のざわよしのり
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mad-yn.bsky.social
のざわよしのり
@mad-yn.bsky.social
ライターです。寄稿・編著に「スーパーロボット画報」 「怪獣とヒーローを創った男たち」 「ウルトラマン大辞典」他 ■制作協力CD『ルパン三世 PART6』他 ■Blu-ray『デビルマン OVA』 『健全ロボ ダイミダラー』 『ど根性ガエル』等々。
■監督、声優、俳優インタビューも色々と。
職歴などはnoteにまとめています。→ https://note.com/nozawa_no_note/n/n4f13b81ec490
来年1月16日公開の『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』を試写で鑑賞。『シンデレラ』の意地悪な継母とその娘たちを主人公にしたホラー映画なんだけど、この映画では”シンデレラ”ことアグネスも王子も、決して善良な人ではなく、アグネスの義理の姉にして本作の主人公エルヴィアも見方によっては可哀想な女性に描いてる点が面白い。貶されてナンボの厳しいロッテントマトで支持率96%というのも頷ける。デミ・ムーア主演で話題になった『サブスタンス』同様、美への飽くなき執着がホラーに転じる皮肉な物語。
いやもう、メッチャ痛そうな場面が出て来るのでR15+指定なんだけど、これはお薦め。
November 22, 2025 at 1:46 PM
昨日夕方は、有楽町マルイで「ガメラEXPO」の内覧会を見てきた(正式な開催は本日より)。
2015年に”ガメラ復活”と宣伝されたKADOKAWA版『GAMERA』の雛形展示が見もので(写真)、石井克人監督が進めていた4分ほどのプロモーション用映像も上映している。平成ガメラシリーズの関係者も内覧会に多数いらっしゃっていた。百貨店内で開催されるイベントは、壁のパネル展示に申し訳程度の当時のグッズをちょいと並べただけで「え、これで有料イベントですか!?」と驚かされる催事も多々あるのだが、「ガメラEXPO」は現存する撮影用プロップを製作年代順に展示して充分に見応えがあった。怪獣ファンにお薦めです。
November 22, 2025 at 4:55 AM
本日10月31日から公開のキングレコード配給『ロードゲーム』。試写で拝見したのですがメッチャ面白い!!
長距離トラック運転手が、冷凍の食肉用豚肉の配達を請け負うのだが、女性がバラバラにされる猟奇殺人の犯人を目撃してしまい、そいつの乗るライトバン(キービジュアルの車)にずっと追われるスリラー。ジョン・カーペンター作品に出まくっていた頃の80年代のジェミー・リー・カーティスが若々しい、1981年製作のオーストラリア映画で、何と日本初公開。輸入版で見てる人もいるかもしれない名作だけど、是非この機会に観て戴きたい傑作。
October 31, 2025 at 2:18 AM
新作映画にスクリーンを押されて上映回数が減ってきたため、慌てて『ザ・モンキー』を観てきた。ホラーではあるのだが、ブラックユーモアの文脈でポンポン人体が破裂するので景気が良い映画。結局、お猿さんの出自も呪いの謎も分からないまま終わるんだけど、まぁそういうものと割り切ればヨシ!
