山上はかなり追い詰められて犯行に及んでいるから、安易に時代の空気に呑まれてそうなったわけではないと思うけれども、結果的に近い構造を持ってしまっている。
山上はかなり追い詰められて犯行に及んでいるから、安易に時代の空気に呑まれてそうなったわけではないと思うけれども、結果的に近い構造を持ってしまっている。
やる前はめんどくさいのだが、いざ始めると止まらなくなる。ある思念を書きつけているうちに、別の思念が引きずり出されることが頻繁にあるから。
ずっと前にも試したことがあるが、記録することに抵抗があり、途中でやめた。ジャーナリングで大事なのは「思ったことをそのまま書く」ということで、しかしそれが記録されてしまうと、「いつか誰かに見られるのではないか」という雑念が湧き、それで書けなくなる。
ある時、「記録を前提にしなければいいんだ」と気づき、リーガルパッドに書くようになった。書いたら(好きなタイミングで)破って捨てればいいのだ。
やる前はめんどくさいのだが、いざ始めると止まらなくなる。ある思念を書きつけているうちに、別の思念が引きずり出されることが頻繁にあるから。
ずっと前にも試したことがあるが、記録することに抵抗があり、途中でやめた。ジャーナリングで大事なのは「思ったことをそのまま書く」ということで、しかしそれが記録されてしまうと、「いつか誰かに見られるのではないか」という雑念が湧き、それで書けなくなる。
ある時、「記録を前提にしなければいいんだ」と気づき、リーガルパッドに書くようになった。書いたら(好きなタイミングで)破って捨てればいいのだ。
大阪にいた頃、朝5時までやってる銭湯によく行っていた。スーパー銭湯ではなく銭湯。つまり400円くらいの銭湯料金で入れる。1Fが受付、2Fがメイン浴場、3Fが別料金で入るサウナ、4Fが露天風呂というしっかりした施設なのに、銭湯料金。
夜更かしすると決まってそこに行くのだが、深夜2時3時になると人は少ない。最大でも5人くらい。俺しかいない日もざらにあった。風呂に浸かりながら堂々と歌えるのが良かった。
しかしよく考えると、そんなんで採算取れるわけはなく。あれは同和対策事業の一つだったのではないか。
大阪にいた頃、朝5時までやってる銭湯によく行っていた。スーパー銭湯ではなく銭湯。つまり400円くらいの銭湯料金で入れる。1Fが受付、2Fがメイン浴場、3Fが別料金で入るサウナ、4Fが露天風呂というしっかりした施設なのに、銭湯料金。
夜更かしすると決まってそこに行くのだが、深夜2時3時になると人は少ない。最大でも5人くらい。俺しかいない日もざらにあった。風呂に浸かりながら堂々と歌えるのが良かった。
しかしよく考えると、そんなんで採算取れるわけはなく。あれは同和対策事業の一つだったのではないか。
そう銘打たれたわけではないが、実質的な忘年会。どちらも脂身まで旨かった。熊肉は鍋にするとかなりの脂がスープに溶けていった。それで野菜を食う。
どんぐりを食べた熊のほうがしっかり脂が付くらしい。それで冬眠の準備ができて冬に入るのだと。
そう銘打たれたわけではないが、実質的な忘年会。どちらも脂身まで旨かった。熊肉は鍋にするとかなりの脂がスープに溶けていった。それで野菜を食う。
どんぐりを食べた熊のほうがしっかり脂が付くらしい。それで冬眠の準備ができて冬に入るのだと。
家事育児のすべてを妻に任せてきたが、家庭内別居をすることになり、料理は自分でなんとかすることに。「なに食べてんの」と何度か聞いたことがあるが、ゆでる(そうめん・うどん・ラーメン等)以外の調理法を聞いたことがない。あとはスーパーの惣菜。
やることなさそうなので図書館の利用をすすめたが、「金がかかる」と言って行こうとしない。「無料だから」と言っても「そんなはずはない」の一点張り。
図書館のことはともかくとして、(九州の)団塊男性で何も作れない人って珍しくないんだろうな。
