よーすけの前には、クマの形をしたゼリーが入った小袋が置かれていた。
よーすけは「共食いか?」と言って笑いながら食べた。
私もお相伴に預かる。想像以上に固いゼリーだったが、果物の味がした。
よーすけへのお供えは、お菓子と決まっているのだろうか。
よーすけの前には、クマの形をしたゼリーが入った小袋が置かれていた。
よーすけは「共食いか?」と言って笑いながら食べた。
私もお相伴に預かる。想像以上に固いゼリーだったが、果物の味がした。
よーすけへのお供えは、お菓子と決まっているのだろうか。
よーすけはいちおうマスコット的存在なので、みんなに可愛がられると思います(笑)。
そんなみらいの日常を少しずつ書いていきます~!
感想をありがとうございました!
よーすけはいちおうマスコット的存在なので、みんなに可愛がられると思います(笑)。
そんなみらいの日常を少しずつ書いていきます~!
感想をありがとうございました!
「くま副長、よろしくな」と言った。よーすけの背中側から見ている私の目には、よーすけの手が握手する形に力が入った気がした。菊
池二佐はふっと笑顔を見せると、いつもの表情に戻って立ち去った。
よーすけが、四角いものを抱えてこちらを向いた。
「雅行からもらった」と苦笑しながら、紙に包まれたキャラメルを両手で抱えて家に戻ってきた。
相変わらずだな、とよーすけは笑う。
キャラメルは小さく分けて、二人で食べた。甘く優しい味がした。
「くま副長、よろしくな」と言った。よーすけの背中側から見ている私の目には、よーすけの手が握手する形に力が入った気がした。菊
池二佐はふっと笑顔を見せると、いつもの表情に戻って立ち去った。
よーすけが、四角いものを抱えてこちらを向いた。
「雅行からもらった」と苦笑しながら、紙に包まれたキャラメルを両手で抱えて家に戻ってきた。
相変わらずだな、とよーすけは笑う。
キャラメルは小さく分けて、二人で食べた。甘く優しい味がした。
「では、この子の名前は『副長』にしよう。菊池二佐、いいか」
「はい、私も副長より『砲雷長』と呼ばれる方が慣れています。これは、みらいのくま副長としましょう」
そう言って菊池二佐はよーすけを撫でた。
水炊長は再びよーすけを胸ポケットに入れ、元来た道を戻った。食器棚によーすけを座らせると、
「副長、安全な航海を見守っててくれよ」と手を合わせた。私も水炊長のエプロンから降りて、食器棚に戻った。
よーすけの手を引いて家に帰る。部屋に入るとよーすけを抱きしめた。一先ずは良かった。
「では、この子の名前は『副長』にしよう。菊池二佐、いいか」
「はい、私も副長より『砲雷長』と呼ばれる方が慣れています。これは、みらいのくま副長としましょう」
そう言って菊池二佐はよーすけを撫でた。
水炊長は再びよーすけを胸ポケットに入れ、元来た道を戻った。食器棚によーすけを座らせると、
「副長、安全な航海を見守っててくれよ」と手を合わせた。私も水炊長のエプロンから降りて、食器棚に戻った。
よーすけの手を引いて家に帰る。部屋に入るとよーすけを抱きしめた。一先ずは良かった。
エプロンの隙間から覗くと、梅津艦長、菊池、尾栗やその他の乗員が部屋に揃っていた。
「艦長、これが昨日お伝えした人形です」水炊長は胸ポケットからヨースケを取り出すと、テーブルに置いた。
よーすけは人形のフリをしている。
「これが食器棚に?」「何か不思議にしっくりし馴染んでますね」「……妙に態度がでかいな」
乗員は口々に感想を言う。
結局、梅津艦長の「まあよかろう」という言葉で、よーすけは航海のお守りとして食器棚に置いておかれることになった。よーすけも私も安堵した。
エプロンの隙間から覗くと、梅津艦長、菊池、尾栗やその他の乗員が部屋に揃っていた。
「艦長、これが昨日お伝えした人形です」水炊長は胸ポケットからヨースケを取り出すと、テーブルに置いた。
よーすけは人形のフリをしている。
「これが食器棚に?」「何か不思議にしっくりし馴染んでますね」「……妙に態度がでかいな」
乗員は口々に感想を言う。
結局、梅津艦長の「まあよかろう」という言葉で、よーすけは航海のお守りとして食器棚に置いておかれることになった。よーすけも私も安堵した。
「ああ、かわいいが……何か……妙な貫禄があるな」
そう言うと、水炊長はよーすけを食器棚に置き直した。そうっすね、と部下らしき者は返事をしてから皿を取り出し、仕事に戻った。
「後で、艦長にどうするか聞いてみるか……」と水炊長が呟いたので、とりあえずは事なきを得た。
人が居なくなったので、急いでよーすけと家に戻る。
困ったことになった。
少なくともよーすけはぴんくのくまなので、見つかったとしても誤魔化しはきく。私は見つかるといけない、ということだけは意見が一致した。
ただ、よーすけは艦長に会いたいようだ。どうしたものか。明日の事は明日考えよう。
「ああ、かわいいが……何か……妙な貫禄があるな」
そう言うと、水炊長はよーすけを食器棚に置き直した。そうっすね、と部下らしき者は返事をしてから皿を取り出し、仕事に戻った。
「後で、艦長にどうするか聞いてみるか……」と水炊長が呟いたので、とりあえずは事なきを得た。
人が居なくなったので、急いでよーすけと家に戻る。
困ったことになった。
少なくともよーすけはぴんくのくまなので、見つかったとしても誤魔化しはきく。私は見つかるといけない、ということだけは意見が一致した。
ただ、よーすけは艦長に会いたいようだ。どうしたものか。明日の事は明日考えよう。
ボートってことで例の場面を思い出したから、そっちに寄って行ってしまったんだよなぁ……。またこの場所にワープしたら、今度はもっと童話パロにしたいな~😁
ボートってことで例の場面を思い出したから、そっちに寄って行ってしまったんだよなぁ……。またこの場所にワープしたら、今度はもっと童話パロにしたいな~😁
「11月は繁忙期のため、できる時にできる事を!」と書こうとしていました(笑)
「11月は繁忙期のため、できる時にできる事を!」と書こうとしていました(笑)