ひつじ亭
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ひつじ亭
@hitsujitei.bsky.social
札幌在住の関西人。少女漫画を出発点とした感想サイトを運営しています。
最近は、大河ドラマの感想も多い。
目標は中心線を探ること、趣味は補助線を引くこと。
http://hitsujitei.life.coocan.jp/honkan.html
余談ながら、
紀行に登場した南畝こと蜀山人は、学問吟味に合格後、大坂に赴任しており、
上方落語の「牛ほめ」にも、「探幽の富士」の掛け軸をほめるのに、
肩に蜀山人の狂歌「唐人よ、ここまでござれ天の原、三国一の富士が見たくば」とある、というくだりを残しています。
#大河べらぼう
November 24, 2025 at 7:07 AM
知に長けた田安、情に厚い家重系、健やかなる体の一橋を比較する、江戸城内しか見えていないが独特かつ見逃せないところもある治済の御三卿史観でも、
あんなに人を集めても一切声を掛けないし、近づこうものならみの吉がすぐ退場させる瑣吉の場をわきまえない声の大きさでもなく、

あれだけ大物を集めておきながら蔦重も賛同するコースを選ばず、ていに「出家する」とまで言わせておきながら「嘘だね」で切って捨て、
並の脚本ならそのまま進むところを立ち止まって深堀りする、森下佳子の「業と情、因果の果て」としての「べらぼう」。
#大河べらぼう
November 24, 2025 at 7:06 AM
一方、「もっと子作りを」の治済に、家斉が冷ややかになっています。
老中も大奥ばかりに金は出せぬという立場です。
とはいえ、今の治済に、どんなかたき討ちができるのでしょうか。
源内が生きているとして写楽を名乗ったとして、「どう来る」のでしょうか。
見守るよりありません。

というわけで、今回の秀逸は、
「即発禁」間違いなしだが読ませる偽源内本を書いてしまう定信の才能でも、
序盤から登場したし4度目の大河とはいえ、さすがに衝撃の原田泰造のトメでも、
悪手かもしれないが治済に助けを求めるほどに大崎の身辺に迫る鬼平の捜査でも、
#大河べらぼう
November 24, 2025 at 7:06 AM
考えてみれば、蔦重なら歌麿のようにできるはずと元気づけたのも、そもそも歌麿の「恋心」の絵を出版するよう勧めたのもていでした。
説得のための心地良い言葉が歌麿にすぐ嘘と見抜かれると、
「二人の男の業と情、因果の果てに生み出される絵が見たい」と本音が吐露されます。

ていは「二人の男の」と言いましたが、丸屋の女将としての登場から手間取った蔦重との関係構築、歌麿との競合を思うと、ていは当然に「業と情、因果の果て」のメンバーに含まれているでしょう。
むしろ、ていの業と情が、因果の果てに蔦重と歌麿の和解を生み出したのでした。
#大河べらぼう
November 24, 2025 at 7:05 AM
ただ、源内風の、それも蘭画を思わせる役者絵を描ける絵師がいません。
ダメ出し続きに重政から「こんな絵だってものが浮かんでいるのか」と問われた蔦重と、絵の感想もなくありがたがるばかりの本屋に苛立つ歌麿が重なります。
蔦重と歌麿はともに相手のことを胸に浮かべています。

ここで、ていを登場させたのが上手いところです。
「恋文、いや恋文の返事」と歌麿の秘めた思いを理解している側だと立場表明をすると、
歌麿がしたであろう彫り、色、柄の差配や、版元印の位置にも悩んだことなど、版元としての蔦重が歌麿の絵師としての思いに応えていたことを告げます。
#大河べらぼう
November 24, 2025 at 7:04 AM
わたしも素人なので、これ以上の発言は控えますが、
健闘をお祈りします。
November 24, 2025 at 2:03 AM
回答しようかと思ったけど、知らない言葉すぎて回答するのをやめてしまいました。
回答したい人だけが回答するネット調査は、母数が偏るので危ういと思うのですよ。
November 24, 2025 at 1:28 AM
2番目「ホトケのように悼むが、カミのように祀る」が正解か。
November 24, 2025 at 12:35 AM
ウグイスというフレコミでプレゼントされたが、
しばしば混同されるが目の周りが白いのはメジロである。
ウグイスというのは、投球と同時に三塁ランナーがスタートして、打者がバントすることにより…
#ばけばけ
November 23, 2025 at 11:44 PM