家事育児のすべてを妻に任せてきたが、家庭内別居をすることになり、料理は自分でなんとかすることに。「なに食べてんの」と何度か聞いたことがあるが、ゆでる(そうめん・うどん・ラーメン等)以外の調理法を聞いたことがない。あとはスーパーの惣菜。
やることなさそうなので図書館の利用をすすめたが、「金がかかる」と言って行こうとしない。「無料だから」と言っても「そんなはずはない」の一点張り。
図書館のことはともかくとして、(九州の)団塊男性で何も作れない人って珍しくないんだろうな。
昨夜寝る前にもそれが起こったのだが、落ち込むような内容で、朝起きてもしばらく「そっかあ……」と余韻を引きずっていた。
昨夜寝る前にもそれが起こったのだが、落ち込むような内容で、朝起きてもしばらく「そっかあ……」と余韻を引きずっていた。
今年やったトークイベントにもその人が来てくれて、「あれから自分の体験を文章にまとめることにしました。今度の文フリで出そうと思います」と報告してくれた。おそらく文フリは初めて、どころか長い文章を書いて発表すること自体が初めてだろう。
自分のTLで「文フリ出ます」と告知する人はけっこう多いのだが、その人たちはだいたい知名度や実績があって、一定数のファンがついている。彼女の場合はどうだろうか。巨大化した今の文フリで良い体験ができただろうか。と、ちょっと心配になった。
今年やったトークイベントにもその人が来てくれて、「あれから自分の体験を文章にまとめることにしました。今度の文フリで出そうと思います」と報告してくれた。おそらく文フリは初めて、どころか長い文章を書いて発表すること自体が初めてだろう。
自分のTLで「文フリ出ます」と告知する人はけっこう多いのだが、その人たちはだいたい知名度や実績があって、一定数のファンがついている。彼女の場合はどうだろうか。巨大化した今の文フリで良い体験ができただろうか。と、ちょっと心配になった。
ワークショップの情報を検索していたら、過去にそれに参加した人のブログが引っかかり、感想を読んでいた。働きながら進学したり資格を取ったりしたいと考えている女性で、ワークショップや講座に通ったりしながら、それに関連した協会や学会にも参加している。
真面目だなあ、と思いつつ読んでいたのだが、だいたいどのコミュニティも途中で抜けている。理由は決まって「追い出すように仕向けられた」的なこと。敵を作りやすい性格なのかとも思ったが、それなりに大きな学会の会長が、研究者でもない初心者の会員にそんなことをするかなと思った。対立以前に存在すら認識してないだろう。
ワークショップの情報を検索していたら、過去にそれに参加した人のブログが引っかかり、感想を読んでいた。働きながら進学したり資格を取ったりしたいと考えている女性で、ワークショップや講座に通ったりしながら、それに関連した協会や学会にも参加している。
真面目だなあ、と思いつつ読んでいたのだが、だいたいどのコミュニティも途中で抜けている。理由は決まって「追い出すように仕向けられた」的なこと。敵を作りやすい性格なのかとも思ったが、それなりに大きな学会の会長が、研究者でもない初心者の会員にそんなことをするかなと思った。対立以前に存在すら認識してないだろう。
毎年志望校が変わって、最終的には「映画監督になりたい」ということで芸大に合格したものの中退、先に卒業して地元に帰った彼女を追いかけて飛騨へ移住、「俺はもともと家具づくりに興味があった」と言い張り、木工の専門学校に入学。卒業後、地元で大工になり、その相手と家庭を築くこととなった。
多浪中、いつものようにスーパーファミコンで遊んでたら、父親が雄叫びを上げながらスーパーファミコンを踏み潰し、破片が庭まで飛んでいったと聞いた。
毎年志望校が変わって、最終的には「映画監督になりたい」ということで芸大に合格したものの中退、先に卒業して地元に帰った彼女を追いかけて飛騨へ移住、「俺はもともと家具づくりに興味があった」と言い張り、木工の専門学校に入学。卒業後、地元で大工になり、その相手と家庭を築くこととなった。
