まわるフリフリのフリ
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つましい生活をしています。
12月27日・28日、新文芸坐での特集上映「ギデンズ・コーの世界」で4作品全てを鑑賞した。

28日はコー監督に加え、まさかのクー・チェンドン氏も登壇となって「下高井戸シネマにペドロ・コスタ」級の驚きだったが、我ながら引きが強いというか通路側に座席を取っていたので、二人とハイタッチすることが出来、単なる1ファンとしてミーハー気分で盛り上がってしまった。

本日も映画納めとして『赤い糸 輪廻のひみつ』を観た。
昨日の段階で、これまでに疑問だったところが全て解決し、今日はただ感傷に浸り切って相変わらずボロ泣きしたのだった。エンドロールでは、27日の通訳を担当した高百合氏の名前を見かけたりした。
December 29, 2025 at 2:46 PM
ギデンズ・コー監督『赤い糸 輪廻のひみつ』最終上映。実は昨日も観に行き、クライマックスでインサートされる場面の流れを注視していたら、これまで全く気付いていなかったのだけれど、直前にシャオミーが

「思い出した…」

と言うのである。つまり、最初からその場面が入ることは決まっていたのだ。それにしても、5回鑑賞しておきながらその台詞に昨日まで気が付かなかったと言うのはどう言うことであるか?おそらく、この場面の前後では感情が強く攪拌されており、ついでに顔面にある水栓がほぼ開放状態に陥っていたことで機微を取り逃していたのではないか。ただ、この場面は初見時から注目していたので、台詞は耳に入っていたものの
November 30, 2025 at 2:49 PM
ところで、10月17日に『スノウ・クラッシュ』を読み終え、翌日18日から本書『ロリータ、ロリータ、ロリータ』を読み始めたのだが、遡ること10月11日にTwitterの方で古本屋 弐拾dBの藤井店主の買取ツイートを見かけた。この画像で紹介されている本はどれも読んだことが無いのだけれど、そこにある大江健三郎の作品タイトルはやけに仰々しいな(笑)と思った。
November 2, 2025 at 4:44 PM
だいぶ昔、どこで見かけたのか覚えていないのだけれど、蓮實重彦『ボヴァリー夫人論』で、原作テキストで描写された、とある場面を(脳内で)3Dに起こしてレイアウトを確定させ、その状況から登場人物の動作が受ける制約や可動範囲を見込んで論評する…というようなことが書かれてあると紹介されており、そんな読み方があるのかと衝撃を受けたのだが、この若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』の冒頭で紹介されるナボコフ文学講義におけるトルストイ『アンナ・カレーニナ』での「白樺の老樹の霜の針」の場面レイアウトへの言及を読んで、再びえも言われぬ感激を覚えた。この序文で掴みは十分で、多大な興味を持って本文考察へ突入する。
November 2, 2025 at 4:41 PM
読書10月分1冊目。まずは地球温暖化を主題にしたSF『ターミネーション・ショック』が出ると聞いて、なぜか今さら古本でニール・スティーブンスン『スノウ・クラッシュ』購入。刊行当時はどこの書店でも見かけ、いつか読んでみたいと思いつつ27年(!)が経過してしまったのだけれど、今見ても個性的な装丁だと思う。
さて、上半期に読み進めたハン・ガンの詩のような簡素な文体作品の反動で、久々にコテコテのアメリカSFを読み始めたものの、何かが欠落しているような印象を覚え、その正体は何だろうと考える。→
November 2, 2025 at 2:14 PM
マルグリット・ユルスナール『火 散文詩風短篇集』。短編集だし薄い本だから軽く読めるかなと思ったら、3週間弱かかった…。神話・伝説モチーフという、没入するには敷居の高い題材であったことも要因だろうけれど、これまで読んだユルスナールの作品を思い返してみて気付いたのは(僕に限って言えば)ユルスナールの小説世界が魅力を発揮するのは一人称で書かれた場合なのではないか?という点。本書でも三人称で書かれたものはなかなか読み進めるのが困難で、一人称のもの(主に独白となる)は主題と表現が密接にリンクし、情況を把握しやすく感じた。積読状態の『ハドリアヌス帝の回想』は世間の評価の高さから一人称なのではないかと推測。
November 2, 2025 at 12:30 PM
体調不良と日々に忙殺されて書けなかった読書メモ、まずは9月分。

宮沢章夫『きょうはそういう感じじゃない』。2001年頃『青空の方法』を同僚に貸してもらって電車内で笑いを噛み殺していたのが最初の出会い。本書に収録されたメインパートは2014〜2015年に書かれたもので、作者独特のズレた視線・笑いの質は相変わらずそのまま。 →
November 2, 2025 at 12:12 PM
→ それにしてもしかし、この映画は、暗闇の奥底に沈み込んでいた精神を回復させるほどの光に溢れていて、この歳になって偶然に出会えたことに心から感謝している。諸事情で今後の配信もディスク化の予定も無いまま、この11月末で日本国内の上映権が消失する。その前に三度で終わりと言わず、またもう一度映画館で観たいと思うのだ。そこでまた僕は、この身体を通り過ぎてきたはずなのに思い出すこともない透明な時間について考え、また嗚咽するのだろう。

