鷲谷花
hwashitani.bsky.social
鷲谷花
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日本映像文化史、映画学が専門です。著書『姫とホモソーシャル:半信半疑のフェミニズム映画批評』(青土社)。 翻訳『ワンダーウーマンの秘密の歴史』(ジル・ルポール著、青土社)。
瀬田貞二先生は翻訳・再話ばかりではなく、「宝石屑の輝きとレモンの雫をふりまく初山滋の絵本」とか、うろ覚えだけど、評論にも名文が多いのです。
November 15, 2025 at 10:21 PM
鏡に向かって慣れた手つきでクラバットを結ぶお芝居の朝美氏には、瀬田貞二先生に一筆書いていただきたい感じがあったなあ、と、ふと思い出します。トップスタアとして輝いてはいらっしゃるけれど、まばゆいギラテカではなく、なんというか、微細な粒子のキラキラが集まっている感じがこう。瀬田先生に学んで自分で書くべきか(←いや色気出さんと書くべきものを先に書くべき)
November 15, 2025 at 10:20 PM
松崎はいいところですね。「長八の宿」の宿にも行ってみたいと思いつつ、機を逸しつづけてしまいました。
November 15, 2025 at 3:57 AM
「仲代達矢か、皇太子か」には、「彼が男を愛することを後めたい気持なしに考えられる女達つまり性的に自由な女達に人気があるということです」というフレーズも出てきて、「男を愛する」主体をまず「彼が」と読んで、(1959年の時点でいわゆる「腐女子」目線?先鋭的だ)と刮目しかけ、おそらくは「男を愛することを後ろめたい気持なしに考えられる女達」に「彼」が「人気がある」ってことか、と考え直したのですが、「彼が男を愛することを、後ろめたい気持なしに考えられる女達」でも意味は問題なく通るように書いてある気もします。
November 11, 2025 at 4:12 AM
映画の一方の原作のつげ義春「ほんやら洞のべんさん」の目玉の描き方について書いた後に字数オーバーで削ったのですが、話芸にかけては「ほんやら洞のべんさん」と双璧のようにも思われる「長八の宿」の話はマクラに残しました。そこは譲れない、デーンさ。
November 7, 2025 at 11:11 PM
今号もご覧の通り豪華な執筆陣。『中央評論』は中央大学外の一般書店にはほとんど置いていないようですが、中央大学出版部直販で購入可能です。過去の映画特集号バックナンバーは品切れも多いため、手に入れる価値はあるかと。
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中央大学出版部 - 雑誌・紀要
総合・教養雑誌 中央評論 本誌は、大学が発行する唯一の総合教養雑誌であり、創刊以来70有余年を経て、ますます広い読者を経て注目を集めている。 日々生起する諸現象を追いかけるだけでなく、そのそこにうずくまる真実を凝視し、引き出して、今日の、明日の日本を、世界を考えようとする若々しい情熱に溢れている。 大学生をはじめ、教養豊かな真理の探究者を志向される人達に贈る! ※本誌は年間4回刊行の季刊誌で本体...
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November 1, 2025 at 9:29 AM
はがき文案と宛先の閣僚名簿を改訂し、本日25日日曜午後2時から2時間ほど、本と喫茶サッフォーで席をお借りしてはがき書き作業をする予定です。雨の寒い日となりましたが、お立ち寄りの折はご協力いただければありがたく存じます。
October 25, 2025 at 11:13 PM
「魔女は民を救うためにしか魔力を使わない善良な女性だったので迫害は罪悪だった」路線に背を向けて、「魔女は実在し、世間的に判定すればなんら罪咎のない善良な市民ということになるであろう相手を魔力で殺した」「そして魔女に対する迫害は罪悪だった」と話を進めるドライヤー『怒りの日』は、どこまでもきっぱりしている、とも思い出すのでした。
October 24, 2025 at 9:09 AM
「魔女」に仕立てあげられそうな民を見つくろって告発して拷問して自白させて処刑する手際を発達させて荒稼ぎを続け、「法」に背くことによってしか止めようのない人間が恐ろしい、というのが『魔女狩り将軍』。ロビン・ウッド先生がマイケル・リーヴス監督の追悼文章を書いていた、ともふと思い出します。思うに、『Ghost of Tsushima』には『魔女狩り将軍』ぽさがあるような。
October 24, 2025 at 3:55 AM
結局「おかあさん、野球拳ってなあに?」ー♪や〜きゅ〜う〜す〜るなら〜こういうぐあいにしなしゃんせ〜♪って歌ってジャンケンして負けたほうがこう・・・、「吸血鬼野球拳大好きはそういうふうに歌ってなかったけど〜?」そりゃいちいちフルで歌ってたら7、8分の尺が足りなくなるもん、アニメの時間配分はシビアなのよ、と、すっかり説明慣れしてそろそろ晩秋でございます
October 23, 2025 at 3:41 AM
母の仕事で山の宿に放っておかれた小学生の頃、宿の本棚のつげ義春コレクションで「ねじ式」も読んだのですが、それほど印象に残らず、圧倒的に「大場電気鍍金工業所」を強烈に感じましたね
October 13, 2025 at 1:19 AM
みなさん山形ですね。ふたたびお会いする機会があったらよろしくお伝えください。気温低下にご注意を。
October 12, 2025 at 12:34 AM