多浪中、いつものようにスーパーファミコンで遊んでたら、父親が雄叫びを上げながらスーパーファミコンを踏み潰し、破片が庭まで飛んでいったと聞いた。
実家の町内会には「1組」「2組」みたいな区分けがあるらしい。パッと見、普通の区分けに見えるが、それは居住地でブロック分けしているわけではなく、昔からその土地に住んでいる人が1組、それ以外の新参者が2組ということらしい。うちの実家は数年前に引っ越してきたので2組。
公民館で琴の演奏会があったらしい。親はそういうのに興味があるので、「公民館には毎週行ってるのになぜ知らなかったんだろう」と思ったら、1組限定のイベントだったそうで。親が怒ってた。日本まだこんな感じなんだな。
実家の町内会には「1組」「2組」みたいな区分けがあるらしい。パッと見、普通の区分けに見えるが、それは居住地でブロック分けしているわけではなく、昔からその土地に住んでいる人が1組、それ以外の新参者が2組ということらしい。うちの実家は数年前に引っ越してきたので2組。
公民館で琴の演奏会があったらしい。親はそういうのに興味があるので、「公民館には毎週行ってるのになぜ知らなかったんだろう」と思ったら、1組限定のイベントだったそうで。親が怒ってた。日本まだこんな感じなんだな。
この状態がデフォルトになってしまえばかなり健康状態はよくなると思うのだが、過去をふりかえると、「さいきん調子がいいな」と思ったら「急に忙しくなる(トラブル含む)」「身体のどこかを痛める」「注意してるやつとは別枠の思わぬ病気になる」のような事態が生じて、それまでの流れがストップしてしまうことが多かった。なので、なにかが起こるんじゃないかと内心ビクビクしている。
この状態がデフォルトになってしまえばかなり健康状態はよくなると思うのだが、過去をふりかえると、「さいきん調子がいいな」と思ったら「急に忙しくなる(トラブル含む)」「身体のどこかを痛める」「注意してるやつとは別枠の思わぬ病気になる」のような事態が生じて、それまでの流れがストップしてしまうことが多かった。なので、なにかが起こるんじゃないかと内心ビクビクしている。
ある日は、小沢健二のライブを見たあと、仕事の打ち合わせをして、焼肉を食べ、深夜に杉作さんと会って朝までおしゃべりをしていて、めちゃくちゃだと思った。たぶん小沢健二の印象が杉作さんで塗り替えられている。
朝の5時に「4時間の電話打ち合わせを終えた」という日もあって、若いからできたといえばそうなのだが、確実に健康を犠牲にしている感じが伝わってきて、ちょっとゾッとした。今もその感じでやってたら確実に入院してる。なんなら死んでる。
ある日は、小沢健二のライブを見たあと、仕事の打ち合わせをして、焼肉を食べ、深夜に杉作さんと会って朝までおしゃべりをしていて、めちゃくちゃだと思った。たぶん小沢健二の印象が杉作さんで塗り替えられている。
朝の5時に「4時間の電話打ち合わせを終えた」という日もあって、若いからできたといえばそうなのだが、確実に健康を犠牲にしている感じが伝わってきて、ちょっとゾッとした。今もその感じでやってたら確実に入院してる。なんなら死んでる。
なのに、いま本人は人物をトレースで描いている。ポージングだけトレースして顔がオリジナルだった場合はどうなるのか判別がつかないけど、炎上の発端となった写真については顔つきそのまんま。
年を取って一からイラスト描く気力がなく、もう面倒になったのだろうかと想像してしまう。それを無断でやったしまったのは、大御所の傲慢さ・迂闊さもあるだろうけど、かつて自分がトレース批判していた負い目もあったのかも、と想像している。
なのに、いま本人は人物をトレースで描いている。ポージングだけトレースして顔がオリジナルだった場合はどうなるのか判別がつかないけど、炎上の発端となった写真については顔つきそのまんま。
