Xで書けないネタバレ要素もこっちでまとめます🙇悪しからず
X → x.com/GekoGekoEater
予告通り #アリウスと贖罪の女神 の表題で、サオリとスクワッドのみんなの珍道中をできるだけ楽しく描けたらいいなと思っております
…DQをブルアカ二次創作の踏み台みたいに思ってませんよ!!
単にこういうの想像しながらRPGやるのが好きすぎるんです…DQも世界樹も古くはディスガイアも、こういうプレイスタイルでやってきた人間なんで…
『勇者になる』なんて話、どこまで本気にしてる?」
サオリ「何の話だ」
ミサキ「私達が過去何をしでかしてきたかなんて、『依頼主』も当然知ってるはずでしょ。
…こういうこと頼んできそうな『依頼主』なんて、おおかた想像はつくけど」
サオリ「…私は仕事人として、依頼主の期待に応えたい。それだけだ。
そしてその上で、お前達の…世間から注がれる目が、少しでもよくなることを期待している」
ミサキ「…ふーん。
ま、付き合うと言ったからには付き合うけど」
#アリウスと贖罪の女神
『勇者になる』なんて話、どこまで本気にしてる?」
サオリ「何の話だ」
ミサキ「私達が過去何をしでかしてきたかなんて、『依頼主』も当然知ってるはずでしょ。
…こういうこと頼んできそうな『依頼主』なんて、おおかた想像はつくけど」
サオリ「…私は仕事人として、依頼主の期待に応えたい。それだけだ。
そしてその上で、お前達の…世間から注がれる目が、少しでもよくなることを期待している」
ミサキ「…ふーん。
ま、付き合うと言ったからには付き合うけど」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「あぁ。情報提供感謝する」
ナギサ「ところで、ヒヨリさ…」
ヒヨリ「!!!?」
ヒヨリ「あああああごめんなさいごめんなさい!!!!クッキーにプリンにマカロンに、ついでにガナッシュチョコとチーズケーキまでいただいちゃってごめんなさい生きててごめんなさい」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「あぁ。情報提供感謝する」
ナギサ「ところで、ヒヨリさ…」
ヒヨリ「!!!?」
ヒヨリ「あああああごめんなさいごめんなさい!!!!クッキーにプリンにマカロンに、ついでにガナッシュチョコとチーズケーキまでいただいちゃってごめんなさい生きててごめんなさい」
#アリウスと贖罪の女神
原作だとずっとローレ1人のまま逐一徒歩で目的地歩き回らなきゃならない(キメ翼も最後に復活の呪文聞いたとこ固定)のですげーヘイト溜まるのに、今回NPCとはいえHPMP無限のサマルちゃんついてくるわ目的地までキメ翼で一瞬だわ最終目的地もサマル王妃が答えそのものズバリ教えてくれるわ…
HD2D版特有の過保護なまでのサポートがしっかり行き届いてる
それに仲間がいるっていいね
HPピンチったローレ君をサマルちゃんが先制回復してくれた時なんか涙あふれたわ
前作勇者くんはそれすらしてもらえなかったよね…と
(順当に姫返却プレイだったから姫の恩恵に預かれなかったの)
さて後は姫ちゃんか…どうするかな…
ヒヨリ「えへへ…なかなか会えませんね、ミサキさん」
サオリ「あぁ、そうだな」
ヒヨリ「何だかすごく、変な感じです…
こんなにも近くに、すぐ触れられそうなところにいるのに…手を伸ばそうとすると、ひらりと飛んで行っちゃう。
まるで、瓦礫の上をひらひらと飛ぶちょうちょみたいです」
サオリ「……」
原作だとずっとローレ1人のまま逐一徒歩で目的地歩き回らなきゃならない(キメ翼も最後に復活の呪文聞いたとこ固定)のですげーヘイト溜まるのに、今回NPCとはいえHPMP無限のサマルちゃんついてくるわ目的地までキメ翼で一瞬だわ最終目的地もサマル王妃が答えそのものズバリ教えてくれるわ…
HD2D版特有の過保護なまでのサポートがしっかり行き届いてる
それに仲間がいるっていいね
HPピンチったローレ君をサマルちゃんが先制回復してくれた時なんか涙あふれたわ
前作勇者くんはそれすらしてもらえなかったよね…と
(順当に姫返却プレイだったから姫の恩恵に預かれなかったの)
さて後は姫ちゃんか…どうするかな…
ヒヨリ「えへへ…なかなか会えませんね、ミサキさん」
サオリ「あぁ、そうだな」
ヒヨリ「何だかすごく、変な感じです…
こんなにも近くに、すぐ触れられそうなところにいるのに…手を伸ばそうとすると、ひらりと飛んで行っちゃう。
まるで、瓦礫の上をひらひらと飛ぶちょうちょみたいです」
サオリ「……」
さて後は姫ちゃんか…どうするかな…
ヒヨリ(ひっ……み、ミカさん……?)
