気になる国フィンランドの物語をもっと日本に広めたい!
『若く逝きしもの』『エジプト人シヌヘ』(上下巻)『奇跡のピアニスト 舘野泉』好評発売中📚
本と言葉とコーヒーが好き。
ここではみずいろブックスの歩みを綴っていきます。
書籍の詳細はHPにて↓
https://sites.google.com/mizuirobooks.com/home/書籍
ここに記しているみずいろブックスの歩みもnoteにまとめていく予定ですが、しばらくはここ先行で投稿していきます。
note.com/mizuirobooks
note.com/mizuirobooks...
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www.instagram.com/p/DMRigh4RhW...
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前回も読書会も長編小説も初めてという方もおられて和気あいあいのんびりした雰囲気でした。私やみずいろブックスさんが考えたこともない視点の質問もあって、なるほど〜!色んな方の感想に加え視界が広がった気がしました!読了できていなくてもあまり関係なかったかも。迷っている方がいらしたらぜひ。ぎりぎりに誰かがキャンセルもあり得るのでお問い合わせ下さい。
peatix.com/event/4341247
前回も読書会も長編小説も初めてという方もおられて和気あいあいのんびりした雰囲気でした。私やみずいろブックスさんが考えたこともない視点の質問もあって、なるほど〜!色んな方の感想に加え視界が広がった気がしました!読了できていなくてもあまり関係なかったかも。迷っている方がいらしたらぜひ。ぎりぎりに誰かがキャンセルもあり得るのでお問い合わせ下さい。
peatix.com/event/4341247
6月19日(木)20時〜22時 お申込みリンク。https://peatix.com/event/4341247
6月19日(木)20時〜22時 お申込みリンク。https://peatix.com/event/4341247
※両方とも3名ほど申込受付中!
一回目のは公開後すぐ一杯になったのですが、多分予定が出来たり、読書会までに読み終わらない…間に合わない…!という方がキャンセルされたかと思います。
個人的にはネタバレがいやでなければ最後まで読み終わってなくてもいいんじゃないかなという気もしています。
読書ガチ勢が多そうで怖い、と思っている方、そんなことはないので気軽にお申し込みください。無料だし。
• 5月18日(日)16時〜18時
peatix.com/event/432303...
※両方とも3名ほど申込受付中!
一回目のは公開後すぐ一杯になったのですが、多分予定が出来たり、読書会までに読み終わらない…間に合わない…!という方がキャンセルされたかと思います。
個人的にはネタバレがいやでなければ最後まで読み終わってなくてもいいんじゃないかなという気もしています。
読書ガチ勢が多そうで怖い、と思っている方、そんなことはないので気軽にお申し込みください。無料だし。
• 5月18日(日)16時〜18時
peatix.com/event/432303...
宜しければ移動中などにお聴き下さい。
#みずいろブックス
#フィンランド文学
#エジプト人シヌへ
podcasts.apple.com/fi/podcast/%...
宜しければ移動中などにお聴き下さい。
#みずいろブックス
#フィンランド文学
#エジプト人シヌへ
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『若く逝きしもの』⑤文字化け
無事に印刷を終えたので、一ページずつ改めてじっくり読みながらチェックしていきます。すると至る所でピンボケ発生!何をやっているんだ自分!またしてもやってしまいました。。
『若く逝きしもの』⑤文字化け
無事に印刷を終えたので、一ページずつ改めてじっくり読みながらチェックしていきます。すると至る所でピンボケ発生!何をやっているんだ自分!またしてもやってしまいました。。
権利関係も無事解決。ここまでは順調そうに見えますが、みなさんお気づきでしょうか?
そう、私はまだ底本を手に入れていません。
手元にないのにどうやって復刊しよう。
阿部知二さんの著作権使用を契約した私は、底本の入手は諦め、図書館で撮影することにしました。書籍を撮影するためには許可をいただく必要があります。
権利関係も無事解決。ここまでは順調そうに見えますが、みなさんお気づきでしょうか?
