ちなみに撮影監督は『ガール・ウィズ・ニードル』『EO イーオー』『リアル・ペイン〜心の旅〜』ポーランドのミハウ・ディメク(なんでや……)。硬質で冷たい画のなかでの長回しが印象的で、台湾青春映画的な爽やかさとはまた違う、ダークなムードが漂う。
ちなみに撮影監督は『ガール・ウィズ・ニードル』『EO イーオー』『リアル・ペイン〜心の旅〜』ポーランドのミハウ・ディメク(なんでや……)。硬質で冷たい画のなかでの長回しが印象的で、台湾青春映画的な爽やかさとはまた違う、ダークなムードが漂う。
一方でクィアなものを明示的に描く姿勢からは、いまの台湾ならではのはっきりとした現代性も感じられて、全体的にバランスはとれてはいるなと思った。フェティシズムに全面的にいきそうでいかない感じというか。刺さる人にはこれめちゃくちゃ刺さる人一本だろうなと思った。
pierce-movie.jp
一方でクィアなものを明示的に描く姿勢からは、いまの台湾ならではのはっきりとした現代性も感じられて、全体的にバランスはとれてはいるなと思った。フェティシズムに全面的にいきそうでいかない感じというか。刺さる人にはこれめちゃくちゃ刺さる人一本だろうなと思った。
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金とは資本主義社会における「可能性」なので、たしかにあれば嬉しいしないと困る。しかし可能性は恐ろしいものでもある。
個人の手に余る大金=大きすぎる可能性は、負の方向に振れればとんでもなく邪悪で愚かなことも可能にしてしまい、誘惑に負ければあっさり人生を破滅させてしまう。
億万長者がおかしくなりがちなのも、この「大きすぎる可能性」が理由のひとつだと思う。
bsky.app/profile/numa...
弱者を迫害するために大金や権力を使う人もいれば、虐殺を止めるために名声を使う人もいる。立派な人間とそうでない人間はここで残酷なほどはっきり別れ、歴史は残酷なほどはっきりそれを記憶する。
金とは資本主義社会における「可能性」なので、たしかにあれば嬉しいしないと困る。しかし可能性は恐ろしいものでもある。
個人の手に余る大金=大きすぎる可能性は、負の方向に振れればとんでもなく邪悪で愚かなことも可能にしてしまい、誘惑に負ければあっさり人生を破滅させてしまう。
億万長者がおかしくなりがちなのも、この「大きすぎる可能性」が理由のひとつだと思う。
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