吉野 葛彦
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吉野 葛彦
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自由は死んだ、万雷の拍手の中で。
February 8, 2026 at 12:36 PM
アメリカが……あのアメリカがだよ、B級映画的ディストピア国家になっていることに今さらながら驚く。

得体の知れぬアルファベット3文字の武装組織が一般市民に弾3発も撃ち込んで虐殺し、007映画の悪役を地で行くようなトップのもとで、政府は武装組織を擁護しているのだ。

悪い夢か。
『インデペンデンス・デイ』のアメリカを、おれに返せ、トランプ。
January 9, 2026 at 10:49 AM
あいみょんがいちいち可愛い…。
December 31, 2025 at 2:27 PM
提出物を何度もチェックして時間を潰す仕事納め。
ようやく休憩時間に至る。

さて、どうせもう今年は三島を読んで暮れてゆくであろうから、先に、今年読んだベスト10(著者あおいえお・ABC順/再読除く)を発表しておく。

遠藤周作「悲しみの歌」「わたしが・棄てた・女」
小川国夫「生のさなかに」
蓮實重彦「ゴダール革命」
原民喜「夏の花・心願の国」
松元寛「漱石の実験」
松本健一「三島由紀夫亡命伝説」
四方田犬彦「貴種と転生 中上健次」
アルベール・カミュ「異邦人」
アンヌ・ヴィアゼムスキー「彼女のひたむきな12ヵ月」
December 26, 2025 at 4:04 AM
原田眞人監督が亡くなったという。
日本映画における、いわゆる“大作”を撮る監督のなかで、ただひとり、信頼に足る人だった。
「現代の日本映画で唯一すぐれているのは小品的な作品だ」というテーゼに、ただひとり、否を言える人だった。

決して観客におもねらない監督だった。画面の隅、奥まで把握できる人だった。
大勢のエキストラを動員する広いスケールの画でも、隅々まで演出が行き渡っていて緊張感があった。

カメラ、ロケーション、アクション、あらゆる面で贅沢な映画だった。
今日、日本映画は確実にまた一段、貧困化した。
December 13, 2025 at 2:15 PM
昨夜、松本健一「三島由紀夫亡命伝説」を読み終わった。
面白かった。
「亡命」には「かけおち」というルビが付く。
1970年11月25日に三島は「かけおち」したんだってよ、あの世に。
誰を道連れに?
それは読んでのお楽しみ(?)だよ!

少なくとも僕は、前々から三島が「天皇天皇」というその天皇がどうも裕仁と像を結ばなかった(美に強迫観念的にこだわった三島が、あのぼうっとしたおっさん(失敬!不敬!)に懸けるか?という……)ので、この本の論旨はストンとハマった。
December 3, 2025 at 5:04 AM
「春の雪」読了。
再々々々々々々々々々読。

もう清顕くんの2倍生きたせいかな、今回は君がいたいたしい子どもにみえて(読めて)しょうがなかったよ、僕は。

そのあと映画も観てしまった。
2回目以降は退屈してしまう映画だったが、今回は身を入れて観れた。
すべてが終わってクレジットを眺めながら宇多田の歌をきいていると、なんだか泣けてしまった。

清顕くんのように生きないまま、大人になっちゃったんだねえ僕は。
November 16, 2025 at 5:58 AM
【日記】
散財。
きょう、ぼくはおやすみでしたが仕事をしました。しりぬぐい的な仕事だったのでいっこうにはかどらず、おわったの四時。
きぶんをアゲにしようと思い、ジュンク堂に行って、よもた先生の「三島由紀夫を見つめて」を買いました。
3,500円なり。たけぇ!

