Papas(読書)
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読書 S・キング 伊坂幸太郎 今村夏子 木内昇 万城目学 柚月裕子 湊かなえ 吉田修一 辻村深月 黒川博之 原田マハ 海音寺潮五郎 司馬遼太郎 直木賞予想 本屋大賞予想 山田風太郎賞予想 本のまち八戸
20代くらいの主人公たちのラブコメ。
背景は現代、ジュエリー屋さんとジュエリーデザイナーさんの恋模様。楽しく読めた。指輪や宝石を身近に感じられて、なんだか得した気分でした。
私のようなおじさんにも、若いころはあったのですよ。
November 23, 2025 at 6:11 AM
小川 洋子 作 「いつも彼らはどこかに」読了。
馬、ビーバー、兎、鷺、犬、チーター、蝸牛、タツノオトシゴにまつわる人々の8つの短編集。淡々としていて、時に控えめだったり、踏み越えて行ったり、重大だったりするお話。静かな雰囲気の中、お話の中に入り込んで現実世界から切り離してもらえるノイズキャンセラーのようなお話でした。
November 19, 2025 at 12:00 AM
山田風太郎賞ノミネート作が発表されていました。
朝比奈あすか 「普通の子」
荻堂 顕 「飽くなき地景」
櫻田智也 「失われた貌」 
新川帆立 「目には目を」
大門剛明 「神都の証人」
遠田潤子 「ミナミの春」 
の6作品だそうです。受賞作発表は10月20日です。
September 29, 2025 at 2:13 AM
井上 靖著 「本覚坊遺文」 読了。
背景は千利休の死後。弟子が師利休の死について考え続けるお話。
井上靖氏って、茶道の大人をこうして描くことができるんだなぁと思った。改めて物語を世に出す覚悟みたいなものが必要だろうなと思った。お話そのものも淡々とした中に熱を感じるようなお話だったし、満足できた。私は茶道の嗜みなど少しも無いけれど、できることなら登場する茶道具を見てみたいと思った。
August 5, 2025 at 10:44 PM
Reposted by Papas(読書)
排外主義を広めているのは誰か? 『トレーディング・ゲーム』著者のギャリー・スティーヴンソンが解説します。
youtu.be/kLgILZbj8-k?...
イーロン・マスクは何を望むのか?【増税されたくない超富裕層が広めている「物語」】
YouTube video by 早川書房公式YouTubeアカウント
youtu.be
July 22, 2025 at 9:38 AM
ギャリー・スティーヴンソン著「トレーディング・ゲーム」読了。
抜群に面白かった。大好きな映画「グッド・ウィル・ハンティング」をリアルに、もっと辛辣に描いたみたいな感じ。翻訳も微妙に下品な感じがとてもよかった。描かれた人生が「いい人生」だとはとても思えなかったけど、でも「それがどうした?」って感じが良かった。
July 25, 2025 at 12:09 PM
フィル・クレイ著「一時帰還」読了。2014年全米図書賞受賞作
なんだかやたら読みづらかった。イラク戦争帰還兵たちの心情が読み切れないためなのか、会話のツボみたいなものがよく分からないためなのか、内容が決して明るくないことに加えて、とてもつらい読書となった。
July 19, 2025 at 9:45 AM
ぎりぎり直木賞ノミネート作を読み終えた。
というわけでわたしの受賞作予想は
柚月裕子 作 「逃亡者は北へ向かう」です。
本作品の素晴らしさはもちろんのこと、柚月氏のこれまでのキャリアも文句なく「直木賞受賞作家にふさわしく思います。(柚月作品的には「孤狼の血」がベストな気がしますが)
次点は夏木志朋 作 「Nの逸脱」でしょうか。
July 15, 2025 at 2:38 AM
柚月裕子作「逃亡者は北へ向かう」読了。
岩手県出身の柚月氏ならではのサスペンス作品だったと思う。震災直後の何もかもが頼りなく見えたあの頃の空気感を感じることができた。何のために生きているのか、この先何を思って生きていくのか、あの出来事を思い出した。
July 15, 2025 at 2:28 AM
芦沢 央 作 「嘘と隣人」 読了。
背景は現代。舞台は横浜市。主人公は定年退職した刑事。隣人たちにまつわる5つの事件の短編集。読む前は、「汚れた手を・・・」の人だから、なんかまた嫌な(プールの話みたいな)トラウマになるかもとか思いつつ、恐る恐る読んでたけど、本作はそれほどでもなくて安心した。
July 13, 2025 at 11:57 PM
青柳 碧人 作「乱歩と千畝:RAMPOとSEMPO」読了。
主人公は2人。探偵小説家の江戸川乱歩と外交官の杉原千畝。
時代は大正から昭和戦前・戦中・戦後と、二人がかりの大河ドラマでした。
それぞれの生き方が対照的でもあり、と同時に相似しているようでもあり、なかなか面白かった。語句の使いかたがところどころ今風でそのあたりも楽しめた。
July 10, 2025 at 8:40 AM
逢坂 冬馬 著 「ブレイクショットの軌跡」 読了。
現在(2025年)のいろんな「世界」の描写がすごかった。自動車工場、投資セミナー、アフリカの内紛、日本版ヘッジファンド、ヤクザ業界、少年サッカー事情、障碍者介護などなど。この世界で生きていくにはどうするか。これまでとこれから。がんばれ若者たち。
July 9, 2025 at 9:44 AM
夏木 志朋 作「Nの逸脱」読了。
短編2つに中編1つの面白い構成。結構シニカルで、予定調和してなくて、それでも話が収束する感じが、淡々としてて、海外ホラーみたいで楽しめました。この人面白い。
July 3, 2025 at 9:22 AM
塩田 武士 作「踊りつかれて」読了。
なんだか懐かしいところに連れていかれるようなお話でした。
テレビが今と違っていて、時代が少しづつ変わっていって、そんな中「正しさの雰囲気」みたいなものに磨り潰されていく感じが伝わってきて、胸苦しいような切ないような話でした。上手かったです。
SNSでの罵詈雑言、この先、無くなっていくといいですよね、ホント。
July 3, 2025 at 9:14 AM
劉 慈欣 作「三体3 死神永生 下」読了。
容赦のないサイエンス・フィクションだった。
戦いは物理学だよ兄貴!
