1. 瞳をとじて
2. 陪審員2番
3. ナミビアの砂漠
4. トレンケ・ラウケン
5. 悪は存在しない
6. ミュージック
7. チャレンジャーズ
8. 至福のレストラン 三つ星トロワグロ
9. 夜の外側
10. ジャン=リュック・ゴダール 遺言/奇妙な戦争
もうひとつ。女性の失踪を主題とし、彼女を追う二人の男性を主体的に描くパート1に対し、パート2では彼らの存在感が薄れ、主体が女性たちへと移行していく。その意味でこの作品は(画面から)男性が消えていく映画という見方もできるのではと感じた。
もうひとつ。女性の失踪を主題とし、彼女を追う二人の男性を主体的に描くパート1に対し、パート2では彼らの存在感が薄れ、主体が女性たちへと移行していく。その意味でこの作品は(画面から)男性が消えていく映画という見方もできるのではと感じた。
とはいうものの、その答えを(二次)創作してまで明かしてしまうのはどうなのか…と思っていたところ、さすがはオリヴェイラ、一筋縄ではいかなかった。会話劇としての面白さ、鏡の使い方、光と影の演出など、やはり見事というしかない。ただすべてを楽しむには『昼顔』を見ておいた方がいいと思う。
とはいうものの、その答えを(二次)創作してまで明かしてしまうのはどうなのか…と思っていたところ、さすがはオリヴェイラ、一筋縄ではいかなかった。会話劇としての面白さ、鏡の使い方、光と影の演出など、やはり見事というしかない。ただすべてを楽しむには『昼顔』を見ておいた方がいいと思う。
例えばこんな発言「映画は決して1人で作るものではない。自分のカオスを理解し、共有してくれる存在が必要だ。それが、この作品を捧げたジャン=イヴ・エスコフィエであり、ドニ・ラヴァンでもある。彼らに出会わなければ、まったく違う映画を作っていたかもしれない。今もそういった人に出会うチャンスを探している」
あと、常に本を2冊づつ、昼と夜で分けて読んでいるという発言も興味深かった。
例えばこんな発言「映画は決して1人で作るものではない。自分のカオスを理解し、共有してくれる存在が必要だ。それが、この作品を捧げたジャン=イヴ・エスコフィエであり、ドニ・ラヴァンでもある。彼らに出会わなければ、まったく違う映画を作っていたかもしれない。今もそういった人に出会うチャンスを探している」
あと、常に本を2冊づつ、昼と夜で分けて読んでいるという発言も興味深かった。
・映画芸術への招待(まあ、これがやりたくて初めて放送大学に入るようなもの)
・日本語リテラシー(文章力をもっと上げたく)
文学や歴史も考えたけど、それは次学期以降で。まずはこの2科目をしっかりとやりたい(ホントに、ちゃんとやれよ自分)。
・映画芸術への招待(まあ、これがやりたくて初めて放送大学に入るようなもの)
・日本語リテラシー(文章力をもっと上げたく)
文学や歴史も考えたけど、それは次学期以降で。まずはこの2科目をしっかりとやりたい(ホントに、ちゃんとやれよ自分)。
人物のキャラをことさらドラマチックに誇張せず、彼/彼女を取り巻く自然=世界と共に描く。テレンス・マリックの特徴的なスタイルがこのデビュー作ですでに見られる。全編に渡ってさまざまな動物が登場し、後半にかけては地平線が忘れ難い印象を残す(やや画面の中央に据えられがちな気もするけれど)。
人物のキャラをことさらドラマチックに誇張せず、彼/彼女を取り巻く自然=世界と共に描く。テレンス・マリックの特徴的なスタイルがこのデビュー作ですでに見られる。全編に渡ってさまざまな動物が登場し、後半にかけては地平線が忘れ難い印象を残す(やや画面の中央に据えられがちな気もするけれど)。
この作品、カンヌのグランプリだったんだ(『英雄の証明』と並んで)。『チタン』と『ドライブ・マイ・カー』の年。
この作品、カンヌのグランプリだったんだ(『英雄の証明』と並んで)。『チタン』と『ドライブ・マイ・カー』の年。
この曲が持つ「これからは我々の時代だ」というメッセージは、本来は親の世代や政治家たちに向けられたもののはずだが、この場面ではディランがそれを観衆に向けて歌っている。その解釈は自分にとっても新鮮で、まったく考えたことがなかった。
この曲が持つ「これからは我々の時代だ」というメッセージは、本来は親の世代や政治家たちに向けられたもののはずだが、この場面ではディランがそれを観衆に向けて歌っている。その解釈は自分にとっても新鮮で、まったく考えたことがなかった。
主演(ととりあえず呼ぶ)の吉開奈央さんの役名は「シャドウ」だが、洞窟や地面に映る影そのものもそれ自体の存在が魅力的だった。沖縄の平和ガイド・松永光雄さんの語りは、その重い内容とともに深く引き込まれ、映画全体の音響(あの軍用機?の轟音など)もまるで立体音響のような凄みを持っていた。
主演(ととりあえず呼ぶ)の吉開奈央さんの役名は「シャドウ」だが、洞窟や地面に映る影そのものもそれ自体の存在が魅力的だった。沖縄の平和ガイド・松永光雄さんの語りは、その重い内容とともに深く引き込まれ、映画全体の音響(あの軍用機?の轟音など)もまるで立体音響のような凄みを持っていた。
「天が許し給うすべて」「風と共に散る」「間奏曲」「翼に賭ける命」「悲しみは空の彼方に」の5本がスクリーンに。
▼詳しくはこちらから
https://natalie.mu/eiga/news/613407
#ダグラス・サーク傑作選
「天が許し給うすべて」「風と共に散る」「間奏曲」「翼に賭ける命」「悲しみは空の彼方に」の5本がスクリーンに。
▼詳しくはこちらから
https://natalie.mu/eiga/news/613407
#ダグラス・サーク傑作選
映画の方は来週観る予定だけど、今日の講義を聞いてから観るという順番は、意外と良いかもしれないと思った。上映トラブルがあったとのことで、最後にエンドロールの部分も見せてもらえて少し得した気分。
映画の方は来週観る予定だけど、今日の講義を聞いてから観るという順番は、意外と良いかもしれないと思った。上映トラブルがあったとのことで、最後にエンドロールの部分も見せてもらえて少し得した気分。