この映画におけるホルガ村ってあらゆるコミュニティも本質を抜き取ればこうでしょ?という思想に溢れている。一見、田舎への偏見と捉えられかねない作りだが、そうではないのが家族やカップルという最小単位の共同体に対する非常に冷徹な視座から分かる。
とにかく人間の共同体ってクソだよね…と単なる冷笑以上の絶望的な視点で描く。普通ならそれと対比させて個人主義の輝きを描く所だが、全くそうならないので厭世観が凄まじい。
今作の倒錯的な所はそんな共同体に主人公が取り込まれる絶望的一瞬に、その一瞬だけに自由を得られる所だ
この映画におけるホルガ村ってあらゆるコミュニティも本質を抜き取ればこうでしょ?という思想に溢れている。一見、田舎への偏見と捉えられかねない作りだが、そうではないのが家族やカップルという最小単位の共同体に対する非常に冷徹な視座から分かる。
とにかく人間の共同体ってクソだよね…と単なる冷笑以上の絶望的な視点で描く。普通ならそれと対比させて個人主義の輝きを描く所だが、全くそうならないので厭世観が凄まじい。
今作の倒錯的な所はそんな共同体に主人公が取り込まれる絶望的一瞬に、その一瞬だけに自由を得られる所だ
公式の説明も抽象的だし見た奴らも賢しらに抽象的な事を言うだけなので調べても展示内容がよく分からないという罠。何か真意が分かったり理解が深まるような展示があるモンだと勘違いしていた。
こういうのにちゃんとボッタクリだと言う存在は確実に社会に必要なので、みなさん僕に感謝するように。
公式の説明も抽象的だし見た奴らも賢しらに抽象的な事を言うだけなので調べても展示内容がよく分からないという罠。何か真意が分かったり理解が深まるような展示があるモンだと勘違いしていた。
こういうのにちゃんとボッタクリだと言う存在は確実に社会に必要なので、みなさん僕に感謝するように。
主人公の男の顔見て!いやこれチャウ・シンチーじゃん!内容もまさにそんなノリ。エンドロールがメイキングというところまでリスペクトですよ。
一つ一つのカットにそれぞれ特殊なアイデアが詰まっていて密度が凄まじい。当然作画も凄い。それでいて見づらくないのも良い
しかしこれは……売れない(確信)
主人公の男の顔見て!いやこれチャウ・シンチーじゃん!内容もまさにそんなノリ。エンドロールがメイキングというところまでリスペクトですよ。
一つ一つのカットにそれぞれ特殊なアイデアが詰まっていて密度が凄まじい。当然作画も凄い。それでいて見づらくないのも良い
しかしこれは……売れない(確信)
この展覧会が見終わる頃にはどっちがルノワールでどっちがセザンヌか、が完璧にわかるようになるし、というか絵画の見方そのものが大きく変わること請け合いだ。
よって音声ガイドは必須であると言える。単なる外部情報ではなく、この展覧会の「本質」がそこにあるからだ。
あと3枚目はジャン・ルノワール監督の若かりし頃(赤子)の絵です。
この展覧会が見終わる頃にはどっちがルノワールでどっちがセザンヌか、が完璧にわかるようになるし、というか絵画の見方そのものが大きく変わること請け合いだ。
よって音声ガイドは必須であると言える。単なる外部情報ではなく、この展覧会の「本質」がそこにあるからだ。
あと3枚目はジャン・ルノワール監督の若かりし頃(赤子)の絵です。
両者の絵画が見れるという時点で十分に価値があるのだが、面白いのが両者の絵を並置していることだ。
同じ時代、同じ油絵、同じモチーフ、同じ国…しかし確実に違う両者の絵。その違いとは何か?を生で見比べることが出来る。そこにこの展覧会の価値がある。
見比べることによって、そのタッチ、色彩の違いが分かってくる。それによってこの絵にどういう価値があるのかも分かってくる。要はここには「批評」が存在するのである。
今まで「リアル・非リアル」程度のものしか見えていなかった絵画が、どんどん“見える”ようになってくるのだ。
両者の絵画が見れるという時点で十分に価値があるのだが、面白いのが両者の絵を並置していることだ。
同じ時代、同じ油絵、同じモチーフ、同じ国…しかし確実に違う両者の絵。その違いとは何か?を生で見比べることが出来る。そこにこの展覧会の価値がある。
見比べることによって、そのタッチ、色彩の違いが分かってくる。それによってこの絵にどういう価値があるのかも分かってくる。要はここには「批評」が存在するのである。
今まで「リアル・非リアル」程度のものしか見えていなかった絵画が、どんどん“見える”ようになってくるのだ。
イメージの奔流に堪能させられたぜ!
