花束書房
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花束書房
@hanatabasyobo.bsky.social
文筆・編集・出版。
出版新刊『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』(二刷)
著書新刊『ふたり暮らしの「女性」史』


告知や宣伝、仕事報告はTwitter、Instagramでもしています。
9.25『ふぇみん』で編集者の藤本なほ子さんにインタビューしました! 言葉を軸にした作品づくりや『小山さんノート』、創元社の「あいだで考える」シリーズのことなどをじっくりと。仕事の話、本づくりの会話もたくさんできて最高に楽しい時間でした。

大好きな「あいだ」シリーズ、『ユニヴァースのこども』も素晴らしかったです。生活の言葉、身体を通過した開かれた言葉で綴られていて、こういうのが読みたかったんだー!とうれしくなる本。まさに性と生のあいだ。次の永野三智さんの本も楽しみすぎる🥹
October 3, 2025 at 8:27 AM
『未知のソウル』は群像劇としても素晴らしくて、ロサ食堂の老女の「残された者」としてのドラマが特に好きだった。かつてのふたり暮らし、そのかけがえのない出会いを胸に細く生きる姿は、ファン・ジョンウンの短編「ミョンシル」(斎藤真理子訳『誰でもない』所収)のようでもあり、人見絹枝と藤村蝶のようでもあり。
September 15, 2025 at 1:04 PM
こちらはチョン・ユギョンさんによる「大村焼」。
「400年以上前から続く朝鮮人の『移動』の歴史を語り開いていき、恣意的に引かれる『境界線』に問いを投げかけていくことがコンセプトの、現時点では存在しない架空の焼きもの」。
陶製手榴弾を模し、朝鮮人が始めた有田焼にて作られています
August 8, 2025 at 8:29 AM
『群像』9月号の戦争特集に寄稿しました。①大場小代子さん(高麗博物館)②アーティストのチョン・ユギョンさんのあゆみと実践を紹介しながら、「戦後80年」という時間軸を問い直す。日本社会の排外主義の根源をたどり、いまだ欠けている「対アジア」視点と植民地支配責任について考えます。
北海道(樺太や函館)、長崎・大村、佐賀・有田を行き来しながら、豊臣秀吉の朝鮮出兵や近代軍、家父長制をめぐる移動の歴史をたどります。今年も日本社会では見過ごされるであろう声を届けるために。この戦争と排外主義時代にお読みいただきたい内容です🙏
写真は大場小代子さんのお仕事から。
August 8, 2025 at 8:27 AM
ピカソのこの絵、知らなかった。『朝鮮の虐殺』1951年。
June 24, 2025 at 11:58 AM
福岡市美術館で、いっときフェミニズムアートとして?話題になっていたインカ・ショニバレCBEの『桜を放つ女性』を見ました。女性のエンパワメントをテーマに、各地のフェミニストが頭部の地球儀に記されているのだそうで、日本は、加藤シズエ、市川房枝、田中美津、上野千鶴子の日本人女性4人です。うーん? さすがに少し考えこんでしまった…。
作家のアイコニックな「アフリカンプリント」の背景に帝国経済と植民地主義への批判的まなざしもあって、鹿鳴館時代を彷彿とさせるドレスの洋式を考えると、余計に。
March 18, 2025 at 10:19 PM
『若者の戦争と政治』(タバブックス)読みやすく・読み応えもあり、意義深い一冊。素晴らしい企画だと思います👍

日本のフェミニズムの植民地主義をみるとき、私は後から来た世代の特権として情報はたくさん持っているので、それをどう建設的な批判につなげて、バックラッシュによる穴を埋めて、次に渡せるか考えている。
この本の若者たちは逆に情報過多で苦しそうな面も垣間見えるけど、強みと、両みてとれた。フィルターバブル的な大きな言葉を、この先噛み砕いていくであろう頼もしさ、力も受け取れたし、刺激ももらえた良書でした。

(つくばの書店サッフォーで買いました)
February 26, 2025 at 9:53 AM
帯文は『虎に翼』脚本家の吉田恵里香さんにいただきました。
「愛と傷の歴史」という言葉に、最後のパズルのピースをいただいたようで、書いてよかったと胸がいっぱいになりました🥹
長く読み継がれる本になりますように。
February 26, 2025 at 2:43 AM
『ふたり暮らしの女性史』(講談社)3.27頃発売、予約開始しています!
書影も公開🪑 装画は大塚文香さん、装幀は脇田あすかさん+關根彩さんです。

代々墓と戸籍、家族制度に挑み否定した。帝国日本の侵略とともにあった。そして現代に受け渡されたような動物とのパートナーシップまで、5組のふたり暮らしを追いかけました。
February 26, 2025 at 2:42 AM
友人が企画した本の出版記念パーティーに行きました@サッフォー。翻訳者のおはなさんのパフォーマンスつきで最高でした! 燈里さんが朗読した詩もよかった!!

あと、永遠にかわいいコスモ星丸の作者が中学生女子だとわかったのもうれしかった。公募だったそうです。
February 21, 2025 at 5:50 AM
先週の『信濃毎日新聞』に、『韓国、男子』(チェ・テソプ著、小山内園子・すんみ訳)の書評を寄せました。
本編もさることながら、趙慶喜さんの解説も素晴らしく、バックラッシュとしての「慰安婦」運動のこじれなど日韓フェミニズムの歴史に言及したくだりで膝を打つ思いでした。
February 19, 2025 at 11:33 PM
January 4, 2025 at 1:51 PM
書をする熱ではじまる2025年
紙を見つけては書き散らし
January 4, 2025 at 1:26 PM
今年もっとも感銘を受けた本。しみじみおもしろい。
展示もすごかったけど。その答え合わせをしてるようで、視界が開けていく気分
December 6, 2024 at 11:22 AM
先日、『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト』のイベントの前にルイーズ・ブルジョワ展に行ったのですが(どストライク)、ユン・ソンナムさんはルイーズブルジョワが好きで影響を受けてるらしい。そう聞いてなんか嬉しくなっちゃった
December 3, 2024 at 10:12 AM