そう、私はまだ底本を手に入れていません。
手元にないのにどうやって復刊しよう。
阿部知二さんの著作権使用を契約した私は、底本の入手は諦め、図書館で撮影することにしました。書籍を撮影するためには許可をいただく必要があります。
まずは権利関係。
翻訳書の復刊は著者、翻訳者、出版社の確認が必要となります。
フランス・エーミル・シッランパーは1888年生まれ、1964年に亡くなっています。
著作権保護期間が没後50年から70年に変更になったのは2018年。それ以前に亡くなった著者の場合は没後50年が適用されるそう。(※もし何か出版をお考えの方がいらっしゃいましたら責任は取りかねますので必ずご自身でお調べくださいませ)
何回も何回も調べましたが、こういうことに関してビビりな私は、念のため権利のプロにもお伺いしました。
まずは権利関係。
翻訳書の復刊は著者、翻訳者、出版社の確認が必要となります。
フランス・エーミル・シッランパーは1888年生まれ、1964年に亡くなっています。
著作権保護期間が没後50年から70年に変更になったのは2018年。それ以前に亡くなった著者の場合は没後50年が適用されるそう。(※もし何か出版をお考えの方がいらっしゃいましたら責任は取りかねますので必ずご自身でお調べくださいませ)
何回も何回も調べましたが、こういうことに関してビビりな私は、念のため権利のプロにもお伺いしました。
受付に行って、予約していた筑摩書房の『若く逝きしもの』を受け取ります。
きれいな表紙。とても美しい本でした。
席についてページを開きます。
2段組。見慣れない漢字も使われている。
物語は少女シリヤの死から始まります。
結論が冒頭の一文で描かれ、彼女にどんなことがあったのか惹きつけられる。なにより奥ゆかしい日本語に新鮮さを感じました。
受付に行って、予約していた筑摩書房の『若く逝きしもの』を受け取ります。
きれいな表紙。とても美しい本でした。
席についてページを開きます。
2段組。見慣れない漢字も使われている。
物語は少女シリヤの死から始まります。
結論が冒頭の一文で描かれ、彼女にどんなことがあったのか惹きつけられる。なにより奥ゆかしい日本語に新鮮さを感じました。
『若く逝きしもの』①本を探す
紆余曲折ありながらも『エジプト人シヌヘ』の版権は無事に取得できました。
ここで『若く逝きしもの』の話をしたいと思います。
貴子さんと話を進めながら、私は『エジプト人シヌヘ』の前に一冊出したいと思っていました。そこで気になったのがフランス・エーミル・シッランパーの『若く逝きしもの』阿部知二訳の復刊。
色々な作品がある中で、ピアニスト舘野泉さんが2013年の朝日新聞で紹介しているということを知り、とても読んでみたくなりました。フィンランド唯一のノーベル文学賞作家であることも興味を惹かれた要因の一つです。
『若く逝きしもの』①本を探す
紆余曲折ありながらも『エジプト人シヌヘ』の版権は無事に取得できました。
ここで『若く逝きしもの』の話をしたいと思います。
貴子さんと話を進めながら、私は『エジプト人シヌヘ』の前に一冊出したいと思っていました。そこで気になったのがフランス・エーミル・シッランパーの『若く逝きしもの』阿部知二訳の復刊。
色々な作品がある中で、ピアニスト舘野泉さんが2013年の朝日新聞で紹介しているということを知り、とても読んでみたくなりました。フィンランド唯一のノーベル文学賞作家であることも興味を惹かれた要因の一つです。
ここに記しているみずいろブックスの歩みもnoteにまとめていく予定ですが、しばらくはここ先行で投稿していきます。
note.com/mizuirobooks
ここに記しているみずいろブックスの歩みもnoteにまとめていく予定ですが、しばらくはここ先行で投稿していきます。
note.com/mizuirobooks
本日1/4(土)22:00〜
X(旧Twitter)にてスペースを行います。
今年はシヌヘ刊行80周年!フィンランドでは特集号が出たりと盛り上がっているので、日本でも広めていきたい!
ぜひお気軽にご参加ください✨
とスペース雑談1時間弱やります。『エジプト人シヌへ』や作者ミカ・ヴァルタリに関するゆるーく気軽なやつです。出入り自由ですので宜しければ聴きにいらして下さい。青空でもできるようになったらいいな...
x.com/takakosuomes...
@mizuirobooks.bsky.social
本日1/4(土)22:00〜
X(旧Twitter)にてスペースを行います。
今年はシヌヘ刊行80周年!フィンランドでは特集号が出たりと盛り上がっているので、日本でも広めていきたい!
