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そのように感じなかったのかもしれないという疑念もあり、モヤモヤとした自己嫌悪の念が湧いてしまった。
December 8, 2025 at 1:17 AM
SF的な概念の説明はそこまでなく、カンボジア難民の母を持つ "white-passing" なミックス二世としての主人公の葛藤や、海軍士官のトラウマ、そして二人の恋愛模様に比重を置いている。主人公の生い立ちや容姿が作者のそれと似ているためか、作者が主人公に自己投影しているようにどうしても感じられてしまい、まるでオタクの夢小説を読んでいるような羞恥心がどうしても拭えなかった。しかし「カンボジア難民二世」という多くのステレオタイプで勝手にジャッジされるような、「特徴的」な肩書を持たない著者が自身と同じバックグラウンドを持つ主人公を登場させていた場合であれば、
December 8, 2025 at 1:16 AM
この本を読んで俄然エベレストに興味が湧いてしまった、高標高下でどのように心身が変化するか一度は自分で経験してみたい。やはり氏の著書は面白い、久々に夢中になった読書体験だった。
December 1, 2025 at 6:16 AM
エベレストがあるチベットとネパールは外貨獲得のため、出来るだけ多くの登山希望者を受け入れたい。主催者は競合を出し抜き一人でも多くの参加者を登頂させたいし、参加者は大金を払い、時には数年をかけて準備してきた手前、並みの理由では撤退出来ない。そしてそういった心理を鎮める冷静さは標高8000m以上の低酸素状況下では見込めない…。結果8人が亡くなってしまった訳だが、この事故の教訓がその後どのように生かされているのかには執筆タイミングのため言及がなく興味が湧いた。2019年のニュース動画を見る限り、あまり状況に改善は見られないようだが…。

youtu.be/paHFo3DMtTQ
エベレスト頂上付近で大渋滞、死亡事故も相次ぐ
YouTube video by TBS NEWS DIG Powered by JNN
youtu.be
December 1, 2025 at 6:15 AM
蛭にもやられた事があるが出血は全然止まらなかったし傷口も二ヶ月経ってもまだある。マラリアも昔の職場で何人か亡くなってる。想像を絶する…。数多くの参考文献が紹介されており、入門書としては期待通りだった。
November 19, 2025 at 1:38 AM
こういうこじつけようと思えばいくらでもこじつけられる物語が大好きだ。あとパーリンカがめちゃくちゃ飲みたくなった。あと「マゾ向けの本」と評して積読本に手を出すきっかけになってくれた名レビューも思い出に貼っておく:(ここにリンク切れのAmazon USのレビューページのURL)
October 9, 2025 at 12:20 PM
「繰り返し」と先程書いたけどそれって全然キリスト教的死生観じゃないんじゃないか…?と思ったら著者は中国にも日本にも行ってるみたいだし、元から東洋思想に興味があったのか…?全然調べられてないけど面白い、他の作品も読んでみたい。
October 9, 2025 at 12:19 PM
そんな中、噂のイリミアーシュだけはちゃっかり帽子を被り込んでいる点が印象的だった。思えば、人はこの世界に生まれ落ち、最後は墓に落とされる。飛翔が許されるのは死後だけ。人生はその繰り返し。このような言及がそこかしこにありメモが止まらなかった。一番のヒントは医師が読んでいた本に書かれたハンガリーの地形の変遷か。地盤が沈下し水が大量に流れ込んでは隆起し、を繰り返した場所らしい。隆起後の水は方々に散った他の村民も思い起こさせる。いずれにせよ一回読んだだけはうまく考えがまとまらないのでまた折を見て読みたい。蜘蛛の巣も気になるんだよなぁ。
October 9, 2025 at 12:18 PM
映画ではどうなのか分からないが、とにかく重力には誰も逆えない、という描写がそこかしこにあって圧倒された。この村ではあらゆる物が崩落するか、畳み込まれていく。鳥は飛び立たないし("birds that dived")、星も流れるのではなく落下する("shooting star"ではなく"falling star")。人が眠りに落ちる時、頭も、手にしたグラスも、涎も自然と下に落ちていく。タバコの煙くらい上昇してもいいくらいなのに、そのような描写は一切ない。そして極め付けは延々と降り注ぐ雨、雨、雨。疲れ切った村人が祈りを捧げようと天を仰いでも、雫が目に入り中断せざるを得ない。
October 9, 2025 at 12:18 PM
秋雨降り頻るハンガリーの寒村から唐突に物語が始まり、段落分けも背景描写も一切ないためにかなり心細かったが、周辺情報が得られ村人の顔と関係性がはっきりしていくうちに考察も捗り、気付けばこの物語のぬかるみに完全に「ハマって」いた。
October 9, 2025 at 12:17 PM
今まで読んだ氏の作品の中では割と好きな方かもしれない。
August 4, 2025 at 5:37 AM
冒頭、えげつない性暴力の話に心が折れかけたが、フィクションだと自身に言い聞かせる。読み進めれば殺人に次ぐ殺人、最初からエンジン全開で面白くない訳がない。やっぱ自分は密室殺人一件より連続殺人事件を扱った規模がデカいミステリーが好き!加えて32人殺しの因縁、隠された財宝、村の地下一帯に存在する鍾乳洞、といった舞台設定からして心が躍る。犯人の動機もシリーズ過去作品よりも納得出来るものだったので嬉しい。これぞ自分がイメージしていた金田一耕助作品!という感じで本当に面白かった!
June 3, 2025 at 3:04 AM
また、最後の見世物研究資料の項も参考になりそうなものが多くありがたい。昭和の見世物小屋に関して詳しく知りたい自分にとってはその後の足掛かりとなる、うってつけの一冊だった。

amzn.to/3FjQt4H
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amzn.to
May 27, 2025 at 3:33 AM