しかしこの猿の玩具って、(『トイ・ストーリー』シリーズでもそうだったが)何となく不快というかムカつく存在感を放ってるよね…
October 12, 2025 at 4:07 AM
昨晩は11月21日公開の邦画『ヒグマ!!』の試写へ。
大学進学が決まったばかりの主人公(鈴木福)の父親が、詐欺に遭って自死してしまう。主人公は金策のため闇バイトに手を染めるが、山中で危険な作業をやらされている最中に巨大ヒグマの襲撃を受け……。ヒグマは別撮りの動物の熊を編集で挟み込むとか、平板なCGモデルで茶を濁すなどと姑息なことをせず、造型物で堂々と見せる漢気が気に入った。ちょっとクリーチャーっぽくもあり、人間をムシャムシャ喰ってる感じも出ている。福くんは子役時代から育ちが良さげな外見なので、こういう大人しそうな男がビクビク闇バイトやっている所もリアルで楽しい。低予算なりに頑張っている。
October 8, 2025 at 2:42 PM
11月21日公開の『ドミニク 孤高の反逆者』も試写で鑑賞。暗殺の訓練を受けた女アサシンが、麻薬組織と癒着した悪徳警察が牛耳るコロンビアの町で孤軍奮闘する。映倫でR15指定を喰らっただけあって惨殺場面は容赦なく、ハリウッド映画には無いパワーを感じる(アメリカとコロンビア合作)。本作を配給する映画会社の担当が広江礼威作品の読者だったそうで「えっ、これ『BLACK LAGOON』じゃん!」と同僚に熱く語り、予告編のナレーターに豊口めぐみ嬢を起用したという熱の入れよう。シュワの『コマンドー』みたいなワンマン・アーミー物だが、主人公ドミニクの”熱いハートに鋼のボディ”の魅力で100分魅せてくれる。
October 7, 2025 at 3:39 AM
10月17日より公開の『KIDS/キッズ』を試写で。もともとは1995年公開の旧作だが、ようやくの日本公開。主演のクロエ・セヴィニーは新人で若々しい。脚本担当の19歳のハーモニー・コリンと当時交際していたので映画に出たという泣ける動機。90年代中期~後半はエイズウィルスが世界を騒がせていた時代で、この映画も万引きと麻薬とセックスに明け暮れるキッズ連中に、HIVの影を落とす内容だ。クロエ演じる主人公は処女だが、言葉巧みに乗せられて不良の男と初めてのセックスを体験するものの、なんとたった1度の性交によってHIVに感染してしまう。そこから転がる物語。内容が内容なのでR-18の成人指定。
October 7, 2025 at 3:29 AM
ここ一週間ほど仕事と実家で多忙だったため、昨日は映画鑑賞日に充てた。『劇場版 チェーンソーマン レゼ篇』も公開2週目に遅れて観に行った。客が少なそうな平日を狙ったのに、そこそこ観客がいてヒットの勢いを感じる。それにしても先週土曜日から配布開始した入場特典が、月曜の午前中には無くなっているって、どれだけ当たっているのか。
割と客席はスカスカでどこでも選び放題の中、敢えてスクリーンのセンターを外して人が選ばなそうな指定席を取ったにも関わらず、隣にぴったりくっついて2人連れが座ってきたのに閉口した。これがトナラー(ガラガラの席で誰かの隣に来たがる人を指す俗語)か…。空席なんざいくらでもあろうに阿呆。
October 7, 2025 at 3:15 AM
劇場版『 #ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』の内覧試写で、東映の新社屋の試写室へ。いやぁビックリした。ロビーが広くて綺麗だ!
本編の方はちゃんと”映画で取り組むべきスケールの話”をやっており、歌と笑いと感動も一杯。ほら、TVスペシャル相応の作りです…みたいな劇場アニメもありますやん…。山田たえが、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の葛城ミサトそっくりの声で流暢に喋り、主役を務めるが、他のキャラの見せ場もちゃんとある。さくらとたえちゃんの永遠の友情に涙々。ファン向け映画に徹した分、サービスたっぷりで満足度が高い。試写室を出たら宣伝部女史に呼び止められ、感想など話ながら退出。
August 4, 2025 at 1:28 PM
6月上旬に1回目、6月末から7月にかけて2回目の手術と入院したら、流石にダメージ大きかったのか、なかなか術前のコンディションに戻らない。病院食が思ったよりも美味しかったのだけが救いだが、男性入院患者へのプライバシー軽視が酷い所だったので、退院時にアンケートを求められた時に「プライバシー配慮」という項は、とても酷いにマルをつけた。
July 11, 2025 at 1:15 AM
子どもの手のひらサイズのホッケと、冷たいブロッコリーをおかずに、ご飯一膳を食すのも、なかなかに難しい。汁物と白米がやや暖かいのが救いだが。
同室の爺さん3人は夜中に大イビキをかいて、こっちは一睡もできないっつーのに、朝の巡回の先生に爺さんたちは「いや~、夜はあんまり眠れなくて」などと申していて、ちょっと頃してやりたくなりましたわ。
June 13, 2025 at 11:46 AM
松本零士さんがコミックス『機械化人都市(マシンナーズ・シティ)』表紙用に描いた彩色原画がヤフオクに出ているのだが、こういう物は零時社に返却した方が世のためじゃないかな~。
70~80年代は漫画原稿が杜撰に扱われたと出版関係の人々から聞くが、出版社が返却しないのかな? まんだらけなどで販売されている生原稿なども、本来はご本人のプロダクションに返却するのが筋だと思うのだがな。一般人が死蔵しても、その人が亡くなったら家族が処分するんだし。
auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p...