ぜひお気軽にご参加ください✨
今年もありがとうございました!物語ってやっぱり面白いし、自分の気持ちを救ってくれる存在であることはずっと変わりません。来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を〜🎍
今年もありがとうございました!物語ってやっぱり面白いし、自分の気持ちを救ってくれる存在であることはずっと変わりません。来年もどうぞよろしくお願いします。よいお年を〜🎍
渋谷の美術館は土日のみオープンの施設。
週明けの月曜日に当時館長の菊川匡さんがすぐにメールを送ってきてくださいました。
ありがたいことにお話を聞いていただけることに。打ち合わせの日取りが決まり、レジュメを持って再度古代エジプト美術館へ向かいます。
レジュメにはみずいろブックスや『エジプト人シヌヘ』について、スケジュール、関わる人たち、なぜ監修が必要なのか、どういう監修が必要なのか、等を拙いながら自分なりにまとめてみました。
渋谷の美術館は土日のみオープンの施設。
週明けの月曜日に当時館長の菊川匡さんがすぐにメールを送ってきてくださいました。
ありがたいことにお話を聞いていただけることに。打ち合わせの日取りが決まり、レジュメを持って再度古代エジプト美術館へ向かいます。
レジュメにはみずいろブックスや『エジプト人シヌヘ』について、スケジュール、関わる人たち、なぜ監修が必要なのか、どういう監修が必要なのか、等を拙いながら自分なりにまとめてみました。
雑居ビルの中に佇む異空間。
こじんまりとしたスペースのはずなのに、圧倒されるほどの充実した収蔵品。お、おもしろい。
エジプトといえば小さい頃、テレビ番組『世界・ふしぎ発見!』でミイラの謎とかピラミッドとかわくわくしながら観てたなぁと思い出しながら展示を楽しみます。
雑居ビルの中に佇む異空間。
こじんまりとしたスペースのはずなのに、圧倒されるほどの充実した収蔵品。お、おもしろい。
エジプトといえば小さい頃、テレビ番組『世界・ふしぎ発見!』でミイラの謎とかピラミッドとかわくわくしながら観てたなぁと思い出しながら展示を楽しみます。
代理店の方が上手に先方に伝えてくださり、版権は無事にOKをもらえました。
しかし人生はそんなに甘くありません。
ホッとしたのも束の間、なんと先方から要望があると言われたのです。
1つ目はフィンランド語がわかる人に訳文をチェックしてもらうこと
2つ目はエジプト考古学者に専門用語をチェックしてもらうこと
・・・一難去ってまた一難。
代理店の方が上手に先方に伝えてくださり、版権は無事にOKをもらえました。
しかし人生はそんなに甘くありません。
ホッとしたのも束の間、なんと先方から要望があると言われたのです。
1つ目はフィンランド語がわかる人に訳文をチェックしてもらうこと
2つ目はエジプト考古学者に専門用語をチェックしてもらうこと
・・・一難去ってまた一難。
『エジプト人シヌヘ』の話に戻ります。
やると決めたからには版権を抑えなければなりません。ずっと他社で出されなかったからおそらく大丈夫だろうと思いつつも、万が一版権が取られていたら、せっかくの覚悟も水の泡。
やると決めたからにはやりたい!
さっそく代理店に連絡することにしました。
『エジプト人シヌヘ』の話に戻ります。
やると決めたからには版権を抑えなければなりません。ずっと他社で出されなかったからおそらく大丈夫だろうと思いつつも、万が一版権が取られていたら、せっかくの覚悟も水の泡。
やると決めたからにはやりたい!
さっそく代理店に連絡することにしました。
さて、こうして翻訳者さんと出会うことができ、作品も決まってきました。並行して出版社の名前を考えます。
まず私は、自分の名前が一発変換で出てこないので、出版社の名前は簡単なのがいいなと思いました。社名はなにかと領収書やメールなどで相手にも書いていただくことが多いです。名前はスムーズに書ける方がみんな楽ちん、ノーストレス!(で、ですよね??)
さて、こうして翻訳者さんと出会うことができ、作品も決まってきました。並行して出版社の名前を考えます。
まず私は、自分の名前が一発変換で出てこないので、出版社の名前は簡単なのがいいなと思いました。社名はなにかと領収書やメールなどで相手にも書いていただくことが多いです。名前はスムーズに書ける方がみんな楽ちん、ノーストレス!(で、ですよね??)
