タイムトラベルを可能にするドアの発見と共に新設されたイギリスの「時間省」に勤務する主人公。彼女をはじめとする「ブリッジ」の主な担務は、過去から呼び寄せられた「時間難民」が現代に馴染めるよう生活を共にし、支援する事。本来は北極海探検航海途中に死ぬはずだったものの、「時間省」に召喚されたイギリス海軍士官の担当となった主人公だったが…。
amzn.to/48ocx9Y
タイムトラベルを可能にするドアの発見と共に新設されたイギリスの「時間省」に勤務する主人公。彼女をはじめとする「ブリッジ」の主な担務は、過去から呼び寄せられた「時間難民」が現代に馴染めるよう生活を共にし、支援する事。本来は北極海探検航海途中に死ぬはずだったものの、「時間省」に召喚されたイギリス海軍士官の担当となった主人公だったが…。
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昔のXアカウントから(4/2/21):
クラスナホルカイ・ラースロー『サタンタンゴ』読了。タル・ベーラ監督による7時間超映画の原作小説としても有名。そんなの見たら首と肩が爆発してしまうので本で読めて良かった。時代に取り残され、世間から見放された村に姿を現した男は、死者の内から蘇った救世主か、地獄の底へと誘う悪魔かー。
昔のXアカウントから(4/2/21):
クラスナホルカイ・ラースロー『サタンタンゴ』読了。タル・ベーラ監督による7時間超映画の原作小説としても有名。そんなの見たら首と肩が爆発してしまうので本で読めて良かった。時代に取り残され、世間から見放された村に姿を現した男は、死者の内から蘇った救世主か、地獄の底へと誘う悪魔かー。
同じく春陽文庫の本著に収録されていた「黄金の花びら」は、仏像の強盗を撃ち殺した際の状況を検証する短編。短いながらもドラマチックで好き。
同じく春陽文庫の本著に収録されていた「黄金の花びら」は、仏像の強盗を撃ち殺した際の状況を検証する短編。短いながらもドラマチックで好き。
「アレクサンドリア図書館、ネモ船長の図書室、ヒトラーの蔵書、ボルヘスの書棚……古今東西、現実と架空の〈書物の宇宙〉をめぐる旅。」
www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b66...
「アレクサンドリア図書館、ネモ船長の図書室、ヒトラーの蔵書、ボルヘスの書棚……古今東西、現実と架空の〈書物の宇宙〉をめぐる旅。」
www.hakusuisha.co.jp/smp/book/b66...
財宝目当ての村人達に殺された八人の落ち武者が眠る「八つ墓村」。その祟り故か、村人の首謀者だった田治見の家の者も後に発狂し、32人殺しに手を染め、失踪。神戸で育てられ、自身の生い立ちに関して一切知らされていなかったその息子は村へと呼び戻されるも、目の前で毒殺事件が発生し…。
財宝目当ての村人達に殺された八人の落ち武者が眠る「八つ墓村」。その祟り故か、村人の首謀者だった田治見の家の者も後に発狂し、32人殺しに手を染め、失踪。神戸で育てられ、自身の生い立ちに関して一切知らされていなかったその息子は村へと呼び戻されるも、目の前で毒殺事件が発生し…。
今やその存在も忘れられつつある見世物小屋に関する様々な文献をまとめた素晴らしい一冊。見世物小屋興行社の組織、「荷主」と「歩方」の役割、客を効率よく回転させるための舞台設計、呼び込みの種類、演目の種類や構成、切っても切れない障害者との関係、二人の画家によって描かれていた絵看板、中国・インド・スコットランドの見世物などなど。人間ポンプで知られる安田興行の舞台裏に光を当てたドキュメンタリーの書き起こしには、その後の業界の衰微も知っている身としてはウルっと来るものがあった。社会に馴染めなかった人々の受け皿として見世物小屋が機能していたことも窺える。
今やその存在も忘れられつつある見世物小屋に関する様々な文献をまとめた素晴らしい一冊。見世物小屋興行社の組織、「荷主」と「歩方」の役割、客を効率よく回転させるための舞台設計、呼び込みの種類、演目の種類や構成、切っても切れない障害者との関係、二人の画家によって描かれていた絵看板、中国・インド・スコットランドの見世物などなど。人間ポンプで知られる安田興行の舞台裏に光を当てたドキュメンタリーの書き起こしには、その後の業界の衰微も知っている身としてはウルっと来るものがあった。社会に馴染めなかった人々の受け皿として見世物小屋が機能していたことも窺える。
とにかく一家の「呪い」の設定が凝っていて、登場人物も全員一癖も二癖もある「濃さ」でかなり面白かった!!!今までの長編『本陣殺人事件』『獄門島』よりも妖しくて好きかもしれない。しかしいかんせん謎解きの部分で力が抜ける〜。
とにかく一家の「呪い」の設定が凝っていて、登場人物も全員一癖も二癖もある「濃さ」でかなり面白かった!!!今までの長編『本陣殺人事件』『獄門島』よりも妖しくて好きかもしれない。しかしいかんせん謎解きの部分で力が抜ける〜。
「殺人鬼」未解決の連続殺人事件が世間を騒がす中、怪しい義足の男に付き纏われている女性を助けた主人公。なんとその男は、女の復員後の夫だと言うが…。こういうクセのある登場人物の一人称視点の短編好きだな。最後の一捻りが好き。
「黒蘭姫」百貨店の宝石売り場で、顔を黒いヴェールで覆った女はその怪しい動きを見咎められるも…。割と納得感がある動機。
「殺人鬼」未解決の連続殺人事件が世間を騒がす中、怪しい義足の男に付き纏われている女性を助けた主人公。なんとその男は、女の復員後の夫だと言うが…。こういうクセのある登場人物の一人称視点の短編好きだな。最後の一捻りが好き。
「黒蘭姫」百貨店の宝石売り場で、顔を黒いヴェールで覆った女はその怪しい動きを見咎められるも…。割と納得感がある動機。
amzn.to/4lSaeRk
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