実は先週、父の古希祝いで実家に帰ったとき、プレゼントとして買ったのもこの本。計2冊買ったことになる。
妻になんといわれるか…。

でも!
そのあとブックオフで、Amazonなら定価4万以上、中古なら14,000円以上の本を550円で手に入れたのだ。
さしひき1万円以上、確実に儲けたことになる。これでゆるしてちょんまげ。という気分なり。
November 8, 2025 at 10:27 AM
Blue sky on blue sky.
いまだかつてこれほど空しかない空があっただろうか(いや、ない)。
November 3, 2025 at 6:52 AM
今日から数日間ちょっと九州へ。

旅のおともに、
四方田犬彦「貴種と転生」(最初から読み直し中)
中上健次「日輪の翼」(オバ萌え。面白い)
シェーファー「アマデウス」(妻は最近、胎教のためにモーツァルトをよく聴く)
三島由紀夫「仮面の告白」(『MISHIMA』日本解禁に刺激を受け、映画のルポ本を読んだせい。こんな機会でもないと読み返さない)
November 1, 2025 at 2:05 AM
くそ。
気づけばオチケンが喋り始めてるFM802。
早く帰りてぇよぉ。

帰れない2人を残して〜♫
って誰の歌だった?
おっさん2人が事務所に残ってるのだ。
僕が喫煙所に逃避。
October 20, 2025 at 12:13 PM
(しかし……僕はどうも中上の描くある種の女性が苦手なんだよな。フサさんの一代記「鳳仙花」にはたいへん感動した記憶があるし、「日輪の翼」のオバたちは大好きなのだが(中上は可愛い婆ちゃんを描かせたら並ぶものがない)、たとえば「軽蔑」は、あのドジな映画版で彼女だけは見事だった鈴木杏のイメージがなければ、真知子ちゃんについていくのが難しかった)
October 16, 2025 at 5:30 AM
最近、中上健次「地の果て 至上の時」(何度目かの)よむよむ中。やっぱり傑作である。
犬彦の「貴種と転生」が「地の果て…」を論じ始めたのでパラパラつまんでおくつもりが、すっかり犬彦そっちのけでノメり込んでいる。
面白いんだがしんどい。
しんどいのに面白い。
話はずーっと停滞している。地の果てにはたどり着かず、至上の時はなかなか訪れない。いつしか、それらを待つ気もなくなる。
僕らは表情の読めない男・秋幸の斜め後ろあたりに立ち、路地跡の草原や森林をただ歩く。
さまようというほど覚束ない足取りではない。でも確たる目的地があるわけでもない。秋幸はひたすら歩き回り、同じところをグルグル回っているのだ。
October 16, 2025 at 4:40 AM
もう3時に近くてねむたいが、休みが終わるのが淋しい(さむしい、と読みます)ので起きてる。

寝坊したら明日の仕事に差し支えるが、ま、そこはそれ、僕のライフワークバランス(?)だよ。
しゃかりきになりたいやつだけ勝手にやってろよ。

そんなわけで、きょう買った山口猛編「優作トーク」をパラパラしつつ、読みかけだった四方田先生の「貴種と転生・中上健次」のつづきを読む。
October 5, 2025 at 5:45 PM
松元寛「漱石の実験」読み終わる。
松元先生は、明晰な言葉で論じている。
非常におもしろいですぞ。

漱石は、なぜ大学の地位を蹴って職業作家になったのか。
なぜ野々宮君が野々宮さんになり、時に野々宮になるのか。

なぜ先生は死ぬのか。
先生は、なぜ死ぬにあたって乃木将軍の殉死をウンヌンするのか。
確かに不思議だったんだよね…。

しかし、あまりに見事な論すぎて、それ以外の読み方ができなくなりそうなきらいはある。

というわけで、あえて漱石を読み返すことはしない。
October 5, 2025 at 5:32 PM
バカのおぼっちゃまくんか、極右のおばさんか…。
October 4, 2025 at 5:58 AM
今朝までコーマックの「血と暴力の国」と、溜まりに溜まった仕fuckin'事と、おれの兄貴たち(ジョエルとイーサン)が撮った『ノーカントリー』にひたっていた。

今夜から、また日本文学に帰る。

こないだまで四方田犬彦の「貴種と転生 中上健次」を読みかけており(非常におもしろい)、今日は図書館で松元寛とかいう人の「漱石の実験」なる本を借りてきたのだ。

「漱石の実験」は、ちょっと前に読んだ高橋源一郎の「最も危険な読書」で、源一郎が褒めていたのである。
September 30, 2025 at 2:18 PM
年齢を見れば、まあそうかと納得せざるを得ず、ここはもう素直に冥福を祈るしかないのだが、ロバート・レッドフォードの訃報にはガックリする。