May 24, 2025 at 5:38 AM
「AlongWalker」という名で、アカウントを10個以上も作ってる業者らしきものが自分のところに現われた。調べてみたら”こいつらをブロックしておけ”と注意喚起している海外ユーザーがいた…。ブルスカも、イーロン帝国みたいに酷い奴が入ってきたなぁ。
May 21, 2025 at 6:01 AM
5/2公開の『 #サンダーボルツ 』試写。
意外にも面白かった。マーベル作品は過去のシリーズに紐づけた複雑な人物設定が多く、イチゲンさんに優しくなかった。本作はその辺への反省からか、初見客を置いてきぼりにする構成になっていない。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『ブラック・ウィドウ』からの引用が割と多めだが、それら2作を観てない人でもまぁまぁ大丈夫である。
要は落ちこぼれたちが、本物の市民のヒーローになって行く、”負け犬の成り上がり劇”なので素直に熱い。過去作の予習を強いるマーベル疲れで、シリーズから離脱しちゃった人が観るには丁度良いと思います。
April 24, 2025 at 4:07 PM
『ダイザーU』の大介は、オリジナルの『グレンダイザー』の大介と同じ、目の下に永井豪キャラお得意の”目バリ”を付けているのだけど、キャラデザの人が妙な形にしているため、おそらく海外の作画スタジオはあれが目力を強調する”目バリ”と認識できず、「目の下に黒い逆三角形を記号的に付けた」だけだったのではなかろうか。ずっと観ていて違和感があった。
April 17, 2025 at 2:19 AM
昨日、おもちゃビジネスフェア2025に出かけて色々なメーカーの新製品を見て周った。『グレンダイザーU』も新商品が展示されていて、ちょっと驚いた(今ごろ売れるのか? という意味で)。ダイザーUといえばコミカライズが「作者の体調不良で休載」と発表されてから、もう半年経つ。TVシリーズが既に終わって、タイアップや宣伝の意味合いもなくなったし、作者のモチベーションが切れてしまったのかなぁ。いずれにしても映像作品のコミカライズが未完のまま半年中断という点で再開は難しいと思う。コミカライズって色々と大変だ。
April 17, 2025 at 2:00 AM
最終日に渋谷の宇宙戦艦ヤマト展に滑り込み。平日に融通が効く無職マンで良かった。それほど混雑もせず悠々と見られた。7階の展示物はほぼ全てテレビ第1作の製作過程の資料。2階はレコード、プラモデルなど80年代のシリーズを俯瞰した総花的な展示。
”ユキのネグリジェ(ラフ)”と書かれた、パンツと乳スケスケの卑猥な絵は、サインは無いが松本御大の絵だろー・松本零士エロ漫画ソムリエの俺の目は誤魔化せない。 しかし森さんは地球を救う大航海に、なぜこんないやらしい寝巻を持ち込んだのか、この格好で廊下に出てくるのか。男性乗組員をムラムラさせるだけと思うのだが。
March 31, 2025 at 2:44 PM
仕事が一区切りしたので、ようやく『アルドノア・ゼロ(Re+)』を滑り込みで鑑賞。2クール分のドラマを100分弱に圧縮し、新作の後日譚『雨の断章』を最後にくっつけた構成。この新作パートの映画公開のために、「これまでのお話」として総集編を前に付けたような気がする。
総集編パートは、当時テレビシリーズを観ていた自分ですらビックリするほど凄いスピードで話が流れて行く分、コンテ、演出を監督のあおいきえいさん自身が手がけた新作部分はしっとりと落ち着いた、後味の良いエピソードだった。大きなスクリーンで観て、改めてTROYCAのアニメの隙のない作り方に感心した次第。
March 30, 2025 at 12:16 PM
