松浦静山はもともと知識欲旺盛な殿様で、歴史や有職故実、博物、民俗などあらゆることに興味関心を持ち、参勤交代の途中にも土地の古老に聞き取り調査(?)をするほどであったというが、ひとりの好学な人物が、自らの知りうる限りのものを書き記すと一体どうなるのかを、この『甲子夜話』からうかがい知ることができる。
写真は『日本肖像大観・第一巻』(明治41年、吉川弘文館刊)の松浦静山肖像。国立国会図書館蔵より。
松浦静山はもともと知識欲旺盛な殿様で、歴史や有職故実、博物、民俗などあらゆることに興味関心を持ち、参勤交代の途中にも土地の古老に聞き取り調査(?)をするほどであったというが、ひとりの好学な人物が、自らの知りうる限りのものを書き記すと一体どうなるのかを、この『甲子夜話』からうかがい知ることができる。
写真は『日本肖像大観・第一巻』(明治41年、吉川弘文館刊)の松浦静山肖像。国立国会図書館蔵より。