僕が偏愛する『スパイ・ゲーム』の(もう何年前の映画だよ…)あの老いたりとはいえダンディを絵に描いたような姿が、まぶたの裏に焼きついているからね。

ただ、例によって気休めは言えるだろう。
サンダンス・キッドは、これまた僕の偏愛する“夢の映画”『明日に向って撃て!』のストップモーションのなかで、ブッチとともに永遠に生きていると。
September 17, 2025 at 3:06 PM
頭イッてるクライアントどもの正気の沙汰とは思えん要望に遅くまで付き合わされ、ハラワタ煮えくりかえりながら帰途についたのだが。

Twitterで『リンダリンダリンダ』4K上映の何かをいいねしたおかげで、TLのおすすめに素敵な投稿が多数流れてきて気分が晴れる。
少し、いやだいぶ切ない。

嗚呼、なんで俺もうおっさんになってるんだよ。
文化祭であの子たちの演奏を聴いてさあ、『リアリズムの宿』みたいな旅したかったよ。
August 22, 2025 at 3:31 PM
【日記】
敗戦記念日。
だからどうというのでもないが。

わが祖国はかつて偉そうなツラをして散々にやらかし、その結果けちょんけちょんに負けたわけだが、いみじくも我らがご先祖が言ったように、我々は喉元を過ぎれば熱さを忘れるので、80年とはそういう時間だったのだろう。要するにほっとくとまたやらかしそうなのだが、だからどうということもなく僕は今日も仕事だった。

しかし、お前らがどんなに勇ましくあさましい空虚な言辞を弄そうとも、僕は本棚の前に帰って金子光晴を、原民喜を、武田泰淳を、大岡昇平を読む。
じゃなきゃ、日本語を読める甲斐がない。
August 15, 2025 at 1:08 PM
川沿いにひらけた飲食施設でビールを飲み(妻はカルピス)大根の固いおでんを食べていると、となりで飲んでいた連中がステージに立ってジャズを演奏し始めた。

ジャズは、実際に聴くとよい。
CDでは聴く気にならない。
ロック映画の傑作『24アワー・パーティ・ピープル』で、山師的プロデューサーのトニー・ウィルソン曰く「ジャズはクソだ、あんなのは演奏家どもの自己満さ」

確かにな。
でも彼らの自己満にノレるとき、ジャズは素晴らしい。

というわけで帰宅後の今、中上健次の「破壊せよ、とアイラーは言った」を読む。
August 9, 2025 at 1:37 PM
「山椒魚は悲しんだ。」
August 9, 2025 at 6:41 AM
【日記】
昨夜、思うところあって漱石の「道草」を読み始めたところが、赤茶けた岩波文庫の古本が何とも見苦しい。

と思い、今日槇尾古書店に行くと、小林秀雄の新潮文庫「本居宣長」上下巻が計300円也。新潮文庫の秀雄はやたら註がうるさく好きでないが、パラパラやってみると古い版なのか註がない。
ので、同じく300円だった「『OZU2003』の記録」と一緒に買った。綺麗な「道草」はなかった。

歩いてブックオフに行くと、綺麗な新潮文庫版、岩波文庫版の「道草」がある。50円安い新潮文庫版を買った。

帰宅。トマトとズッキーニのイタリアン炒めを作る。味見したらちと濃いがなかなか美味い。以上。
August 2, 2025 at 11:10 AM
【日記】
朝。
最近、笠原和夫を読んでる流れで『十一人の賊軍』を観た。

役者、特に仲野太賀が殺陣から表情から何もかも素晴らしいが、若松孝二の最も優秀な(映画がうまい)弟子たる白石和彌監督の真骨頂は、やはり老賊の「義によりて、お国に逆らいたてまつる」の台詞だろう。シビれる瞬間だった。

昼。
古本屋で中公文庫の「潤一郎ラビリンス 戯曲傑作集」を発見。ついでに「十一人の賊軍」ノベライズも買ってしまう。

映画のノベライズなど買って読むのはいつぶりだろうか。
しかし、まずは読みかけの笠原和夫のシナリオ「日本暗殺秘録」つづきを読む。
July 26, 2025 at 3:36 PM