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@fumitaka1948.bsky.social
Ми ся любит Карпатьска Русь. Єден русинофіл.
エメリッヒの『パトリオット』では、「民兵」が強調されているわけですが、我が第一の指導教官によれば、アメリカ人の意識においてこの概念は大きな意味を持っており、アメリカの銃を持つ権利とは正確には「武装する権利」で、先生は「確実に誇張が入っている」とされていましたが、独立戦争中に「民兵が正規軍を大々的に補助した」という神話がアメリカで共有されていることと無関係ではなく、あれほど乱射事件や暴発事故が相次いでいるのに銃規制に国粋主義者が反発するのは、銃がアメリカの「自由、独立」と直結して考えられていることと無関係ではないとされていました。
他国の国粋主義を嗅ぎつけるエメリッヒの感覚は見上げたものがある。
November 17, 2025 at 9:58 AM
「親はいなくなった子供の帰りを待ち続ける」とか「あなたのシャツがあなたにまた腕を通されるのを待っている」というモノローグと「不自然な失踪」を遂げて文字通り消えた人々の名前が流れていく様子が俺の中に永遠に残った。
東欧圏の似たような類例を、何やら理由をつけて正当化しようとする「構造主義者」と称する廉恥心の欠片もない勢力がοἰκουμένηにまだいると知ったときは驚いたものですが、彼らが「右翼じゃない」と誇らしげに称している場合にはさすがの僕も「狂った獣は滅ぼすしかない」と思うこともあります。
「ボリシェヴィキーは暴力の信奉者であり暴力で目的を達成してきた」(J. Baberowski)。
November 10, 2025 at 4:29 PM
このétatismeという「国家なくして何もなし」という「ホッブズ的」なフランスの政治文化は明治維新が「革命」であったが国民主権でなく国家主権を志向したものという説明を思い出す。
セリーヌの名で文壇において活躍したルイ=フェルディナン・デトゥーシュは、貧困に怒り、市場経済に怒り、戦争に怒り、共産主義に怒り、ありとあらゆる欺瞞を罵倒したわけですが、しかし医師でもあった彼は、治ることのない咳に苦しんで大人になることなく死んでいった子供や、美女に育つことなく喀血して死んだ少女の姿を絶望と憎悪をもって書き留めており、僕はそういった人物でさえも通俗的な偏見に囚われうるという点に注目したいと思います。
November 5, 2025 at 12:19 PM
ロシアでは二月にマースレニッツァという冬送りのお祭りがあり、メドヴーハという蜂蜜から作った甘酒が飲めたり楽しいんですが、大体そのあたりの時期以降から本当に温度が上向きになり始め、僕は初めて行ったときに何かの間違いでマースレニッツァ前のモスクワで外で待つ破目になったため、「ロシアの冬を味わえるぞ」と少しワクワクしてましたが普通に寒さで腹を壊し、ざらついたトイレットペーパーを握りしめながら「ここで戦争はできない」ということだけは理解できたように思います。
November 1, 2025 at 3:20 PM