サオリ(あまり怖がる必要はない。厳しければ、私の後ろに隠れていろ)
ミカ「それで、わざわざ戻ってきたのは…スクワッドのみんなの情報が欲しいから。そうでしょう?」
サオリ「…話が早いな。今し方スクワッドのメンバーのひとりが、このローレシアを訪れたと聞いてな」
ミカ「…うん。訪れたよ。
少し、様子が変な感じだった」
#アリウスと贖罪の女神
ヒヨリ(ひっ……み、ミカさん……?)
サオリ(あまり怖がる必要はない。厳しければ、私の後ろに隠れていろ)
ミカ「それで、わざわざ戻ってきたのは…スクワッドのみんなの情報が欲しいから。そうでしょう?」
サオリ「…話が早いな。今し方スクワッドのメンバーのひとりが、このローレシアを訪れたと聞いてな」
ミカ「…うん。訪れたよ。
少し、様子が変な感じだった」
#アリウスと贖罪の女神
白いパーカーを着た黒髪の女性に心当たりはないか?」
参拝客「おお、君はあのお嬢ちゃんの知り合いかね。
すまないが、あの子はついさっきローレシアを目指すと旅立っていったよ。
何やら思い詰めた表情していたから、少し心配しておったのだけど」
サオリ「ローレシア、か…わかった。礼を言う」
参拝客「…君は、あの子の友達かい?
よければあの子のこと、大事に見てあげてくれるかな?
年寄りの冷や水とは思うけど、つい心配になってしまってね」
サオリ「わかった。心しておく」
#アリウスと贖罪の女神
白いパーカーを着た黒髪の女性に心当たりはないか?」
参拝客「おお、君はあのお嬢ちゃんの知り合いかね。
すまないが、あの子はついさっきローレシアを目指すと旅立っていったよ。
何やら思い詰めた表情していたから、少し心配しておったのだけど」
サオリ「ローレシア、か…わかった。礼を言う」
参拝客「…君は、あの子の友達かい?
よければあの子のこと、大事に見てあげてくれるかな?
年寄りの冷や水とは思うけど、つい心配になってしまってね」
サオリ「わかった。心しておく」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「あぁ。まずはひと通り探ってみるとしよう」
サオリ(それにしても、地下深くの泉、か…
…ミサキ…妙なことを考えてなければいいが)
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「あぁ。まずはひと通り探ってみるとしよう」
サオリ(それにしても、地下深くの泉、か…
…ミサキ…妙なことを考えてなければいいが)
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「すまない。訳あってこのサマルトリア自治区に邪魔している」
ナギサ「何かあったのでしょう?この私で力になれるようでしたら」
サオリ「…故あって、スクワッドのみんなを探している。
どんな些細な情報でもあれば助かるのだが…」
ナギサ「…すみません。スクワッドの皆さんのことは、私でも何も」
サオリ「…そうか。邪魔してすまなかった」
ナギサ「あぁ、そういえば」
サオリ「?」
ナギサ「つい先程、あなたと同じような珍しいお客様をお迎えしておりましたね。
角の客室の方に、今もおいでのはず」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「すまない。訳あってこのサマルトリア自治区に邪魔している」
ナギサ「何かあったのでしょう?この私で力になれるようでしたら」
サオリ「…故あって、スクワッドのみんなを探している。
どんな些細な情報でもあれば助かるのだが…」
ナギサ「…すみません。スクワッドの皆さんのことは、私でも何も」
サオリ「…そうか。邪魔してすまなかった」
ナギサ「あぁ、そういえば」
サオリ「?」
ナギサ「つい先程、あなたと同じような珍しいお客様をお迎えしておりましたね。
角の客室の方に、今もおいでのはず」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「駆け出しの頃、大人から散々言われたな。
学もないお前らを、誰が雇うんだ。所詮汚れ仕事しか知らない不良生徒が、と」
サオリ「私が罵られるのは、まだいい。
だが、あいつらが罵られるのだけは…何事にも代えられぬ苦痛だった」
サオリ「……」
サオリ「アツコ、ミサキ、ヒヨリ…
みんなは今も、元気でやっているだろうか」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「駆け出しの頃、大人から散々言われたな。
学もないお前らを、誰が雇うんだ。所詮汚れ仕事しか知らない不良生徒が、と」
サオリ「私が罵られるのは、まだいい。
だが、あいつらが罵られるのだけは…何事にも代えられぬ苦痛だった」
サオリ「……」
サオリ「アツコ、ミサキ、ヒヨリ…
みんなは今も、元気でやっているだろうか」
