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山上徹也の起こした事件は「個人が正規のルートで訴えても相手にされないから、SNSで炎上を起こして(非正規のルート)、それでやっと問題解決の道筋が開ける」というパターンのエクストリームなやつだと感じる。

山上はかなり追い詰められて犯行に及んでいるから、安易に時代の空気に呑まれてそうなったわけではないと思うけれども、結果的に近い構造を持ってしまっている。
December 5, 2025 at 4:54 AM
たまに気晴らしとしてジャーナリングをやっている。さっきもやってた。

やる前はめんどくさいのだが、いざ始めると止まらなくなる。ある思念を書きつけているうちに、別の思念が引きずり出されることが頻繁にあるから。

ずっと前にも試したことがあるが、記録することに抵抗があり、途中でやめた。ジャーナリングで大事なのは「思ったことをそのまま書く」ということで、しかしそれが記録されてしまうと、「いつか誰かに見られるのではないか」という雑念が湧き、それで書けなくなる。

ある時、「記録を前提にしなければいいんだ」と気づき、リーガルパッドに書くようになった。書いたら(好きなタイミングで)破って捨てればいいのだ。
December 2, 2025 at 3:40 AM
NHK ONEで「誇りうるもの 部落問題の100年」を見て思い出したのだが。

大阪にいた頃、朝5時までやってる銭湯によく行っていた。スーパー銭湯ではなく銭湯。つまり400円くらいの銭湯料金で入れる。1Fが受付、2Fがメイン浴場、3Fが別料金で入るサウナ、4Fが露天風呂というしっかりした施設なのに、銭湯料金。

夜更かしすると決まってそこに行くのだが、深夜2時3時になると人は少ない。最大でも5人くらい。俺しかいない日もざらにあった。風呂に浸かりながら堂々と歌えるのが良かった。

しかしよく考えると、そんなんで採算取れるわけはなく。あれは同和対策事業の一つだったのではないか。
December 1, 2025 at 11:28 AM
鹿と熊を食べてきた。

そう銘打たれたわけではないが、実質的な忘年会。どちらも脂身まで旨かった。熊肉は鍋にするとかなりの脂がスープに溶けていった。それで野菜を食う。

どんぐりを食べた熊のほうがしっかり脂が付くらしい。それで冬眠の準備ができて冬に入るのだと。
November 28, 2025 at 4:57 PM
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」の勝男の父親を見ていると、親戚のおじさんを思い出す。

家事育児のすべてを妻に任せてきたが、家庭内別居をすることになり、料理は自分でなんとかすることに。「なに食べてんの」と何度か聞いたことがあるが、ゆでる(そうめん・うどん・ラーメン等)以外の調理法を聞いたことがない。あとはスーパーの惣菜。

やることなさそうなので図書館の利用をすすめたが、「金がかかる」と言って行こうとしない。「無料だから」と言っても「そんなはずはない」の一点張り。

図書館のことはともかくとして、(九州の)団塊男性で何も作れない人って珍しくないんだろうな。
November 27, 2025 at 3:03 PM
突然、過去の出来事について「あれって実はこういうことだったのでは」と気づくことが時々ある。

昨夜寝る前にもそれが起こったのだが、落ち込むような内容で、朝起きてもしばらく「そっかあ……」と余韻を引きずっていた。
November 26, 2025 at 1:21 AM
2年前にやったトークイベントのお客さんで、「大切な人をうしなった悲しみからまだ抜け出せない」と語ってくれた女性がいた。

今年やったトークイベントにもその人が来てくれて、「あれから自分の体験を文章にまとめることにしました。今度の文フリで出そうと思います」と報告してくれた。おそらく文フリは初めて、どころか長い文章を書いて発表すること自体が初めてだろう。

自分のTLで「文フリ出ます」と告知する人はけっこう多いのだが、その人たちはだいたい知名度や実績があって、一定数のファンがついている。彼女の場合はどうだろうか。巨大化した今の文フリで良い体験ができただろうか。と、ちょっと心配になった。
November 25, 2025 at 2:08 PM
昨夜は4時まで起きていた。

ワークショップの情報を検索していたら、過去にそれに参加した人のブログが引っかかり、感想を読んでいた。働きながら進学したり資格を取ったりしたいと考えている女性で、ワークショップや講座に通ったりしながら、それに関連した協会や学会にも参加している。