年を取って一からイラスト描く気力がなく、もう面倒になったのだろうかと想像してしまう。それを無断でやったしまったのは、大御所の傲慢さ・迂闊さもあるだろうけど、かつて自分がトレース批判していた負い目もあったのかも、と想像している。
中身のエンジンは都度バージョンアップしてるとはいえ、インターフェースは前とそんなに変化がないから、「一つの人格がどんどん頭良くなってる」みたいに錯覚して、「アルジャーノンに花束を」を読んだときの感覚がよみがえってくる。
中身のエンジンは都度バージョンアップしてるとはいえ、インターフェースは前とそんなに変化がないから、「一つの人格がどんどん頭良くなってる」みたいに錯覚して、「アルジャーノンに花束を」を読んだときの感覚がよみがえってくる。
現代日本社会においては、被害者意識を強烈に埋め込まれた人(いや実際凄い被害者だったりするんだけど)がたくさんいて、そういう人は「安全への脅威」や「国家への寄生」(公金チューチューとか)にとても強く反応するのだよな……。
たぶん「奪われる」ということに非常に敏感なのだと思う。
現代日本社会においては、被害者意識を強烈に埋め込まれた人(いや実際凄い被害者だったりするんだけど)がたくさんいて、そういう人は「安全への脅威」や「国家への寄生」(公金チューチューとか)にとても強く反応するのだよな……。
たぶん「奪われる」ということに非常に敏感なのだと思う。
イニシャル表記しても絶対にその人だとバレる、バレたことでその人への評価がガラッと変わりうる、ということであれば許可は取るかなあ、くらいに思うのだが、考えてしまうのは「すでにこの世にいない人」についてのことで。
許可取りようがないのである。
近親者に許可を取るのはすぐ思いつくことだが、それは本人に許可取るのとはまったく別物である。その人の作品の著作権を親族が引き継ぐのとは次元が違う。
イニシャル表記しても絶対にその人だとバレる、バレたことでその人への評価がガラッと変わりうる、ということであれば許可は取るかなあ、くらいに思うのだが、考えてしまうのは「すでにこの世にいない人」についてのことで。
許可取りようがないのである。
近親者に許可を取るのはすぐ思いつくことだが、それは本人に許可取るのとはまったく別物である。その人の作品の著作権を親族が引き継ぐのとは次元が違う。
これで夏の授業は全部終わり。よく頑張った。
これで夏の授業は全部終わり。よく頑張った。
ある時期からブロスの特集にはまったくタッチしなくなり、そのへんから別媒体の仕事が増えていったのだけど、その時期はレギュラーで月に10本くらい書いていた。それぞれ取材や予習や作品視聴があることを考えると全然時間が足りないのだが、それに加えて編集仕事や単発の原稿もあり(多いときで合計15本くらい)、なんだか昼夜問わずずっと仕事してるなあ…という時期が数年続いた。
収入で困ることはなかったのだが、冷静に考えると「こんなに働いたのにこれだけか」という金額ではあったし、何より体力的に「このペースでずっと続けるのは無理だろうな」という感覚があった。減らさないといつか体壊すんじゃないかと。
ある時期からブロスの特集にはまったくタッチしなくなり、そのへんから別媒体の仕事が増えていったのだけど、その時期はレギュラーで月に10本くらい書いていた。それぞれ取材や予習や作品視聴があることを考えると全然時間が足りないのだが、それに加えて編集仕事や単発の原稿もあり(多いときで合計15本くらい)、なんだか昼夜問わずずっと仕事してるなあ…という時期が数年続いた。
収入で困ることはなかったのだが、冷静に考えると「こんなに働いたのにこれだけか」という金額ではあったし、何より体力的に「このペースでずっと続けるのは無理だろうな」という感覚があった。減らさないといつか体壊すんじゃないかと。