毛並みがだいぶ違っていた…まりもちゃんがしっとり、再販まりもちゃんがふわふわだった…お顔も再販まりもちゃんのが若干目力あがっている印象
毛並みがだいぶ違っていた…まりもちゃんがしっとり、再販まりもちゃんがふわふわだった…お顔も再販まりもちゃんのが若干目力あがっている印象
【と/原作軸】
とっくに覚悟は決まってたんだ。
「卜ラ男!」
乱戦の中、ゾ口は己の男に手を伸ばした。金色の瞳が満月の形になって、口元が「来るな」と言葉を形作ったのが分かった。それでも、ゾ口は技を繰り出す。間に合わないと分かっていても、中途半端な技でもいいからと、体を口ーと敵との間にねじ込む。
その瞬間、体にとんでもない負荷がかかって、肺に溜まった血が迫り上がってくる。かふ、と血を吐いて、それでもまだ立っているとゾ口は不敵に笑った。
全身の力を込めて、最後になってかまわないと息を吸って鋭く吐く。
「やめろ!」
背中に口ーの声が飛んできて、でも、その言葉をゾ口はまた無視した。
【と/原作軸】
とっくに覚悟は決まってたんだ。
「卜ラ男!」
乱戦の中、ゾ口は己の男に手を伸ばした。金色の瞳が満月の形になって、口元が「来るな」と言葉を形作ったのが分かった。それでも、ゾ口は技を繰り出す。間に合わないと分かっていても、中途半端な技でもいいからと、体を口ーと敵との間にねじ込む。
その瞬間、体にとんでもない負荷がかかって、肺に溜まった血が迫り上がってくる。かふ、と血を吐いて、それでもまだ立っているとゾ口は不敵に笑った。
全身の力を込めて、最後になってかまわないと息を吸って鋭く吐く。
「やめろ!」
背中に口ーの声が飛んできて、でも、その言葉をゾ口はまた無視した。
【て/現パロ】
——鉄の匂いがする。
目を覚まして、口ーは柔らかな感触のものが何か理解しないままに懐いて、深呼吸をした。
口ーは半分眠ったまま、枕の肌触りを堪能する。柔らかくて暖かくて、しっとりと手に馴染む。枕変えたっけ、とぼんやり思いながら、猫が毛布を揉むように手を動かす。
「おー、寝ぼけてんな、珍しい」
不意に至近距離から聞きなれた声が聞こえる。
「んん…」
「お前本当おれの胸好きな」
頭を撫でられる感触。もちもちとした枕に顔を押し付けて呻いた後、口ーは漸く目を開く。しぱしぱと最悪の目つきでしばらく虚空を見つめる。そして、鈍色の宝玉と目があってぱちりと瞬きをした。
【て/現パロ】
——鉄の匂いがする。
目を覚まして、口ーは柔らかな感触のものが何か理解しないままに懐いて、深呼吸をした。
口ーは半分眠ったまま、枕の肌触りを堪能する。柔らかくて暖かくて、しっとりと手に馴染む。枕変えたっけ、とぼんやり思いながら、猫が毛布を揉むように手を動かす。
「おー、寝ぼけてんな、珍しい」
不意に至近距離から聞きなれた声が聞こえる。
「んん…」
「お前本当おれの胸好きな」
頭を撫でられる感触。もちもちとした枕に顔を押し付けて呻いた後、口ーは漸く目を開く。しぱしぱと最悪の目つきでしばらく虚空を見つめる。そして、鈍色の宝玉と目があってぱちりと瞬きをした。
ゾくん、お誕生日おめでとうございます🥳
(1/5)
ゾくん、お誕生日おめでとうございます🥳
(1/5)
【つ/現パロ・ゾ誕】
「つまみにしてる?」
面白そうにこちらを見る口ーの言葉に、ゾ口は辛口の日本酒を舐めてから目で笑った。
「してる。良い男が目の前にいるもんで」
二人で暮らす家のダイニングテーブルの上には、ゾ口の好物と大好きな酒が並んでいる。それだけでも幸福な夜であるというのに、その向こうにはこちらを蕩けてしまいそうなほどに甘い瞳を向けてくる色男がいるのだから、たまらない。
「いい夜だ」
「そりゃ良かった。張り切った甲斐があった」
言いながら酒瓶を手にした口ーが、ゾ口の猪口に酒を注ぐ。この凝り性な男は、ゾ口と暮らし始めた時、料理なんてほとんどできなかった。
【つ/現パロ・ゾ誕】
「つまみにしてる?」
面白そうにこちらを見る口ーの言葉に、ゾ口は辛口の日本酒を舐めてから目で笑った。
「してる。良い男が目の前にいるもんで」
二人で暮らす家のダイニングテーブルの上には、ゾ口の好物と大好きな酒が並んでいる。それだけでも幸福な夜であるというのに、その向こうにはこちらを蕩けてしまいそうなほどに甘い瞳を向けてくる色男がいるのだから、たまらない。
「いい夜だ」
「そりゃ良かった。張り切った甲斐があった」
言いながら酒瓶を手にした口ーが、ゾ口の猪口に酒を注ぐ。この凝り性な男は、ゾ口と暮らし始めた時、料理なんてほとんどできなかった。
ロゾオタなので🐯も添えました
ロゾオタなので🐯も添えました
prtnの□ゾ
🐯誕が十五夜で月だったから、⚔️誕は星?にしました🌟(安易)
prtnの□ゾ
🐯誕が十五夜で月だったから、⚔️誕は星?にしました🌟(安易)
マリモT見た時から着せねばと思って…
マリモT見た時から着せねばと思って…
【た/現パロ】
「逮捕」
腕を組んで仁王立ちした恋人が、帰宅早々にそんな物騒なことを言い出した。
「ただいま?」
「おう、おかえり」
「逮捕?」
問いかけながら靴を脱いで中に入り、リビングに向かうと恋人もその後ろをついてくる。怒っている気配はしないな、と口ーは首をかしげた。
「胸に手を当てて考えてみろよ」
そういう言い方ずるいって、と思うが、余計なことを言うとやぶ蛇になりかねない。が、そもそも心当たりがない。
「全然思いつかん」
言いながらキスをしようとすると、恋人は口ーの顔を思い切り押しのけて言った。
「そうか、つまりお前はそういう奴だったんだな」
「エーミール!?」
【た/現パロ】
「逮捕」
腕を組んで仁王立ちした恋人が、帰宅早々にそんな物騒なことを言い出した。
「ただいま?」
「おう、おかえり」
「逮捕?」
問いかけながら靴を脱いで中に入り、リビングに向かうと恋人もその後ろをついてくる。怒っている気配はしないな、と口ーは首をかしげた。
「胸に手を当てて考えてみろよ」
そういう言い方ずるいって、と思うが、余計なことを言うとやぶ蛇になりかねない。が、そもそも心当たりがない。
「全然思いつかん」
言いながらキスをしようとすると、恋人は口ーの顔を思い切り押しのけて言った。
「そうか、つまりお前はそういう奴だったんだな」
「エーミール!?」