中島駆
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中島駆
@kakerunakaji.bsky.social
アマゾン・ジャパンのオープン時(2000年)より四年ほどエディターレビュアーを務めてました。以降、真山仁先生『ハゲタカII』旧版、福井晴敏先生『機動戦士ガンダムUC』、薬丸岳先生『闇の底』などの文庫解説の執筆等、書評ライターとして活動。現在は本好きな隠居。ボドゲも好きな58才。
GW中に買った(買い直した)本たち。『エリアーデ世界宗教事典』は、「100分de名著」『ねじまき鳥クロニクル』の回で、沼野先生がエリアーデの「ヒエロファニー」というキーワードを出していたので、再勉強の意味で(『世界宗教史』は全巻持ってる)。エリアーデの小説『マイトレイ』はいつか読書会で取りあげてみたいのよね。ホイジンガの『中世の秋』も、春樹さんの言う「世界の中世化」と関連付けて再読できるかもしれないかなと。 #村上春樹
May 6, 2025 at 6:12 AM
村田沙耶香『世界99』。さすが『コンビニ人間』の村田さん。「空っぽ」で身も蓋もない世界観を作りあげるのが巧い。「露悪的」というのもちょっと違う、グロテスクで気味の悪い世界に圧倒されている。「でもこれが現実世界ですよね!」っていう村田さんの声が聞こえてきそう。「イヤミス」ならぬ「イヤ純」。
May 1, 2025 at 2:52 AM
噂の国語便覧、大変面白い。僕が買ったのは数研出版の990円版。春樹さん見開き2Pで全小説作品紹介されてるし、大好きな中島敦に至っては4P費やされてますよこれ。500P超えでオールカラーでこのお値段。なんともお得🉐
April 21, 2025 at 7:26 AM
四月の海外文学読書会では、樋口一葉の『にごりえ』の現代語訳を読みました。先月の『たけくらべ』があまりに素晴らしかったので。読解には小森陽一先生の『樋口一葉、幸田露伴の代表作を読み直す』を参照させていただきました。その文体(擬古文)から近代以前の「古典」のように思われがちな一葉作品ですが、当時の読者にとってはリアリズムで描かれた、最先端の文学であったことがよくわかりました。 #読書会
April 19, 2025 at 7:57 AM
1960年代に誕生したというボドゲ『アクワイア』。某所にてずいぶんお安く出ていたのでついつい買ってしまった。ホテルの買収を繰り返しながら最もお金を稼いだプレイヤーが勝ちという不動産買収ゲームらしい。歴史もあるし評価も高そうだし、いい買い物をした予感。すぐにプレイしたいけどなかなかメンツが揃わないのが、ボドゲファンの辛いところです(笑)

#ボードゲーム #ボドゲ
February 15, 2025 at 3:42 AM
遅ればせながらようやくGQuuuuuuX観てきました。これでようやく私にもネタバレ投稿が見れる!見れるぞララァ。 #GQuuuuuuX
February 1, 2025 at 2:06 AM
田村隆平『COSMOS』。噂にたがわず面白かった。地球に暮らす異星人向けの保険調査員のお話。『メン・イン・ブラック』×『MASTERキートン』の要素を組み合わせつつ、ちょっとホロっと来るヒューマンドラマに仕上げてる。まだ第一巻しか読んでないけど展開が楽しみ。 #田村隆平 #COSMOS #コミック
January 30, 2025 at 12:30 AM
厩戸皇子の色気を萬斎さんが舞台でどのように表現されるのか楽しみ。原作は不朽の名作ですよね。手元の文庫版を読み返してみたくなりました。 #日出処の天子 #能狂言日出処の天子
January 24, 2025 at 7:39 AM
ジョギング中によく会うねこさん。

#Blueskyねこ部
January 22, 2025 at 8:59 AM
あてにならないgrokにグロッキーだわさ。
January 20, 2025 at 12:59 PM
ふたりの対談集が出るのか。ピケティはわりと素朴な理想主義者、一方のサンデルはわりと狡猾な現実主義者(あくまで個人的な感想ですw)。同じ「平等」という言葉を使っていても、両者には結構な差異があるのでその点は注意が必要に思う。ちょうどピケティの『平等についての小さな歴史』を読んでたところなので、この対談集も読んでみよう。>
『平等について、いま話したいこと』: 書籍- 早川書房オフィシャルサイト www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0005...
January 19, 2025 at 2:02 AM
ベンジャミン・ブラック『黒い瞳のブロンド』。『いにしえの光』(新潮クレスト・ブックス)などで知られるジョン・バンヴィルが別名義で書いた、チャンドラー『ロング・グッドバイ』の正統続編。登場人物一覧を見ると思わずニヤリとしてしまいますね。
January 18, 2025 at 6:11 AM
安堂ホセさん、納得の受賞でした。おめでとうございます!
January 16, 2025 at 12:49 AM
芥川賞候補作。竹中優子さんの「ダンス」、永方佑樹さんの「字滑り」。前者は九〇年代あたりから見かけるようになった「お仕事小説」。後者は、詩人によるいかにもな感じの、「ことば」にこだわった実験小説(?)。いずれも過去にどこかで読んだような既視感がある。新味に欠けるものでちょっと残念。
December 27, 2024 at 2:00 AM
昨日の読書会ではヘミングウェイの『老人と海』を読みました。その創作技法「氷山理論」に的を絞って考えてみたのですけど、うまく整理できたか自信はありません(笑) 「キリマンジャロの雪」や秋山晶『アメリカンマヨネーズストーリーズ』、永井龍男『青梅雨』などを参考にしてみました。 #読書会
December 20, 2024 at 3:08 AM
図書館にあったので借りてしまったポール・オースター『4321』。圧巻の800Pというのは知ってたけど、さらに二段組みなのね。これは返却期限までに読了できる気がしないので、やっぱ買います(笑) #新潮社 #ポール・オースター
December 19, 2024 at 12:24 AM