真面目だなあ、と思いつつ読んでいたのだが、だいたいどのコミュニティも途中で抜けている。理由は決まって「追い出すように仕向けられた」的なこと。敵を作りやすい性格なのかとも思ったが、それなりに大きな学会の会長が、研究者でもない初心者の会員にそんなことをするかなと思った。対立以前に存在すら認識してないだろう。
November 24, 2025 at 2:25 AM
自分は今回参加しないのだけど、今日の文フリに参加してる人をツイッターで数えてみたら、フォローしてる人で24人もいた。寄稿だけで現場にいない人もいるが、それ除いても20人は超えてる。
November 23, 2025 at 2:04 AM
ザ・ノンフィクションで12浪38歳の早大生を見て思い出したが、友人に6浪したやつがいた。俺が就活するくらいの時期に、大学受験のため俺んちに泊まりにきたこともある。

毎年志望校が変わって、最終的には「映画監督になりたい」ということで芸大に合格したものの中退、先に卒業して地元に帰った彼女を追いかけて飛騨へ移住、「俺はもともと家具づくりに興味があった」と言い張り、木工の専門学校に入学。卒業後、地元で大工になり、その相手と家庭を築くこととなった。

多浪中、いつものようにスーパーファミコンで遊んでたら、父親が雄叫びを上げながらスーパーファミコンを踏み潰し、破片が庭まで飛んでいったと聞いた。
November 10, 2025 at 1:58 PM
親から聞いた話。

実家の町内会には「1組」「2組」みたいな区分けがあるらしい。パッと見、普通の区分けに見えるが、それは居住地でブロック分けしているわけではなく、昔からその土地に住んでいる人が1組、それ以外の新参者が2組ということらしい。うちの実家は数年前に引っ越してきたので2組。

公民館で琴の演奏会があったらしい。親はそういうのに興味があるので、「公民館には毎週行ってるのになぜ知らなかったんだろう」と思ったら、1組限定のイベントだったそうで。親が怒ってた。日本まだこんな感じなんだな。
November 6, 2025 at 10:41 AM
このところ運動や食事がうまく行っていて、体調もよい。

この状態がデフォルトになってしまえばかなり健康状態はよくなると思うのだが、過去をふりかえると、「さいきん調子がいいな」と思ったら「急に忙しくなる(トラブル含む)」「身体のどこかを痛める」「注意してるやつとは別枠の思わぬ病気になる」のような事態が生じて、それまでの流れがストップしてしまうことが多かった。なので、なにかが起こるんじゃないかと内心ビクビクしている。
October 30, 2025 at 3:19 PM
Reposted by maesan
普通に生きてる人に取り立てて明確な思想がなくてもいいと思うんだけど、「思想がない」ことになんか変な自信とか自負を抱いてる人はかなりやばめの「思想」の持ち主だと思っている。
October 27, 2025 at 1:54 AM
わけあって、昔の自分のツイートをチェックしているのだが、めちゃくちゃに仕事をしている。ライブに行ったり人と飲んだりもしょっちゅうしてる。自宅は寝に帰るだけみたいな時代。

ある日は、小沢健二のライブを見たあと、仕事の打ち合わせをして、焼肉を食べ、深夜に杉作さんと会って朝までおしゃべりをしていて、めちゃくちゃだと思った。たぶん小沢健二の印象が杉作さんで塗り替えられている。

朝の5時に「4時間の電話打ち合わせを終えた」という日もあって、若いからできたといえばそうなのだが、確実に健康を犠牲にしている感じが伝わってきて、ちょっとゾッとした。今もその感じでやってたら確実に入院してる。なんなら死んでる。
October 20, 2025 at 9:31 AM
今のていたらくにガッカリすればするほど、マンガっぽい絵の時代が恋しくなり、待ち受けにしてしまった。
October 8, 2025 at 8:44 AM
もう10年以上前になるけど、江口寿史は浅野いにおがマンガの背景をトレースで描いていることを批判していた。

なのに、いま本人は人物をトレースで描いている。ポージングだけトレースして顔がオリジナルだった場合はどうなるのか判別がつかないけど、炎上の発端となった写真については顔つきそのまんま。

