ、士族という言葉のみが残る。そこにあらがう人も、うまく潮流にのる人もいたが、その多くはすべてを失い立ち尽くす人だったんだろうな。
#ばけばけ
September 29, 2025 at 12:17 AM
#大河べらぼう
喜多川歌麿は、下野国栃木の商人・釜屋伊兵衛に請われ、大幅の肉筆画を描いたとされる。三度に分けて同地に赴き、雪月花の題で
『品川の月』(天明八年)
『吉原の花』(寛政三〜五年)
『深川の雪』(享和二年~文化三年)
を残した。
ただしいずれの作品にも落款も印章もなく、制作年と作風が異なるところがあるとして、歌麿の作ではないとする見解もある。
ちなみに、三部作は
『品川の月』
(米・フリーア美術館蔵)
『吉原の花』
(米・ワズワース・アセーニアム美術館蔵)
『深川の雪』
(岡田美術館蔵)
の三館がそれぞれ所蔵している。
September 28, 2025 at 12:51 PM
#大河べらぼう
松平定信が破却を命じた「中洲」。
大伝馬町の名主・馬込勘解由は奉行所に願い出て、新大橋を下った隅田川右岸の砂州を埋め立てると、安永元(1773)年十二月に「中洲新地」を竣工させた。安永四年には三股富永町(中央区日本橋中洲)と町名が付き、茶屋が九十三軒建ち並ぶ一大歓楽街が誕生する。
ところが、この開発が槍玉に挙げられる。天明六(1786)年に江戸市中で起こった洪水の原因は印旛沼の開拓と三股富永町だと噂が立ち、許可した町奉行所、ひいては田沼意次が悪いとされた。寛政元(1789)年に松平定信の命により砂州に戻され、その土砂は隅田川の築堤に転用された。洪水との因果関係は不明。
September 28, 2025 at 12:46 PM
エックスはまだ調子悪いのか……
September 28, 2025 at 12:35 PM
Reposted by 酒上小琴
#クロワッサンオンライン #大河べらぼう レビュー🦊
第36回更新されました!

線香をあげるつもりで描きました
本文が素晴らしいのでぜひご一読を
これまでの振り返りに、再放送のお供にどうぞ🦊
croissant-online.jp/life/255944/
考察『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』36話 恋川春町(岡山天音)最期のうがちを笑え!歌麿(染谷将太)「なんで、本を書いただけでこんな…」追い詰めた松平定信(井上祐貴)は独り慟哭 | カルチャー | クロワッサン オンライン
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 (NHK/日曜夜8:00〜)の主人公は、江戸のメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎(横浜流星)。36話「鸚鵡のけりは鴨」では、寛政の改革に抗うべく出版した黄表紙に込めた皮肉が、老中・松平定信(井上祐貴)を激怒させてしまいます。なかでも恋川春町(岡山天音)の書いた『鸚鵡返文武二道』への怒りは激しく……。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を振...
croissant-online.jp
September 26, 2025 at 11:17 PM
Reposted by 酒上小琴
#クロワッサンオンライン 連載、 #大河べらぼう ドラマレビュー36回公開です
レビューを書き上げてみたら、今回は特に南天さんのドラマ絵とガチッとハマった内容になったなと…
春町先生と定信君に捧げます

土曜日再放送&NHK +のお供にどうぞ!

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考察『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』36話 恋川春町(岡山天音)最期のうがちを笑え!歌麿(染谷将太)「なんで、本を書いただけでこんな…」追い詰めた松平定信(井上祐貴)は独り慟哭 | カルチャー | クロワッサン オンライン
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 (NHK/日曜夜8:00〜)の主人公は、江戸のメディア王と呼ばれた蔦屋重三郎(横浜流星)。36話「鸚鵡のけりは鴨」では、寛政の改革に抗うべく出版した黄表紙に込めた皮肉が、老中・松平定信(井上祐貴)を激怒させてしまいます。なかでも恋川春町(岡山天音)の書いた『鸚鵡返文武二道』への怒りは激しく……。ドラマを愛するつぶやき人・ぬえさんと、絵師・南天さんが各話を振...
croissant-online.jp
September 26, 2025 at 11:08 PM
まぁ、戯言として聞いてください。
現在の日本の工業系の中小企業が停滞しているのは以前話した通り。
「停滞している会社なんて廃業か潰してしまえば」
なんて乱暴なことをいう人もいますが、ご心配なく。言われなくても手仕舞いしてますし、潰れてます。
「でも、そこしかできない技術があれば、そういう会社は生き残るんじゃない?」
技術があれば生き残れるけど、その技術が受け継がれなければ、高齢化しておしまいです。今の問題はそこにあります。
それだけではなく、技術が突出していない「普通」の会社も残らないと、ダメなんですよ。高い技術だけで世の中廻っているわけじゃない。前々から言っていますが、裾野は広く。
September 25, 2025 at 7:46 AM
#大河べらぼう
米が採れない松前藩は特定の区域を「商場(あきないば)」と定め、区域内のアイヌとの交易権を家臣に知行として与えていた(商場知行制)。家臣はこの交易を指名した商人に任せ(場所請負制)、運上金を受け取っていたが、商人の中にはアイヌを労働力として酷使した。
寛政元(1789)年、支配人勘平から振る舞われた酒を呑んだ惣長人サンキチと、飯を食べた弟の妻マメキリが亡くなるという事件が起こった。同年五月、クナシリ本島とメナシ地方の130名以上のアイヌが蜂起し、クナシリの請負をしていた飛騨屋の関係者70人と松前藩の役人1人が殺害された。「クナシリ・メナシの戦い」と呼ばれる。
September 21, 2025 at 2:03 PM
#大河べらぼう
「あふむがへしの草双紙は松平豊前守殿作共申し、豊前守作成が夫を春町に託せられし共申…」と『よしの冊子』の寛政元年三月に記されている。『鸚鵡返文武二道』の作者は恋川春町(倉橋格)となっているが、本当は小島藩主松平信義なのではないか、と噂された。
松平信義は「丹波守」なのだが、同姓同名の丹波亀山藩藩主松平信義は「豊前守」なので、これと取り違えたかとも思ったが、時期的には全く重ならないし、何かの誤記なのか。噂話なので、そこまで正確でなかったということなのか。
#大河べらぼう
September 21, 2025 at 1:29 PM
#昭和元禄落語心中
第4話 劇中の落語

有楽亭菊比古
明烏(高座)
死神(稽古・高座【トリ】)

有楽亭初太郎→助六
船徳(四万六千日様の屋台)
居残り佐平次(真打披露興行の高座【トリ】)

木村家彦兵衛
死神 (居酒屋・稽古)
September 14, 2025 at 3:03 PM