ラムの大通り        (映画の記憶)
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ラムの大通り        (映画の記憶)
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映画の記憶を軸に、猫や旅、ガーデニング、料理など、穏やかな日々を綴ります。
③病院で薬をもらいすぐ快癒...したかに見えたが二週目に再発。そう、与えられた薬がプラシボだったのだ。以来、25年ほど苦しみは続いた。あるとき新聞の小さなコラムが目に入った。「不安神経症は心の病気ではなく脳の神経伝達回路の不全」。救われた。でもこのまま人生を終えたくないとドクターに相談。薬を半分に割って飲むことに。おっ、いける。しばらくしてさらに半分に。この話を聞いた歯科医が「それ、飲んでないのと同じ」。これが薬を止めるきっかけとなった。だがいまだに高速の運転は避けている。一般道路と違って信号がなく止まれないからだ。さてこの映画、そんな患者の苦しみが心底理解できてるだろうか?観るのが少し怖い。
February 12, 2024 at 1:08 AM
◯第一夜②『#夜明けのすべて』。ぼくは20代の後半、中央道の笹子トンネルに加速して入った瞬間、突然、この症状に襲われた…ハンドルを握る手が汗ばみ、脳の指令が心に届かない。暗いトンネルが永遠のように思えた。ようやくパーキングエリアまでたどり着いたものの、高速を降りるまで必死。以後、しばらくはトンネルが怖く高速も数えるほどしか乗っていない。自分は心が弱いのか? 会社では悟られまいと隠し通した。当時、鬱の人が会社にいたが「お前には分からない世界だよ」と笑われた。そう、80年代は偏見が凄かった。ウディ・アレンの映画には神経症の人がよく出てくる。都会の自称インテリ(笑)の悩みと思い込んでやり過ごした。
February 12, 2024 at 12:49 AM