白岩英樹 SHIRAIWA Hideki
georgewillard.bsky.social
白岩英樹 SHIRAIWA Hideki
@georgewillard.bsky.social
大学教員. 『講義 アメリカの思想と文学』白水社, 2023. 共著『ぼくらの「アメリカ論」』夕書房, 2024. など. 『ゲンロン』『群像』『ユリイカ』『現代詩手帖』等に寄稿. 2025-26年度は書き物を小脇に抱えながら、公務の森をさまようことになりそうです🐈
https://www.hanmoto.com/bd/search/top?author=%E7%99%BD%E5%B2%A9%E8%8B%B1%E6%A8%B9
わたしたちの未来が「政治的専制と気候変動の脅威の手に委ねられているとしても、立ち上がるということは、それでも人間の本質的原動力である」――21世紀のR. W. エマソンがフランスでよみがえる。翻訳もつきづきしく、版組みも内容にふさわしい。わたしたちは何度でも再開する、はじめる、生きなおす!
October 31, 2025 at 9:29 AM
そして光嶋さんの画は、建築と美術を接続しつつ、コルビュジエの「浮遊」を継承する。解体でも切断でもなく、抉り出された臓物が別の生命を宿す筆致は、まさに吉阪隆正の「不連続統一体」。川名潤さん装丁の〈赤/黒〉が、コルビュジエ的悪を体現する。わかりやすさの善意に対峙する〈詩的建築論〉!
October 26, 2025 at 9:26 AM
162分の長編ながら、観る者の視線を釘付けにしつつ、アナロジーにまつわる思索を「スリラー」の枠から解放する。アンダーソン監督の頭に響き続けていたというニーナ・シモンの言葉――「自由とは何か教えてあげる。恐れないこと。それが自由」が、作中でも重力を効かせています。傑作中の傑作!
October 22, 2025 at 10:49 AM
台湾にてお迎えくださり、ありがとうございます! 感激いたしております😭
October 19, 2025 at 9:49 PM
自由な競争に不自由なく参加できる〈直立人/強者〉を想定して築かれた社会制度。それらのほころびを自他の実存と言葉とで縫い合わせつつ、「人はこんなにも優しい」と思える関係や場を「ゆっくり歩く」ように養いあっていきたい(昨日に猛スピードで駆け抜けたあとだったので、余計にしみました)!
October 19, 2025 at 10:07 AM
調査に参加した修復家・森直義さんのコメントが印象深い――「贋作は、わたしにとっては、魅惑的な存在です。わたしの「見る」という行為に挑戦状を突きつけてくれるからです」。〈倫理/法律〉と〈美術史学/科学〉が交差する場で、〈真作/真正性〉と〈贋作/偽造性〉を考える。会期は19日(日)まで!
moak.jp/event/exhibi...
高知県立美術館
シャガール、近代・現代の美術作家、郷土作家によるコレクション展と、国内外の様々なジャンルのアートをご紹介する企画展を開催。
moak.jp
October 16, 2025 at 10:28 AM
声の主体による文化・社会構築研究会(代表・間瀬幸江)による論文集。決して一点に収斂せずに、複数の中心点を共有しながら自分たちの庭へ播種する。そしてお互いの声を聴きあいつつ、新たな芽を養う。そんな共同研究の醍醐味をお福分けいただいた思いです。國枝先生、先生方、ありがとうございます!
October 15, 2025 at 10:44 AM
ヴェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』でアメリカの倫理と精神を析出したように、ベルジャーエフは正教の神秘主義から、ロシア共産主義へ転化する共同体的精神を鷲掴みします。宗教がいかに「精神」を制度へ変容させるのか。両書を併せて読むことで、文明史的な分岐がいっそう明確になりそうです📚
October 12, 2025 at 9:24 AM
「地域性を等閑視した全体性は空疎な概念にすぎない」――著者の指摘は、今日の世界文学論にも問いを投げかけています。「国民文学」を迂回せずに捉え直すこと。アメリカ文学をはじめ、各国文学の枠組みを再考し、文学教育を問い直すうえでも、起点として立ち返りたい一冊!
October 11, 2025 at 9:53 AM