「思い出した…」
と言うのである。つまり、最初からその場面が入ることは決まっていたのだ。それにしても、5回鑑賞しておきながらその台詞に昨日まで気が付かなかったと言うのはどう言うことであるか?おそらく、この場面の前後では感情が強く攪拌されており、ついでに顔面にある水栓がほぼ開放状態に陥っていたことで機微を取り逃していたのではないか。ただ、この場面は初見時から注目していたので、台詞は耳に入っていたものの
「思い出した…」
と言うのである。つまり、最初からその場面が入ることは決まっていたのだ。それにしても、5回鑑賞しておきながらその台詞に昨日まで気が付かなかったと言うのはどう言うことであるか?おそらく、この場面の前後では感情が強く攪拌されており、ついでに顔面にある水栓がほぼ開放状態に陥っていたことで機微を取り逃していたのではないか。ただ、この場面は初見時から注目していたので、台詞は耳に入っていたものの
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さて、上半期に読み進めたハン・ガンの詩のような簡素な文体作品の反動で、久々にコテコテのアメリカSFを読み始めたものの、何かが欠落しているような印象を覚え、その正体は何だろうと考える。→
さて、上半期に読み進めたハン・ガンの詩のような簡素な文体作品の反動で、久々にコテコテのアメリカSFを読み始めたものの、何かが欠落しているような印象を覚え、その正体は何だろうと考える。→
宮沢章夫『きょうはそういう感じじゃない』。2001年頃『青空の方法』を同僚に貸してもらって電車内で笑いを噛み殺していたのが最初の出会い。本書に収録されたメインパートは2014〜2015年に書かれたもので、作者独特のズレた視線・笑いの質は相変わらずそのまま。 →
宮沢章夫『きょうはそういう感じじゃない』。2001年頃『青空の方法』を同僚に貸してもらって電車内で笑いを噛み殺していたのが最初の出会い。本書に収録されたメインパートは2014〜2015年に書かれたもので、作者独特のズレた視線・笑いの質は相変わらずそのまま。 →
あらゆるエンタメ要素をごった煮のてんこ盛りにした本作から装飾を剥がしとって現れる大筋は、失われた記憶を取り戻していくことにある。主人公の置かれた立場が最も分かりやすいけれども、2人のヒロインやその他のほとんどの登場人物も、転生が成功して記憶がリセットされれば同じような状況に置かれる。つまり本作では「覚えている事」が苦悩を呼び寄せる要因となるのだ。 →
あらゆるエンタメ要素をごった煮のてんこ盛りにした本作から装飾を剥がしとって現れる大筋は、失われた記憶を取り戻していくことにある。主人公の置かれた立場が最も分かりやすいけれども、2人のヒロインやその他のほとんどの登場人物も、転生が成功して記憶がリセットされれば同じような状況に置かれる。つまり本作では「覚えている事」が苦悩を呼び寄せる要因となるのだ。 →
収められた詩の中にある幾つかのモチーフは、以前読んだ短編などにも頻繁に出てくる。
僕も少しだけ回復…したような気がする。この狂った夏の間、数年ぶりに「本を読んでいる時間がとても楽しい」と肉体と精神で実感したのが、8月の印象である。
収められた詩の中にある幾つかのモチーフは、以前読んだ短編などにも頻繁に出てくる。
僕も少しだけ回復…したような気がする。この狂った夏の間、数年ぶりに「本を読んでいる時間がとても楽しい」と肉体と精神で実感したのが、8月の印象である。
久しぶりに体調が良く、どこかへ出かけても良い許可が脳内から出たので数ヶ月ぶりに紀伊國屋へ行く。本を求めている人がまだこんなにも居るのだ、という光景に喜びを覚える。
詩集コーナーに寄って見知らぬ詩人たちの新刊を眺める。
外国文学の棚の前でゆっくり世界を一周する。
迷いに迷って、ひとまず次の3冊を買う。
ルシア・ベルリン『楽園の夕べ』
小川洋子『サイレントシンガー』
ハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』
久しぶりに体調が良く、どこかへ出かけても良い許可が脳内から出たので数ヶ月ぶりに紀伊國屋へ行く。本を求めている人がまだこんなにも居るのだ、という光景に喜びを覚える。
詩集コーナーに寄って見知らぬ詩人たちの新刊を眺める。
外国文学の棚の前でゆっくり世界を一周する。
迷いに迷って、ひとまず次の3冊を買う。
ルシア・ベルリン『楽園の夕べ』
小川洋子『サイレントシンガー』
ハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』
一旦、『P-S#424』の作業は保留にして、物理音源をメインに据えた音楽を作りたい。頭の中ではなんとなく、奥行きを伴う形状と色彩、サイズ、細部の脈動はイメージできているけれど、生き物なので途中で成長と衰退を繰り返すのだろう。
骨格にはハードウェアのMutable Instruments Elementsを使う。それを覆う外観にソフトウェアのPlasmonic、imagineを使うつもり。
一旦、『P-S#424』の作業は保留にして、物理音源をメインに据えた音楽を作りたい。頭の中ではなんとなく、奥行きを伴う形状と色彩、サイズ、細部の脈動はイメージできているけれど、生き物なので途中で成長と衰退を繰り返すのだろう。
骨格にはハードウェアのMutable Instruments Elementsを使う。それを覆う外観にソフトウェアのPlasmonic、imagineを使うつもり。
これが終わったら、ゼロから何か新しい音楽を作ってみたいな…と思う。久々に。
これが終わったら、ゼロから何か新しい音楽を作ってみたいな…と思う。久々に。