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年明けに読んだ韓国文学が両方とも橋本智保さんの訳。どちらも、言葉がすっと入ってくるような作品だった。ちなみに、装丁がまた魅力的で…。
January 19, 2026 at 3:27 PM
路上に割り箸鉄砲の落とし物「オートバーナー2026号」
January 17, 2026 at 5:35 AM
【遊んで学んで】言語の遊戯的な側面にも強く惹かれる。酉島伝法『奏で手のヌフレツン』は造語だらけ、円城塔『コード・ブッダ』はパロディだらけ。その情報量に圧倒された。『ソーンダーズ先生の小説教室』からは小説の言葉を、『読書と暴動』からは抵抗の言葉を、武田砂鉄『「いきり」の構造』からはいきりに抗う言葉を学ぶ。あとは短詩型だな。題詠を遊び倒す高山れおな句集『百題稽古』、ひらがなで世界を捉え直す平井弘歌集『羊をいつぴき』などが印象に残っている。
December 31, 2025 at 9:58 AM
【弱さから読み解く】小山内園子『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』から「弱さ」という視座を得て、カン・ファギル、キム・チョヨプ、チョン・セラン、パク・ソルメ、イム・ソヌなどの韓国文学を読んだ。あと、ショーン・タンや我喜屋位瑳務のイラスト、高山羽根子『パンダ・パシフィカ』や小山田浩子『ものごころ』などに出てくる動物たちからも、弱さとケアを考える。
December 31, 2025 at 9:55 AM
【名著再読】『ジェイムズ』を読む前に、元ネタになっている『ハックルベリー・フィンの冒けん』を柴田元幸訳で再読。これがとても楽しくて、翻訳ってすげーなと改めて思った次第。副読本『『ハックルベリー・フィンの冒けん』をめぐる冒けん』まで読んで、ハック→ジェイムズの世界をたっぷり堪能。それから、カフカも頭木弘樹編『決定版カフカ短編集』『カフカ断片集』で再読。カフカのしょぼくれっぷりにグッときまくり。
December 31, 2025 at 9:52 AM
【初読み作家2冊読み】初めて読む作家が気にいると、他の作品も読んでみたくなるわけで。今年は、陳思宏の時間と空間を行き来する物語構成の見事さにやられ、カン・ファギルの女性が感じる恐怖の解像度の高さやルーシー・ウッドのひたひたと押し寄せる孤独にやられた。んで、それぞれ2冊読み。好きな作家が増えるのはうれしいな。あと初読みじゃないけど好きな作家、キム・チョヨプやチョン・セランもそれぞれ2冊読んだ。
December 31, 2025 at 9:50 AM
【渦巻く声を聞く】『マーリ・アルメイダの七つの月』と陳思宏『亡霊の地』は、死者たちの声が渦巻いているような作品だった。『失われたスクラップブック』には無名の市民たちの声が、豊永浩平『月ぬ走いや馬ぬ走い』には沖縄の人々の声が、李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』には排外主義に抗う若者たちの声が渦巻いている。『物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集』は、書き手の多くが現在連絡を取れないままだというアンソロジー。ガザの声を聞け。
December 31, 2025 at 9:46 AM
【アメリカ考】『トピーカ・スクール』『松明のあかり』は、トランプ以降のアメリカについて書かれた小説。特に『トピーカ・スクール』には感銘を受けた。『失われたスクラップブック』『ヴァインランド』は、書かれたのはずいぶん前だけど今のアメリカの根っこにあるものが窺える。『ジェイムズ』『チェーンギャング・オールスターズ』は、アメリカの奴隷制や人種差別をグロテスクなユーモアでもって抉った作品。
December 31, 2025 at 9:43 AM
2025年に読んだ本ベスト、つづき。プッシー・ライオットのメンバーの無事を祈りたい。
11『この世界からは出ていくけれど』キム・チョヨプ
12『ヴァインランド』トマス・ピンチョン
13『クリーチャー 絵、スケッチ、そしてエッセイ』ショーン・タン
14『死なない猫を継ぐ』山中千瀬
15『読書と暴動 プッシー・ライオットのアクティビズム入門』ナージャ・トロコンニコワ
16『誓願』マーガレット・アトウッド
17『わたしは楳図かずお マンガから芸術へ』楳図かずお/石田汗太
18『ソングの哲学』ボブ・ディラン
19『他なる映画と 1・2 』濱口竜介
20『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』円城塔