#アリウスと贖罪の女神
(本編の描写に合わせ細部調整済み)
こっからは冒険に合わせて行き当たりばったりで書いてこうかなぁと思ってます
(そもそもが半プレイ日記的な位置づけで書いてるものなんで)
#アリウスと贖罪の女神
(本編の描写に合わせ細部調整済み)
こっからは冒険に合わせて行き当たりばったりで書いてこうかなぁと思ってます
(そもそもが半プレイ日記的な位置づけで書いてるものなんで)
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「…?これは…」
ミカ「旅立つあなたへ、私からちょっとした餞。
ティーパーティーとして正式な依頼を出せる立場じゃないから、ほんの心付け程度だけど…」
サオリ「…心得た。
他ならぬ『友人』からの餞別と思って、ありがたく受け取っておく」
ミカ「…うん。よろしくね、サオリ。
私の大切な…『お友達』」
#アリウスと贖罪の女神
サオリ「…?これは…」
ミカ「旅立つあなたへ、私からちょっとした餞。
ティーパーティーとして正式な依頼を出せる立場じゃないから、ほんの心付け程度だけど…」
サオリ「…心得た。
他ならぬ『友人』からの餞別と思って、ありがたく受け取っておく」
ミカ「…うん。よろしくね、サオリ。
私の大切な…『お友達』」
#アリウスと贖罪の女神
昨今多発してる、ムーンブルク自治区における謎のテロリズム事件」
サオリ「…あぁ。今朝もその被害者と思われる人間が、このローレシア自治区を訪れていたな」
#アリウスと贖罪の女神
昨今多発してる、ムーンブルク自治区における謎のテロリズム事件」
サオリ「…あぁ。今朝もその被害者と思われる人間が、このローレシア自治区を訪れていたな」
#アリウスと贖罪の女神
ミカ「――久しぶり。サオリ」
サオリ「あぁ。お前から再び呼び出しがあろうとは思わなかった」
ミカ「そんなに緊張しないで。今はもう、あなたに八つ当たりする理由もなくなったから」
サオリ「別に不意の襲撃を警戒しているわけではない。
ただ、その…ティーパーティーの部屋というのは、あまりにも落ち着かないものでな」
ミカ「うん…わかってる。
私とサオリ…2人は、住む場所も生きてきた環境も、何もかも違うってこと」
サオリ「そうだな…だがこれがミカ、お前の育ってきた環境なのだとすれば…
馴染まなければならないのは、きっと私の方なのだろう」
#アリウスと贖罪の女神
ミカ「――久しぶり。サオリ」
サオリ「あぁ。お前から再び呼び出しがあろうとは思わなかった」
ミカ「そんなに緊張しないで。今はもう、あなたに八つ当たりする理由もなくなったから」
サオリ「別に不意の襲撃を警戒しているわけではない。
ただ、その…ティーパーティーの部屋というのは、あまりにも落ち着かないものでな」
ミカ「うん…わかってる。
私とサオリ…2人は、住む場所も生きてきた環境も、何もかも違うってこと」
サオリ「そうだな…だがこれがミカ、お前の育ってきた環境なのだとすれば…
馴染まなければならないのは、きっと私の方なのだろう」
#アリウスと贖罪の女神
正実A「敵襲、敵襲!!北東1時の方角より、飛行部隊数十!!」
正実B「そんな!!今月もう3度目…」
正実C「兵器も実弾も、もう底を尽きてます…もう、これ以上の抵抗は」
正実D「…でも、やらなきゃならない」
正実D「ここでやられたら、今度こそこのムーンブルク自治区は…」
ゴォォォォォォォォォ
正実一同「うあああああああああああああああ――」
#アリウスと贖罪の女神
正実A「敵襲、敵襲!!北東1時の方角より、飛行部隊数十!!」
正実B「そんな!!今月もう3度目…」
正実C「兵器も実弾も、もう底を尽きてます…もう、これ以上の抵抗は」
正実D「…でも、やらなきゃならない」
正実D「ここでやられたら、今度こそこのムーンブルク自治区は…」
ゴォォォォォォォォォ
正実一同「うあああああああああああああああ――」
#アリウスと贖罪の女神
「勇者」とは、「ヒーロー」とは、何かと。
辞書的な定義によれば、「勇者」は「勇気のある者」、
「ヒーロー」は「物語の主人公」、転じて「人々からの敬愛を集める人物」のことらしい。
私自身が、そうなれることを、期待しているわけではない。
だが仮に、人々の為に尽くし、人々に尊敬される人物がいたとしたら…
その人物は、「勇者」たる自らの立場を、どう思っているのだろうか。
#アリウスと贖罪の女神
「勇者」とは、「ヒーロー」とは、何かと。
辞書的な定義によれば、「勇者」は「勇気のある者」、
「ヒーロー」は「物語の主人公」、転じて「人々からの敬愛を集める人物」のことらしい。
私自身が、そうなれることを、期待しているわけではない。
だが仮に、人々の為に尽くし、人々に尊敬される人物がいたとしたら…
その人物は、「勇者」たる自らの立場を、どう思っているのだろうか。
#アリウスと贖罪の女神