shueisha.online/articles/-/2...
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アメリカの場合だと、小説発表は「出版社に原稿持ち込み→契約→書籍出版」という流れが主流で、間に雑誌掲載をはさまないので、大抵は量産する必要がないんだと思う。
アメリカの場合だと、小説発表は「出版社に原稿持ち込み→契約→書籍出版」という流れが主流で、間に雑誌掲載をはさまないので、大抵は量産する必要がないんだと思う。
「現代の文芸誌における制度とはなにか。それはほんらい力のある作家、批評家、作品が読者をつくっていくという文学の出発点から転倒し、商品力と読者の要請によって作家、批評家、作品が欲望されるという状況である。」
note.com/kankanbou_e/...
「現代の文芸誌における制度とはなにか。それはほんらい力のある作家、批評家、作品が読者をつくっていくという文学の出発点から転倒し、商品力と読者の要請によって作家、批評家、作品が欲望されるという状況である。」
note.com/kankanbou_e/...
natalie.mu/eiga/news/59...
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マントヴァのヴィルジリオ公園にあるアエネーイス像が、ムッソリーニに模して象られている、という注記が興味深かった。その後のイタリアにおける「英雄像」としての影響力の深さを思い知る。
マントヴァのヴィルジリオ公園にあるアエネーイス像が、ムッソリーニに模して象られている、という注記が興味深かった。その後のイタリアにおける「英雄像」としての影響力の深さを思い知る。
夢野久作、キャリアを通じて「近代」の軋みを描きつづけた作家であるよなー。疑わしい行動一つ目立てば「アカ」と見なされ、新聞記者を介して特高に密告される、昭和初期社会における相互監視空間の「いやな感じ」も生々しい。
夢野久作、キャリアを通じて「近代」の軋みを描きつづけた作家であるよなー。疑わしい行動一つ目立てば「アカ」と見なされ、新聞記者を介して特高に密告される、昭和初期社会における相互監視空間の「いやな感じ」も生々しい。
映像、音声、言葉、文字、身体など、複数のアスペクトが多面的に組み合わさる場としての「画面」の中で何が起こっているのかを具体的かつ丁寧に読み解いていくことで、映画監督がそれぞれの作品群で反復している「クセ」にフォーカスを当てる演出論。シンプルで軽やかな語り口ときわめて独創的な指摘の数々に、ページを繰るのが楽しくて仕方がなかった。「論」としては若干食い足りない部分もあれど、「映画を語る」際の入門書として、塩田明彦『映画術』と(「批評家視点/実作者視点」という対としても)抱き合わせで広く読まれてほしい本だな、と思った次第。
映像、音声、言葉、文字、身体など、複数のアスペクトが多面的に組み合わさる場としての「画面」の中で何が起こっているのかを具体的かつ丁寧に読み解いていくことで、映画監督がそれぞれの作品群で反復している「クセ」にフォーカスを当てる演出論。シンプルで軽やかな語り口ときわめて独創的な指摘の数々に、ページを繰るのが楽しくて仕方がなかった。「論」としては若干食い足りない部分もあれど、「映画を語る」際の入門書として、塩田明彦『映画術』と(「批評家視点/実作者視点」という対としても)抱き合わせで広く読まれてほしい本だな、と思った次第。
open.spotify.com/intl-ja/albu...
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「引力がなぜあるのかということは、地球上のだれに聞きいても満足な答が返ってこないでしょう。しかも、この問題は当分は解明できないような大問題です。わかっているのは、引力という力がこの宇宙には存在するということだけなのです。この宇宙には引力という力があるということを、あたりまえのこととして、受け入れるしかありません。」
kids.gakken.co.jp/kagaku/kagak...
「引力がなぜあるのかということは、地球上のだれに聞きいても満足な答が返ってこないでしょう。しかも、この問題は当分は解明できないような大問題です。わかっているのは、引力という力がこの宇宙には存在するということだけなのです。この宇宙には引力という力があるということを、あたりまえのこととして、受け入れるしかありません。」
kids.gakken.co.jp/kagaku/kagak...
背景にはやはり自身と家族の経済的/社会的不安が存在していたもよう。不安定に流動化した社会状況にさらされた人々の脅威の感情につけこんで、「偽の安定剤」としての排外主義や差別意識が、「印刷テクスト(新聞雑誌など)」という近代的な感染経路(今だとSNS)を介して感染していくお馴染みのパターンやんけ!と読みながら納得&暗澹たる気持ちになるなど。
背景にはやはり自身と家族の経済的/社会的不安が存在していたもよう。不安定に流動化した社会状況にさらされた人々の脅威の感情につけこんで、「偽の安定剤」としての排外主義や差別意識が、「印刷テクスト(新聞雑誌など)」という近代的な感染経路(今だとSNS)を介して感染していくお馴染みのパターンやんけ!と読みながら納得&暗澹たる気持ちになるなど。
ドラッグ漬けのポルノ版『椿姫』、をあくまで正攻法で撮る、格調高き映画監督メツガー。性愛に真正面から取り組むがゆえに、王道の悲恋『椿姫』の物語がより切実に胸に突き刺さる。
鏡の反映だけを駆使した、凝りに凝った構図のSEXシーン。いくつも分裂する鏡像が、その美しくも虚ろな儚さで結末の悲劇を予感を縁取っていく。
仲睦まじく言葉を交わす主役カップルの後ろに開けたローマの眺望が、突如ティルトダウンしたかと思うと、背後の教会から棺が担ぎ出され、葬列が続くさまがぼんやりと遠景に映るショット。この先には「死」しか待っていないことをさりげなく暗示する容赦のなさ。
ドラッグ漬けのポルノ版『椿姫』、をあくまで正攻法で撮る、格調高き映画監督メツガー。性愛に真正面から取り組むがゆえに、王道の悲恋『椿姫』の物語がより切実に胸に突き刺さる。
鏡の反映だけを駆使した、凝りに凝った構図のSEXシーン。いくつも分裂する鏡像が、その美しくも虚ろな儚さで結末の悲劇を予感を縁取っていく。
仲睦まじく言葉を交わす主役カップルの後ろに開けたローマの眺望が、突如ティルトダウンしたかと思うと、背後の教会から棺が担ぎ出され、葬列が続くさまがぼんやりと遠景に映るショット。この先には「死」しか待っていないことをさりげなく暗示する容赦のなさ。
あと『さかなのこ』もそうだったけど子役の演技が自然すぎてヤバい。ほとんど出ずっぱりなのに。すご……。
あと『さかなのこ』もそうだったけど子役の演技が自然すぎてヤバい。ほとんど出ずっぱりなのに。すご……。