転生先は猫でした。
November 2, 2025 at 10:17 AM
ヨアヒム・ローニング監督『トロン:アレス』鑑賞。とても不思議なのだが、アクションシーンでのCG云々よりも登場人物の間で交わされる「言葉」になぜか惹かれるものがあって、そのピークは中盤でとある感情を表す際に「言葉に出来ない」という翻訳不能な事象に、「面白い」と返すジェフ・ブリッジスの場面だったりする。幾度か立ち現れる、面白い奴と認識して異種の間に奇妙な仲間意識が生まれる瞬間、それが本作のドラマではないか。期待値マイナスで出掛けたせいか、ジェフ・ブリッジスが本物(笑)だったことの感激もあってとても好印象。オリジナル含め本シリーズの3作は全て公開時に劇場で観たことになった。我が人生の欠片の一部。
October 25, 2025 at 4:01 PM
岩井澤健治監督『ひゃくえむ。』鑑賞。原作は知らないのだけれど、本作を観た限りでは10秒が主人公。なので10秒が現れる時にセリフは無いし、何も語らないけれどその周辺は登場人物が様々な解釈で埋めてくれる。その周辺とはもちろん多様な人生であって、そこに注視してしまうと本作も凡庸に堕ちてしまうのだが、10秒という時間の尺度に気付くとそれまで見ていた景色が一瞬で変わる。考えようによっては10秒はいわばドラッグでもある。僕はそんな風に考えるし、そうやって思い返せばかなり攻めたアニメーション映画だった。監督の前作『音楽』が好きな人は本作も観るべし。
October 18, 2025 at 2:22 PM
ポール・トーマス・アンダーソン監督『ワン・バトル・アフター・アナザー』鑑賞。冒頭の場面で音楽が流れてきて「この音楽、誰だろう?」と思ったのだが、すぐそこにストリングスが絡んできて「ああ、ジョニー・グリーンウッドか」と分かる(そう言えば『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の鑑賞時も、この音楽誰だろう?と思ってしばらくしてから、ああ、ジョニー・グリーンウッドか、と気付いたことを思い出した。もう17年前の事だ)。事前情報全く無しだったけれど、内容の割には笑える場面も多く、何より次世代の「こんな人たち」に未来を賭けているところに希望があって個人的に鑑賞後の印象はとても良かった。最後の場面は泣いてしまった。
October 4, 2025 at 3:50 PM
ハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』。詩集。ゆっくり読み進めている中で、てっきり、僕は、これらの詩篇は作者が病んでいる状態から次第に回復していくような印象を持ったのだけれど、訳者あとがきの対談を読んで、時系列としては逆であると知って驚いた。なるほど最後の第5章に満ちている活力のようなものは、若さ、を起因としているのか…と。
収められた詩の中にある幾つかのモチーフは、以前読んだ短編などにも頻繁に出てくる。

僕も少しだけ回復…したような気がする。この狂った夏の間、数年ぶりに「本を読んでいる時間がとても楽しい」と肉体と精神で実感したのが、8月の印象である。
August 31, 2025 at 3:21 PM
死を扱う小説が続いたので、積読の中からケヴィン・ブロックマイヤー『終わりの街の終わり』をサルベージ。冒頭からの細かい描写にアメリカの小説だなあと感じつつ、しかし地球に残った最後の一人をどう描き切るのかというところに興味が湧いた。ピクサー『リメンバー・ミー』を観ていると比較的スムーズに本作の世界設定が飲み込める。いかにもアメリカ的主人公は僅かな可能性に掛けて行動を起こすが、ファンタジー的な「向こう側」を配置しているからこそ、主人公に降りかかる現実は過酷で容赦がない。文字通りの意味で「人知れず迎える死」は、『ある一生』や『サイレントシンガー』が持つ視座と共通しているのかもしれない。
August 31, 2025 at 2:57 PM
小川洋子『サイレントシンガー』。久々に訪れた書店で棚の間を回遊している時にたまたま見かけて、音楽を題材にしているのだろうかとタイトルに興味を持って読んでみた。小川洋子の作品を読むのは、今から20数年前にたまたま購入した文芸誌に全文掲載されていた『博士の愛した数式』以来である。淡々とした人生の描写とその静かな終わりが描かれているのだけれど、読み終えたときの印象がローベルト・ゼーターラー『ある一生』にとても近く、おそらく多くの市井の人はこうやって人知れず、突然に死んでいくのだろうと思い、近年はそういう終わりの迎え方に惹かれるのだが…最後のイベントは全くプラン通りに行かないものであるよ。
August 31, 2025 at 2:31 PM
ハン・ガン『少年が来る』。光州事件を扱っているということで、読み始めるのに気合いが必要だった。これまで読んできた余白の多い文体とは違うのだろうかと思ったが、意外にもそのままのスタイルで、事件に居合わせた人たちと場所と時間を遷移しながら、あの出来事を風化させないよう紙面に刻み込んでいる。子を失った母親の視点は、個人的にこれまでにない読書体験で強く印象に残る。酷な描写も多々あり、誰にでも勧められる本というわけではないけれど、不思議なのだが、いつか再読したいと思った。
August 31, 2025 at 2:09 PM
今朝は構想だけ。
一旦、『P-S#424』の作業は保留にして、物理音源をメインに据えた音楽を作りたい。頭の中ではなんとなく、奥行きを伴う形状と色彩、サイズ、細部の脈動はイメージできているけれど、生き物なので途中で成長と衰退を繰り返すのだろう。

