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『幻想と怪奇』編集室note、第4週を更新しました。
今回は、シリーズ「古典再訪」の第一回、ブラム・ストーカー『ドラキュラ』です。今後、怪奇幻想の古典を毎月一冊、紹介していく予定です。
お楽しみいただければ幸いです。
(一冊といっても、関連書が連なってくるので、紹介する本はけっこう多くなります)
note.com/fancy_lion71...
『幻想と怪奇』note:004 古典再訪〔1〕ブラム・ストーカー『ドラキュラ』|幻想と怪奇
ブラム・ストーカー『ドラキュラ』(DRACULA by Bram Stoker, 1897)  ドラキュラという名を聞いたことのない人は、たぶんほとんどいないことでしょう。が、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』を読んでいる人は、その中にどれくらいいるか。試してはいませんが、思いのほか少ないような気がします。  古典文学にはたしかに、読んでいなくても読んだような気になってしまいがちな面はあります。...
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November 26, 2025 at 3:02 AM
戦後民主主義が(ほぼ各国において)失敗・挫折したことの一因は、リテラシーを育む上で読むことに偏重して書くことの教育を等閑視したからではないかという気がする。
November 23, 2025 at 1:51 PM
ルイス・マンフォードの言う「メガマシン」と、ユヴァル・ノア・ハラリの言う「想像上の秩序」は関連しているという気づき。
どちらも人間が個を超えて巨大な社会を築く仕組みで、前者は主にテクノロジーに焦点を合わせた切り口で「ハード」的、後者は主にフィクションに焦点を合わせた切り口で「ソフト」的。
そしてどちらもメディア論という切り口から眺めることができる。
November 18, 2025 at 2:50 PM
オーディオブックは『オーディオブック.jp(audiobook.jp)』がいいなと思う。
プラットフォームでも聞けるけどmp3でダウンロードができて音声ファイルを購入者がちゃんと所有できるのがいい。
独自フォーマットでプラットフォームに囲い込もうとするサービスが多い中、この姿勢は良心的だと思う。
November 16, 2025 at 11:37 AM
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〈スプロール〉三部作、再完結。
November 12, 2025 at 9:04 AM
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『モナリザ・オーヴァドライヴ〔新版〕』 12/3 発売
November 12, 2025 at 9:03 AM
ウィリアム・ギブスンインタビュー1/2
www.youtube.com/watch?v=JN6t...
ウィリアム・ギブスンインタビュー 1/2
YouTube video by potlatch06
www.youtube.com
November 9, 2025 at 11:50 AM
#読了
若林幹夫『地図の想像力』(増補版、河出書房新社)
地図というメディアがもつ、社会的現実を表象する機能に焦点を当てて考察した本。
「世界をありのままに描いたもの」が地図だと思われがちだが、実際には「国境」をはじめとして現実には目に見えて存在するわけではないものも地図には描かれている。
むしろ地図という表現の本質はそのような「目に見えないもの」を表現するところにこそある、とこの本は論じている。
www.kawade.co.jp/np/isbn/9784...
増補 地図の想像力 :若林 幹夫|河出書房新社
増補 地図の想像力 私たちはいかにして世界の全体をイメージすることができるのか。地図という表現の構造と歴史、そこに介在する想像力のあり様に寄り添い、人間が生きる社会のリアリティに迫る、社会学的思考のレッスン。
www.kawade.co.jp
October 26, 2025 at 11:20 AM
#今日学んだこと
蔵書票
ex libris(「~の蔵書から」の意)
本の見返し部分に貼られた、その書物が誰の・どこの蔵書であるかを示す紙片。
本が貴重品であった時代、自分がその所有者であると明示することは盗難対策であると同時に自己の権威を誇示する狙いもあった。
デザイン性の高さから切手のように蒐集の対象となっている。
October 22, 2025 at 9:31 AM
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10月21日はアーシュラ・クローバー・ル=グウィンの誕生日(1929)。両親共に文化人類学者。子供時代から本をよく読み、父からインディアンの話を聞かされた。9歳の頃から創作をはじめる。10代はダンセイニを愛読。兄とSFを読んだ。コロンビア大学で修士号取得。大学でフランス語を教える傍ら雑誌に投稿。
October 20, 2025 at 11:14 PM
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【Web東京創元社マガジン 10月8日更新】
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前[完全版]』、単行本で2025年12月25日頃刊行!!!【刊行日、ページ数、予定価格のお知らせ】 #薔薇の名前 #東京創元社
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ウンベルト・エーコ『薔薇の名前[完全版]』、単行本で2025年12月25日頃刊行!!!【刊行日、ページ数、予定価格のお知らせ】|Web東京創元社マガジン
全世界で異例の大ベストセラーとなったウンベルト・エーコの話題作『薔薇の名前』。その[完全版]刊行決定の報を10月3日(金)にWeb東京創元社マガジンでお知らせしました。 この告知はたいへん大きな反響を呼び、続報を待つ声をたくさん頂戴いたしました。今回は刊行日、ページ数、予定価格などの詳細な書誌情報を公開いたします。 【書誌情報】 書名:薔薇の名前[完全版](ばらのなまえ かんぜんばん)上下...
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October 8, 2025 at 8:02 AM
クリス・ボルディック『フランケンシュタインの影の下に』谷内田浩正・西本あづさ・山本秀行訳(国書刊行会) #読了 (再読)
www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784...
メアリー・シェリーの1818年の小説『フランケンシュタイン』のテクストがいかに怪物的であったか、その怪物性が十九世紀という時代に適応していかに神話的になったか、そしてその神話性が二十世紀の銀幕で幕を閉じるまでを論じた文学論。
フランケンシュタインの影の下に|国書刊行会
フランケンシュタインの影の下に 創造主を脅かし、破壊する恐るべき被造物――フランケンシュタインの怪物。フランス革命の影響下に生まれた近代神話の展開を追いながら、19世紀テクストにおける怪物イメージの増幅を跡づける怪物の神話学。
www.kokusho.co.jp
September 28, 2025 at 5:35 AM
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『モナリザ・オーヴァドライヴ〔新版〕』は12月刊行予定。ご期待ください。
September 17, 2025 at 3:14 AM
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『カウント・ゼロ〔新版〕』 10/22 発売
September 16, 2025 at 9:06 AM
クリス・ボルディック『フランケンシュタインの影の下に』(原著1987年)を今読んでいるが、「第四章 侵犯の神話、産業の神話」はまるで現在のアメリカの状況を予言しているかのように読める。
いわく、アメリカ合衆国は個別の州・孤立した個人を寄せ集めた「フランケンシュタインの怪物」のような危うい統一体なのであり、バラバラの構成要素を一つの政体かのように見せかけているのはフィクションの働きによるが、その中でも資本主義はフィクションとしては無味乾燥で魅力に乏しいので、より魅力的な物語や目的意識を提示してくる独裁的な個人にいつでもハイジャックされる危険性がある(cf. メルヴィル『白鯨』)、という指摘など。
September 15, 2025 at 7:27 AM
『M・R・ジェイムズ傑作集』を読まないとな……
September 4, 2025 at 12:32 PM
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ニューロマンサー新版の復刻カバー販売店舗、リストが出てます
リンク先にありますので確認してから行かないとです
帯にあるプレゼント企画でギブスンサインカード、アクリルキーホルダー、そしてステッカーは応募者全員サービス!
復刻カバー版のほうは本の上に通常カバー、帯、復刻カバーと3重にかかってるので、外から見えなくても帯はついてるそうです
www.hayakawabooks.com/n/n2ddff3ea4...
August 21, 2025 at 8:21 AM
ゲド戦記は昔から第3巻『さいはての島へ』と第4巻『帰還』がたまらなく大好き。
『帰還』以降は一般に受けが悪いが、ものすごい作品だと思うのだ。
August 25, 2025 at 6:38 AM
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〇『カウント・ゼロ』『モナリザ・オーヴァドライヴ』の復刊は?→あります!