このとき私の手元にあったのは英語版。
英語版の分厚さは、まあ長編だけれどよくある長さといえる範疇。まっくろな表紙とにらめっこすること数日……
このとき私の手元にあったのは英語版。
英語版の分厚さは、まあ長編だけれどよくある長さといえる範疇。まっくろな表紙とにらめっこすること数日……
貴子さんとメールをやり取りする中で、やりたい作品をお伺いしてみると、なんとミカ・ヴァルタリの『エジプト人シヌヘ』…とのお返事。あ、あの長編ですか?
偶然にも私も英語版を読んでいてめちゃくちゃ面白そうな雰囲気だったので、いつかやりたいなー、でも初心者には無理だなー、やるとしても何十年後かなーと思っていた作品……
えっ?どうする??せっかく知り合えた翻訳者さんがシヌヘって言ってる!どうする私!?
貴子さんとメールをやり取りする中で、やりたい作品をお伺いしてみると、なんとミカ・ヴァルタリの『エジプト人シヌヘ』…とのお返事。あ、あの長編ですか?
偶然にも私も英語版を読んでいてめちゃくちゃ面白そうな雰囲気だったので、いつかやりたいなー、でも初心者には無理だなー、やるとしても何十年後かなーと思っていた作品……
えっ?どうする??せっかく知り合えた翻訳者さんがシヌヘって言ってる!どうする私!?
セルボさんといえば、以前に『住んでみてわかった本当のフィンランド』を読んでいたので、超ドキドキしながら最初のメールを送りました。
「初めまして、これから出版社をやろうと思ってます!」
いやいや……我ながらツッコミどころ満載。ですが、貴子さんはとても優しく前向きなお返事をくださり、なんてなんて素敵な方なんだ!😭と胸が熱くなったのを覚えています。
セルボさんといえば、以前に『住んでみてわかった本当のフィンランド』を読んでいたので、超ドキドキしながら最初のメールを送りました。
「初めまして、これから出版社をやろうと思ってます!」
いやいや……我ながらツッコミどころ満載。ですが、貴子さんはとても優しく前向きなお返事をくださり、なんてなんて素敵な方なんだ!😭と胸が熱くなったのを覚えています。
遡ること2021年夏〜秋
フィンランドの本を出したい、とはいうものの、何のツテも縁もない。はてどうしよう。
この頃は独学でフィンランド語を学ぶことにも限界を感じていたので、通えそうなフィンランド語の講座に参加してみることにしました。
遡ること2021年夏〜秋
フィンランドの本を出したい、とはいうものの、何のツテも縁もない。はてどうしよう。
この頃は独学でフィンランド語を学ぶことにも限界を感じていたので、通えそうなフィンランド語の講座に参加してみることにしました。
元々映画が好きで、『かもめ食堂』をきっかけにフィンランドを知りました。街の雰囲気に惹かれてもっとこの国について知りたいと思い、映画を探し、アキ・カウリスマキにたどり着きます。他のヨーロッパ映画にはない独特の雰囲気、画面に広がる色彩、人物の表情や沈黙。すっかり魅入られてその時借りられた作品は全部観ました。
このときからフィンランドはずっと気になる特別な国になっていきました。
元々映画が好きで、『かもめ食堂』をきっかけにフィンランドを知りました。街の雰囲気に惹かれてもっとこの国について知りたいと思い、映画を探し、アキ・カウリスマキにたどり着きます。他のヨーロッパ映画にはない独特の雰囲気、画面に広がる色彩、人物の表情や沈黙。すっかり魅入られてその時借りられた作品は全部観ました。
このときからフィンランドはずっと気になる特別な国になっていきました。
みずいろブックスは一応ひとり出版社ということになります。が、それを言うのもおこがましいくらい色々な方の力を借りており、ひとりでやっているとはとても言えないので、あまり大々的には謳っておりません。ただわたわたしているのが常で色々回っていないので、更新返信遅めなことが多いです…
みずいろブックスは一応ひとり出版社ということになります。が、それを言うのもおこがましいくらい色々な方の力を借りており、ひとりでやっているとはとても言えないので、あまり大々的には謳っておりません。ただわたわたしているのが常で色々回っていないので、更新返信遅めなことが多いです…