イメージの奔流に堪能させられたぜ!
・映画館で映画2本観る
・ケーキを食べる
・カワイイ物体を買う
・ブラピを目撃する
これ全部達成したのでサボるのうま杉かもしれない
・映画館で映画2本観る
・ケーキを食べる
・カワイイ物体を買う
・ブラピを目撃する
これ全部達成したのでサボるのうま杉かもしれない
女子高生の部屋になぜかブルブル君のぬいぐるみがあるのが意味分かんなくてウケるんだけど、今は亡きおばあちゃん家にブルブル君のぬいぐるみがあったのを思い出してちょっと切なくなった(おそらくブルーベリーアイ定期購入とかで貰えたんじゃないかと推測)。
主人公の部屋のブルブル君も誰かの遺品なのかもしれねぇ……
女子高生の部屋になぜかブルブル君のぬいぐるみがあるのが意味分かんなくてウケるんだけど、今は亡きおばあちゃん家にブルブル君のぬいぐるみがあったのを思い出してちょっと切なくなった(おそらくブルーベリーアイ定期購入とかで貰えたんじゃないかと推測)。
主人公の部屋のブルブル君も誰かの遺品なのかもしれねぇ……
キネカ大森、早稲田松竹も悪くはない。むしろ良い。しかし、良すぎるのである。
1枚目は98年のラインナップであるが、正直言って知らない映画が多い。いちいち調べてはないがナントカ賞やナントカベストみたいなのに引っかからない映画が多いのではないだろうか。21年のラインナップを見ても既に忘れられかけてそうなのが多い。しかし、だからこそ掬い取ることができた映画も多かったはずである。実際ここでやってたから、という理由で観た映画は数多い。
キネカ大森、早稲田松竹も悪くはない。むしろ良い。しかし、良すぎるのである。
1枚目は98年のラインナップであるが、正直言って知らない映画が多い。いちいち調べてはないがナントカ賞やナントカベストみたいなのに引っかからない映画が多いのではないだろうか。21年のラインナップを見ても既に忘れられかけてそうなのが多い。しかし、だからこそ掬い取ることができた映画も多かったはずである。実際ここでやってたから、という理由で観た映画は数多い。
好きなキャラが露骨すぎるし、なんなら百合豚のカプ厨である事すら滲み出ているのが本当に恥ずかしい。まあ元からいたキャラだし…と言いたいところだが、このカプは明らかに映画からのそれだからね。逆張りした映画に散財するなよ。(しめて10000円以上衝動買いしてしまった
好きなキャラが露骨すぎるし、なんなら百合豚のカプ厨である事すら滲み出ているのが本当に恥ずかしい。まあ元からいたキャラだし…と言いたいところだが、このカプは明らかに映画からのそれだからね。逆張りした映画に散財するなよ。(しめて10000円以上衝動買いしてしまった
社会とは個人の集積だという思想のもとつくられたような映画で、場面場面は近視眼的な演出だが、5時間40分もかけて様々な人間の視点を数珠繋ぎにする事で社会を描くという、こう描くとなかなか力技な叙事詩である。
無知で史実を知らなかったのでラストは驚いてしまったよ。
社会とは個人の集積だという思想のもとつくられたような映画で、場面場面は近視眼的な演出だが、5時間40分もかけて様々な人間の視点を数珠繋ぎにする事で社会を描くという、こう描くとなかなか力技な叙事詩である。
無知で史実を知らなかったのでラストは驚いてしまったよ。