年を取って一からイラスト描く気力がなく、もう面倒になったのだろうかと想像してしまう。それを無断でやったしまったのは、大御所の傲慢さ・迂闊さもあるだろうけど、かつて自分がトレース批判していた負い目もあったのかも、と想像している。
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October 5, 2025 at 8:53 AM
今さらだけどGPT-5、頭いいなあ。情報の整理・提示が的確なだけでなく、こっちの知らない用語まで出してくるし、質問から類推して「実はこういうことが聞きたいのでは?」と向こうから切り出してくるし、それを切り出すときの言い回しもうまいなあと感じてしまう。

中身のエンジンは都度バージョンアップしてるとはいえ、インターフェースは前とそんなに変化がないから、「一つの人格がどんどん頭良くなってる」みたいに錯覚して、「アルジャーノンに花束を」を読んだときの感覚がよみがえってくる。
October 3, 2025 at 3:02 AM
LINEで医者から母親の治療方針説明を聞いた。そのうち抗がん剤が効かなくなる、過去の治療経過からするとうちの母親はその時期がおそらく人より早くやってくる。なかなかね。
September 30, 2025 at 5:26 AM
Reposted by maesan
あとまあ移民に関しては生活保護叩きなんかとも繋がってる気はするんだよな。真っ当に生きてる日本人が苦しい生活を送っているのに、クズ共が国の支援にぶらさがってやりたい放題していやがる、というナラティブの1つっていうか。

現代日本社会においては、被害者意識を強烈に埋め込まれた人(いや実際凄い被害者だったりするんだけど)がたくさんいて、そういう人は「安全への脅威」や「国家への寄生」(公金チューチューとか)にとても強く反応するのだよな……。

たぶん「奪われる」ということに非常に敏感なのだと思う。
September 28, 2025 at 10:19 AM
2年前にやったイベントの質問コーナーで喪失体験を語ってくれた人が、次の文フリ(東京?)でその体験をつづったZINEを出します、と話してくれてうれしかったのだが、ほかにも俺の本を読んで喪失体験をつづったZINEを出した人がいると知った。うれしい波及効果。
September 26, 2025 at 9:42 AM
きのう見たイベントで、周囲の人間のことを文章に書くことについて、登壇者が「本人に許可を取ればOK、取らなければNGという二項対立で考えるべきではないと思う」と話していたのがかなり刺さった。

イニシャル表記しても絶対にその人だとバレる、バレたことでその人への評価がガラッと変わりうる、ということであれば許可は取るかなあ、くらいに思うのだが、考えてしまうのは「すでにこの世にいない人」についてのことで。

許可取りようがないのである。

近親者に許可を取るのはすぐ思いつくことだが、それは本人に許可取るのとはまったく別物である。その人の作品の著作権を親族が引き継ぐのとは次元が違う。
September 26, 2025 at 9:23 AM
たまにトークイベントやると楽しくて、「もっとしゃべる仕事増やしたいな」と思うのだけど、きっとそれは今までのトークイベントがすべて知ってる人が相手だったからうまくいったのであって、全然知らない人とやってたら借りてきた猫みたいになってた可能性はおおいにある。
September 15, 2025 at 2:48 PM
オンラインの補講を終えた。

これで夏の授業は全部終わり。よく頑張った。
September 9, 2025 at 4:56 AM
ふりかえり。

ある時期からブロスの特集にはまったくタッチしなくなり、そのへんから別媒体の仕事が増えていったのだけど、その時期はレギュラーで月に10本くらい書いていた。それぞれ取材や予習や作品視聴があることを考えると全然時間が足りないのだが、それに加えて編集仕事や単発の原稿もあり(多いときで合計15本くらい)、なんだか昼夜問わずずっと仕事してるなあ…という時期が数年続いた。

収入で困ることはなかったのだが、冷静に考えると「こんなに働いたのにこれだけか」という金額ではあったし、何より体力的に「このペースでずっと続けるのは無理だろうな」という感覚があった。減らさないといつか体壊すんじゃないかと。
September 5, 2025 at 3:47 PM
同業者みんなが話題にしてる「フリーランスライターのこれから問題」、自分にとっても無視できない切実な問題ではあるのだが、最近はこういったことに背を向けて別のことに夢中になっている。いいことか悪いことかはわかんない。
September 4, 2025 at 10:28 AM