骨格にはハードウェアのMutable Instruments Elementsを使う。それを覆う外観にソフトウェアのPlasmonic、imagineを使うつもり。
June 16, 2025 at 10:53 PM
ギデンズ・コー監督『赤い糸 輪廻のひみつ』。ラブコメ・ファンタジーというジャンルは自分の人生にはあまり引っ掛からないのだけれど、推す声を幾度か見かけたので、無理矢理時間を捻出して劇場に足を運び鑑賞。
中盤から号泣。
たまには体に悪そうな添加物てんこ盛りのジャンクフードを大口開けて頬張ってみるのもいいんじゃないか。その後、最後まで延々と泣き続けて身体の憑き物を全て洗い流した。こんな健康的な映画鑑賞は久しぶりのことだった。権利関係でソフト化・配信が不可能で、しかも11月で国内上映権が切れてしまうらしい。いつか機会が巡ってきたら、もう1度この映画をスクリーンで観たい。
May 27, 2025 at 2:32 PM
ハン・ガン『ギリシャ語の時間』読了。学園ものかと想像していたのだが、内容も構造もスタイルも全く異なっていた。長年、例えばリチャード・パワーズのように、精緻で濃厚な情報量が詰め込まれた長大な文章を持つ小説をポツポツと読んできたけれど、この本はただ紙面を見て言えばスカスカ。そしてここに捕捉されている時間の尺も(回想場面は幾つもあるが)たったこれだけのイベントを記述しただけ?という驚き。さらに後半に向けて文章はどんどん余計な装飾無しに削ぎ落とされて「詩」のように変質していくけれど、文学的な衝撃(読書時に一番待ち望んでいるもの)がそんな文体の中にも強くあったと感じた事が、今後長く記憶されるのだろうな。
May 26, 2025 at 11:49 PM
SYNESTIA 1.0、プリセットのブラウザがとても使い易く改善されていた。
April 26, 2025 at 10:23 PM
先週末、何故そうしたのか理由を思い出せないのだが、ふと何気なく”ライブ・アット・ポンペイ”で検索したら全くの偶然に4Kレストア版の『ピンク・フロイド・アット・ポンペイ』がIMAX特別上映されることを知り、本日某劇場にてIMAX鑑賞。学生の頃、レーザーディスクで幾度見たかわからないほど大好きな作品なのだが、テレビを処分してから見る機会が無くなり、その後DVDでリリースされたディレクターズカット版がとんでもない改悪編集されていてすぐ手放したので、今夜はまさかの20数年ぶりの再会だった。レストア版は予想以上の高画質で、かつ自宅鑑賞では絶対不可能な大音量でこの映像作品を堪能した。
April 24, 2025 at 2:13 PM
今朝は体調が安定しているので、久々にバウンスしたサウンドバイトのボリュームカーブをマウスでポチポチと書き込む作業。この作業をするはもしかしたら20代以来かもしれない…と小さく怯えてしまったが、いや数年前に「P-S#424」でもやってたか、と思い出した。今日前半はこの「遠くにある部屋」の尺八の音(っぽいもの)をひたすらエディットして過ごす。
April 11, 2025 at 11:49 PM
「遠くにある部屋」の終え方を決める。誰に聴いてもらうわけでもない独りの部屋で、機械を鳴らしている。
March 18, 2025 at 2:01 PM
DP11.33アップデートが来たので更新して様子見。現行の11.32でも表示不具合とかいろいろあったので、直っているかどうか期待。続きは明日。
October 27, 2024 at 2:58 PM
メモ。MOTU各種アップデーターのダウンロードページ。

motu.com/en-us/downlo...

M4は一旦電源を切って、IN 2のMONボタンを押しながら電源を入れ直すとアップデートモードになる。
October 20, 2024 at 12:11 AM
「JD」の作業開始前に、10月1日に出ていた最新版のドライバ、MOTU M Series Installer (96480)をインストール(Mac再起動)。その後、8月に出ていたM4のファームウェアもアップデートしてみる。
October 19, 2024 at 11:57 PM