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文学少女(文学青年)
だましてください言葉やさしく
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#名刺代わりの小説10選

冬の蠅/梶井基次郎
女生徒/太宰治
春琴抄/谷崎潤一郎
銀河鉄道の夜/宮沢賢治
眠れる美女/川端康成
城の崎にて/志賀直哉
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない/桜庭一樹
ティファニーで朝食を/カポーティ
ライ麦畑でつかまえて/サリンジャー
ロリータ/ナボコフ
そういえば、以前読んだ「全ての聖夜の鎖」の感想を書いていなかった。印刷形式とか含め、言いたいことが沢山ありすぎて......。
November 27, 2025 at 11:11 AM
#読了 中島らも「頭の中がカユいんだ」

中島らもの処女作(正確にはその前に自費出版の「全ての聖夜の鎖」がある)。物語は主人公の家出から始まる。所在なき放浪。それは、会社で働きながらもどこかちぐはぐな、主人公の世界に対する心情にも重なる。『ぼくはガスのように希薄で不安定です』という言葉のように、崩れてしまいそうな、ギリギリの均衡の生。この作品の中島らもの言葉は、俗で汚い。しかし、透明で美しい。作中の言葉『きれいは汚い、汚いはきれい』そのものだ。そして、作者自身はあとがきで次のように述べている。『全てドキュメントを素にして再構成されている。だから痛痒く、美しく、糞の匂いがしつつも透明だ』
November 27, 2025 at 11:03 AM
#読了 ウィトゲンシュタイン「青色本」

『語の意味とは何か』という言葉から始まるウィトゲンシュタインの言語との格闘。全ての哲学問題を解決したとする前期の「論理哲学論考」から変化し、ここには暗闇の中でもがき、格闘するウィトゲンシュタインの姿がある。語の意味と問われると、僕らはそこに何かを対応させようとしてしまう。だがウィトゲンシュタインはこれは陥りやすい誤りだとする。『実際の用法にはきっぱりした境界がないのだから』ウィトゲンシュタインは徹底して、実際に言語がどのように使われているかという視点を持つ。「私」の感覚と「他者」の感覚に関する考察も面白かった(永井均を彷彿とさせる)。
November 26, 2025 at 2:25 PM
買いました
November 26, 2025 at 7:51 AM
自分が今ウィトゲンシュタインの「青色本」を読んでいることもあり、非常に興味深かった。高校生の時に「論理哲学論考」を読んで、わからん過ぎて捨てたという出発点から、現在ウィトゲンシュタイン研究者になっているというエピソードはかなり面白い。あと、大森荘蔵が気になった(「青色本」の訳者でもあるし)。
youtu.be/CK9e6M2sc3M?...
#246 #ゲスト回 #槇野沙央理 ウィトゲンシュタインと多様であること
YouTube video by 哲学の劇場
youtu.be
November 25, 2025 at 5:26 PM
中島らもの「頭の中がカユいんだ」を読み始めたけど、これはいい。僕が好きな「全ての聖夜の鎖」や、「中島らも短編コレクション」にある「美しい手」「"青"を売るお店」に近いものを感じる。つまり僕は、中島らもの初期の作品が好きなんだと思う。
November 25, 2025 at 2:27 PM
美輪明宏の出演作「黒蜥蜴」NHK BSで放送、深作欣二が三島由紀夫の戯曲を映画化 - 映画ナタリー share.google/eDzBB5AEXMGG...
美輪明宏の出演作「黒蜥蜴」NHK BSで放送、深作欣二が三島由紀夫の戯曲を映画化 - 映画ナタリー
美輪明宏(丸山明宏)が出演した映画「黒蜥蜴(1968年)」が、11月25日13時からNHK BSでオンエアされる。
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November 24, 2025 at 2:33 PM
英語の専門書読んだら、英語と物理が同時に勉強できるという当たり前すぎる事実を発見
November 24, 2025 at 4:42 AM
怖い夢見ちゃった猫、かわいい
November 24, 2025 at 2:52 AM
新しいバーチャル空間の表現というか、物の精密さとかカメラワークの自由さから、ピーナッツくんがこのバーチャル空間にいつも住んでいて生きているというのを感じる...。すごい。