December 31, 2025 at 9:41 AM
2025年に読んだ本ベスト。今年は、ほぼ海外文学です。アメリカ・台湾・スリランカ・韓国・イギリス。そしてロシア文学講座も。
1『トピーカ・スクール』ベン・ラーナー
2『二階のいい人』陳思宏
3『失われたスクラップブック』エヴァン・ダーラ
4『マーリ・アルメイダの七つの月』シェハン・カルナティラカ
5『大丈夫な人』カン・ファギル
6『ソーンダーズ先生の小説教室 ロシア文学に学ぶ書くこと、読むこと、生きること』ジョージ・ソーンダーズ
7『ジェイムズ』パーシヴァル・エヴェレット
8『奏で手のヌフレツン』酉島伝法
9『漂着物、または見捨てられたものたち』ルーシー・ウッド
10『百題稽古』高山れおな
December 31, 2025 at 9:39 AM
【リバイバル上映】特集上映で観たのは、ダグラス・サーク、アラン・ギロディ、山村浩二など。リバイバル上映は、年明けの『シリアル・ママ』に始まり、『殺しの分け前 ポイント・ブランク』『冬冬の夏休み』『リンダリンダリンダ』などを観た。そして、なんと言ってもエドワード・ヤンの『カップルズ』が素晴らしかった。約30年ぶりに味わう至福。
December 31, 2025 at 7:38 AM
【クィアたち】アラン・ギロディやグレッグ・アラキの過去作を観たのも今年。一方で、『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』『愛はステロイド』『テレビの中に入りたい』などが、クィア映画の新たな可能性を感じる年でもあった。他にもバロウズ原作の『クィア』があったし、『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』『ペリリュー』『秋が来るとき』『ピアス 刺心』などでもクィアが描かれていた。
December 31, 2025 at 7:35 AM
【孤独な生】孤独が描かれている作品に強く惹かれる。『Flow』の主人公は猫だけど、世界に自分ひとりぼっちというよるべなさに震えた。『ブラックドッグ』『かたつむりのメモワール』は、主人公の孤独な生活の描写にグッときまくり。『敵』も孤独な老人の脳内妄想として見たし、『新世紀ロマンティクス』も孤独な中年女性の凛とした姿が印象深い。中でもあまりの孤独っぷりに食らったのは、『テレビの中に入りたい』。ラストの展開は、心底恐ろしかった。他人事じゃないぞと。
December 31, 2025 at 7:32 AM
【革命はテレビには映らない】『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、観ている間ずーっと脳汁出まくりの革命映画。興奮と陶酔の振り子運動で、特にあのカーチェイスは、映画館の大スクリーンで観てこそだよね。『ニーキャップ』は、チンピラたちの地べたからの革命映画だと思う。『スーパーマン』は、ヒーローとジャーナリストと民衆の革命映画で、ガザやウクライナを連想させる場面も。ドキュメンタリー『ノー・アザー・ランド』には、まさにテレビには映らないパレスチナの現状が刻まれていた。
December 31, 2025 at 7:27 AM
2025年に観た映画ベスト、つづき。『砂時計サナトリウム』は夢を見ているような感覚。『プレデター バッドランド』は意外な拾いもの枠。
11『砂時計サナトリウム』
12『愛はステロイド』
13『聖なるイチジクの種』
14『ペリリュー 楽園のゲルニカ』
15『プレデター バッドランド』
16『テレビの中に入りたい』
17『WEAPONS ウェポンズ』
18『ミッキー17』
19『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』
20『HERE 時を越えて』
December 31, 2025 at 7:24 AM
2025年に観た映画ベスト。今年は例年よりも数を観れてないけど、猫と犬とかたつむりが素晴らしかった。そして、『ノー・アザー・ランド』関係者の無事を祈りたい。
1『ワン・バトル・アフター・アナザー』
2『Flow』
3『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
4『ブラックドッグ』
5『かたつむりのメモワール』
6『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』
7『KNEECAP ニーキャップ』
8『スーパーマン』
9『敵』