3月8日から、吉祥寺ギャラリーゼノンで開催される麻宮騎亜さんのメカニクス原画展『黒鋼』。内覧会に御呼ばれして見てきました。他の来場者が写り込まないタイミングで撮ったら、むしろ無人のギャラリーみたいになったけど、実際は麻宮さんの知り合いの業界関係者で賑わっております。
リメイク版宇宙戦艦ヤマトや、ノイエ銀英伝など近作の他、超電磁マシーン ボルテスV、DETONATORオーガン、サイレントメビウス、Xボンバーなど様々な作品の原画が一杯。懐かしのレーザーディスク用ジャケ画もあるでよ。
March 7, 2025 at 12:40 PM
しばらく前にスカパー!さんの原稿仕事のために、日テレの名プロデューサー岡田晋吉の著書を読み直した。松田優作が暴力事件を起こして芸能界を干されていた頃、気の毒に思った岡田Pが、自分が立ち上げた『大都会』パート2の現場に優作を預けようと、裕次郎と渡に相談したところ、漢気に溢れた渡は「分かりました、ウチで預かります。奴には絶対に暴力は振るわせません。喧嘩なら俺の方が強いですから」とだけ言ったとか。渡哲也なら言いそうだよな~コレ。
March 4, 2025 at 1:37 PM
日テレの『大都会』シリーズを集中的に見直したのだが、第1作『大都会 闘いの日々』は序盤からメインキャラクターが暴力団に強姦される描写があって、今のゴールデンタイムのドラマじゃ出来ないよな~などと思ったり。脚本が倉本聰なので、犯罪に巻き込まれる人の悲劇がメインであり、シビアで暗い人間ドラマ。よく出来ているけど、視聴率が取れなかったというのも分かる。黒岩(渡哲也)の妹役で出演している仁科明子がメッチャ可愛い。
渡哲也はこの暗くシリアスな第1作が大好きだそうで、アクション面を強化して次第に派手になって行った『大都会 PARTⅡ』、『~PARTⅢ』の方が人気が高いということに心中複雑だったとか。
March 4, 2025 at 1:21 PM
完全新作映画『ベルサイユのばら』を観てきた。少女漫画で多用される両目が真っ白になって顔にタテ線が出るショック表情は、静止画だからやれる表現で、あれはアニメでやっちまうとギャグになりますよ(劇中、シリアルな場面で2回ほど出てくる)。
単行本10巻に及ぶ大長編を113分に圧縮するため、ミュージックビデオ風の演出で挿入歌と無言のキャラ芝居を流して2~3年の歳月経過を表わす。こんな調子で歌と音楽をガンガン流すので、かつての長浜&出崎版テレビアニメを知る世代としちゃ、「そッ、そう来たか―」な驚きに満ちておりました。オスカルの生き様にドラマを絞った分、原作が持つ群像劇の面白さは無くなっている。
February 28, 2025 at 12:42 PM
KADOKAWAは、来客がトイレに行くためには受付で名刺サイズのセキュリティカードを受け取らないと、トイレに繋がっているゲートを通れない! ゲートの前には監視のガードメンが立っている。昔はゲートなんかなくて、普通にトイレにフラッと行けたんだけどね~。窮屈になったな。
February 13, 2025 at 1:43 PM
KADOKAWAに向かう途中の歩道にある、「カット1500円」とシールを貼って値段を表わしているお店が毎回気になっている。営業しているのか、廃屋なのか。引き戸をうっかり開けて「へい、ラッシャイ!」とか言われたら怖いので、中も伺えない。
February 13, 2025 at 1:36 PM
ボチボチ花粉症の人が困る季節になるらしいです。
それから予約していた『キャプテン・アース』のメモリアルBOX、届きましたぜ!!
10年たってもハナちゃんLOVE!
January 31, 2025 at 3:03 AM