www.youtube.com/live/sW4hsmy...
【冒頭無料配信】PQ
YouTube video by ピーナッツくん!オシャレになりたい!
www.youtube.com
November 24, 2025 at 12:11 AM
12月はちくま学芸文庫から寺山修司著「街に戦場あり」も出るし、寺山修司の新刊が多くて嬉しいな
November 23, 2025 at 3:17 PM
幾原邦彦×横槍メンゴが贈る新たな「寺山修司詩集」の刊行が決定! 寺山修司生誕90周年記念作品 | 株式会社双葉社のプレスリリース share.google/ss2T8T3jVGQU...
幾原邦彦×横槍メンゴが贈る新たな「寺山修司詩集」の刊行が決定! 寺山修司生誕90周年記念作品
株式会社双葉社のプレスリリース(2025年11月21日 12時00分)幾原邦彦×横槍メンゴが贈る新たな「寺山修司詩集」の刊行が決定! 寺山修司生誕90周年記念作品
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November 23, 2025 at 9:52 AM
買いました。イタロ・カルヴィーノは気になっていたので、本屋にあって嬉しかったです。あと、種村季弘の本があったので、さすがに買いました。
November 22, 2025 at 12:06 PM
俺得すぎる本が出るみたいですねぇ......

時空の哲学と現代宇宙論 « 名古屋大学出版会 share.google/atf7AHhh4VSm...
時空の哲学と現代宇宙論 « 名古屋大学出版会
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November 20, 2025 at 1:56 PM
なんか、急に、「Zazenboys3」いいねーになってきた
November 20, 2025 at 1:07 PM
ルマンドって、うますぎる
November 18, 2025 at 1:59 PM
ルイス・キャロルのナンセンス詩、言語遊戯は中々興味深い。
November 18, 2025 at 6:45 AM
最近、睡眠がとにかく浅く、うつらうつらして変な夢を見て疲弊するし、ずっと眠いみたいな状態になってしまう。そういえば、カフカの日記にある睡眠の記述が、こんな感じだったなとか、思ったり(『つぎつぎに夢と格闘しなければならない』)。
November 18, 2025 at 3:06 AM
目次が面白すぎる本(ニーチェ「この人を見よ」)を読むか......
November 16, 2025 at 10:46 AM
#読了 種村季弘「ある迷宮物語」

主に迷宮に関するエッセイが集められている。著者はあとがきで『迷宮としての書物を書こうとすれば、人はたちまち書物の迷宮に閉じ込められる』『迷宮物語は不可能だとしても、(中略)断片の集積のまま提出することはさし当たり可能かもしれない』と述べているように、この本は、様々な視点による世界の断片の集積であって、一つ一つの断片が繋がり、ミクロからマクロへと、迷宮としての書物が構築されていく。本書に収録されている『断片からの世界』にある、ノヴァーリスの『断章』を評した次の文章が、この書物の最も優れた説明であるように感じた。

(1/n)
November 16, 2025 at 5:10 AM
買いました
November 14, 2025 at 1:58 PM
これ本屋で見つけてすごく気になった。買おうかな......

『母なる色』志村ふくみ | 文春文庫 share.google/ZcuAN4wSwD55...
『母なる色』志村ふくみ | 文春文庫
101歳。人間国宝にして随筆の名手が紡ぐ、色彩と言葉の織物 専門的知識も無い主婦が染織の道へ入ってから糸に美しい色を与え続けてくれた植物。この母なる色への想いを綴った名随筆。『母なる色』志村ふくみ
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November 13, 2025 at 1:24 PM
楽譜?が挟まってました
November 13, 2025 at 12:35 PM
買いました
November 13, 2025 at 11:58 AM