10『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』
December 31, 2025 at 7:21 AM
【漫画遺産】今年は「手塚治虫 火の鳥展」に行った流れで、『火の鳥』をあれこれ読み返してた。テーマもすごいけど、実験的なコマ割りや構図にシビれまくり。そしてついに刊行された楳図かずおの『ZOKU-SHINGO COMPLETE BOX』。「わたしは真悟」の扉絵画集がセットになった、全人類にとっての宝物のようなボックス。
December 31, 2025 at 7:03 AM
【共生へ】海外ルーツ、クィア、発達障害など、多様性を描くという点で漫画はかなり最前線にあるんじゃないかな。『半分姉弟』や『君と宇宙を歩くために』『どくだみの花咲くころ』などが話題になっているのは、とてもいいことだと思う。『一身上の怪異』も多様性の漫画として読んだ。今年完結した小宮りさ麻吏奈『線上のひと』や、トイ・ヨウ『多聞さんのおかしなともだち』は、クィア漫画として印象に残っている。
December 31, 2025 at 7:00 AM
【新しい作家を】新しい描き手を見つけるとうれしくなる。今年は、児島青『本なら売るほど』、サイトウマド『怪獣を解剖する』『解剖、幽霊、密室』、かわじろう『あたらしいともだち』、藤見よいこ『半分姉弟』など豊作。あと、トーチコミックスの充実ぶりよ。やうやうと『不老不死にならなくちゃ』、千葉ミドリ 『緑の予感たち』、青色ひよこ『彼岸花』など、次々とクセの強い作家を輩出し続けてる。
December 31, 2025 at 6:56 AM
【見たことのないものを】見たことのないものを見せてくれる漫画は、それだけでごちそうだと思っている。「ソラリスの海」なんて誰も見たことないものをどう絵にするのか。森泉岳土『ソラリス』のビジョンに驚愕。『人間一生図鑑』『趣都』も漫画では見たことないような表現に踏み込んでいて、シビれる。あと『ザ・キンクス』のコマや構図の実験性、『言葉の獣』の言葉をクリーチャーにするという発想も、見たことない感じ。『てだれもんら』のスクリーントーン使いも唯一無二。
December 31, 2025 at 6:51 AM
2025年に読んだ漫画ベスト、つづき。『男の皮の物語』はフランスのフルカラーコミック。『全員記憶喪失オフィス』は、特殊設定すぎるギャグが冴えまくり。
11『家守奇譚』近藤ようこ/梨木香歩
12『半分姉弟』藤見よいこ
13『20光年』INA
14『君と宇宙を歩くために』泥ノ田犬彦
15『男の皮の物語』ユベール/ザンジム
16『言葉の獣』鯨庭
17『全員記憶喪失オフィス』増村十七
18『一身上の怪異』竹田昼
19『どくだみの花咲くころ』城戸志保
20『いやはや熱海くん』田沼朝
December 31, 2025 at 6:46 AM
2025年に読んだ漫画ベスト。『ソラリス』を漫画化するという偉業。タルコフスキーよりもソラリスしてる! そして、『いんへるの』完本の単行本化と、『てだれもんら』の再開を祝して。
1『ソラリス』森泉岳土/スタニスワフ・レム
2『人間一生図鑑』いがらしみきお
3『本なら売るほど』児島青
4『趣都』山口晃
5『怪獣を解剖する』サイトウマド
6『完本 いんへるの』カラスヤサトシ
7『ザ・キンクス』榎本俊二
8『あたらしいともだち かわじろう短編集』かわじろう
9『てだれもんら』中野シズカ
10『かまくらBAKE猫倶楽部』五十嵐大介
December 31, 2025 at 6:44 AM
分厚い本が積まれていく。年末年始に読みたいところだけど、なんだかんだこの時期はバタバタして思ってるほど読めないんだよね。そして部屋は片づかない。
December 28, 2025 at 8:17 AM
鯨庭『言葉の獣』3巻。今回の言葉は「死」。なんか本丸に踏み込んだという感じがしてドキドキする。死とどう向き合うかという問いになんとか答えを出そうと、主人公と作者が一緒にもがいているようで、その真摯さに打たれるのよ。読んでるこちらももがいちゃうというか。「死」という概念に「言葉の獣」として形を与えるのもまた、死と向き合う手段のようでもあり。
December 24, 2025 at 3:43 PM
榎本俊二『ザ・キンクス』3巻。日常マンガの皮を被った実験マンガというか、マンガとしての表現方法に毎度毎度びっくりさせられる。ほのぼのしてるのに乾いてる。ささやかなのにスペクタクル。可笑しいのに怖い。この巻では、自動販売機の話が特にすごかった。するするっと非日常に入り込み、しれっとした顔で日常に戻ってくる。
December 24, 2025 at 3:40 PM