博物月報
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博物月報主宰者。フリーランスの文筆&編集業。著書に『親子で楽しむ!歴史体験ミュージアム』(朝日新聞出版)、史料集成『テーマで読む現代史』(朝日新聞社)など。河出書房新社の書籍「本で楽しむ博物館」シリーズの企画構成を担当。
この20巻という分量だが、日本近世史学者の藤田覚・東京大学名誉教授によれば、片道1時間半の電車通勤の行き帰りに読んで、2年かかったという(朝日新聞2004年4月3日付)。

松浦静山はもともと知識欲旺盛な殿様で、歴史や有職故実、博物、民俗などあらゆることに興味関心を持ち、参勤交代の途中にも土地の古老に聞き取り調査(?)をするほどであったというが、ひとりの好学な人物が、自らの知りうる限りのものを書き記すと一体どうなるのかを、この『甲子夜話』からうかがい知ることができる。

写真は『日本肖像大観・第一巻』(明治41年、吉川弘文館刊)の松浦静山肖像。国立国会図書館蔵より。
November 17, 2025 at 2:33 PM
龍馬の写真は、写真は国立国会図書館「近代日本人の肖像」より。
November 15, 2025 at 3:03 PM
写真は千葉の動物園にて。「お前、こんなところでバイトしてたのか!」と思ってしまった。
November 11, 2025 at 8:17 AM