ところどころ意味が分かんない所もあったり、出来事の描写が思い描けなかったりしたけど、いいよ。もういい。
と、とにかく最後の最後まで読めたってことが、俺にとって一番大事なことな気がするんだ。
June 25, 2025 at 10:47 AM
#読んだマンガも人間性に影響するらしいのであなたの人生のベスト10を教えて

がきデカ
気分はもう戦争
カリフォルニア物語
エリア88
究極超人あ~る
みんなで卒業をうたおう
座敷女
天才‼柳沢教授の生活
よつばと!
闇金ウシジマくん

個人的に世界が広がった作品10
June 22, 2025 at 1:15 AM
劉 慈欣 作 「三体3 死神永生 上」 読了。
シリーズ前2作を読み終えたので、忘れないうちに読んでおこうという読書。前作代わりと綺麗に終わったので、外伝みたいな話かと思って読み始めたけど、なんだか話がでんぐり返してて前に進んでる感が薄い。だけど、何か意図があるんだろうと期待しつつ、いよいよ下巻へ!(長い義務感の終わり!)
June 22, 2025 at 12:41 AM
Reposted by Papas(読書)
【本日発売📕】
沈黙を愛する人々の暮らす「アカシアの野辺」で育ったリリカ。彼女の歌声は物言わぬものに寄り添う不思議な響きをもつ。静かな傑作。
著者6年ぶり、待望の長篇小説
『サイレントシンガー』(小川 洋子)
books.bunshun.jp/ud/book/num/...
著者6年ぶり、待望の長篇小説『サイレントシンガー』小川洋子 | 単行本 - 文藝春秋
著者6年ぶり、待望の長篇小説 沈黙を愛する人々の暮らす「アカシアの野辺」で育ったリリカ。彼女の歌声は物言わぬものに寄り添う不思議な響きをもつ。静かな傑作。『サイレントシンガー』小川洋子
books.bunshun.jp
June 20, 2025 at 2:14 AM
馳 星周 作 「ゴールデン街コーリング」 読了。
昭和の最後から平成初めにかけての大学生の青春物語。自由な世界に思いきり飛び込んで、ざらりとした世の中を知ったり、自分のみすぼらしさに唖然としたりする、甘く切ないお話。そういえば昔は、酒飲んで吐いたりしてたなぁ。
June 12, 2025 at 11:23 PM
劉 慈欣 作「三体II 黒暗森林 下」読了。
上巻を読み始めたときは、「ああ、また苦手な感じだ」と思った。書いてあることがなかなか頭に入ってこなくて「飛ばし読みしたい」と何度か思ったけど、下巻は比較的読みやすかった。途中からお話に動きが出てきて、面白くなってきた。これは読んでよかったと思えるお話でした。
June 10, 2025 at 3:47 AM
BASTARD!! -暗黒の破壊神- 26巻と27巻が届いた。
背徳の掟偏は26巻で完結してた。27巻からは魔力の刻印編が始まっている。(もちろん現在まで未完のまま。)26巻はとてもセリフが少なく、ほとんどが背景音で語られていて、ちょっとした絵本みたいになっている。
27巻はどんな話だろうと思ったけど、作者が描きたいことだけを描いたみたいな出来で、あんまり面白くなくて期待外れ。だが、これで全巻揃ったから良しとしたい。
June 6, 2025 at 1:42 AM
劉 慈欣 作 「三体2 黒暗森林 上」 読了。
長い話なんだろうと思い、投げ出さずにコツコツ読んだ。
息の切れるような山道も、登った後で振り返れば、満足感があるものですね。下巻もコツコツ行くよ。
引き込まれるような展開はないけど、この先にある景色を信じよう。
June 2, 2025 at 4:58 AM
土井 善晴著 「一汁一菜でよいという提案」 読了。
毎日の食事ことだから、そんなに気張らなくてもいいけれど、でも自分や家族を思いやる大事なことだから、五感をめぐらして丁寧なものを心がけましょう。みたいなことのように読んだ。
自分は東北に住んでいるので、地元らしい丁寧さや、面白味みたいなものを見つけられたらいいなと感じた。
May 30, 2025 at 12:14 AM
中島 京子作 「夢見る帝国図書館 」読了。
何についてのお話なのか、ふわっとした書き出しで、上野の歴史みたいなものをなぞるお話かと思いきや、次第に語り部の人生に焦点が絞られていくというお話でした。
何があったのかはっきりとはわからないが、その人の表情に重ね合わせれば、全てがわかるような気がする、寂しいような暖かいようなお話でした。
May 22, 2025 at 10:57 PM
実家の父は小説の類をあまり読まないので、時々、実家に残した私の本は捨てられてしまう。司馬遼太郎の「菜の花の沖」、海音寺潮五郎の「天と地と」などは全巻揃いだったが、大変残念なことになった。
その一方で実用書には価値を認めるらしく「海釣りの仕掛け」や「税金のしくみ」などの本はいつまでも本棚に立っている。
どうして人のモノまで捨てたくなるのか、不思議だなと思う。
同時に「アホか」とも思う。
May 20, 2025 at 6:43 AM