〇カバーデザインと解説は?→すべて新しいものに変わります!

〇本文の変更は?→「新訳」ではありませんが、一部の表記を統一しています。このほか、用語集「スプロール・インデックス」を収録しています!
August 15, 2025 at 9:44 AM
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〇新版刊行にあわせたキャンペーンは?→2つあります! 数量限定のオリジナル・デザインのカバーの復刻、そして購入者向けの限定グッズのプレゼントです。詳細は最初の投稿の記事よりご確認ください!
August 15, 2025 at 9:45 AM
「欲望の発生要因はフロイト・ラカンをはじめ、欠如→補填というモデルが一般的だが、ドゥルーズはそれを批判して欲望の積極的・肯定的な性質を主張した」
という話を読んだことがあって、ずっとドゥルーズの欲望モデルに興味があったが、先日やっとほんの少しだけ調べてみることができた。
August 10, 2025 at 1:05 PM
『ジキル博士とハイド氏』(1885)と『パンの大神』(1890)はちょっと似ている。
どちらもロンドンを歩き回って、紳士社会に不安をもたらす怪人(男/女)の不品行=アイデンティティを暴こうとする話。
『ドラキュラ』(1897)も一部似たような構造をしている。都市ゴシック。ゴシックの城としての魔都ロンドン。
August 8, 2025 at 12:05 PM
ツリーとリゾームとセミラティス | R-style
rashita.net/blog/?%E3%83...

リゾーム(根茎、ネットワーク)の一部を切り出したものがツリー(木構造、ヒエラルキー)だというのは自分も考えていた。
たぶん、リゾームを「文脈」によって辿るとツリーになるのだろうと。
R-style
rashita.net
August 6, 2025 at 8:16 AM