#凡河内躬恒
古今338
あるところへ行った人を待って師走〈しはす〉の晦〈つごもり〉に詠んだ歌
我が待たぬ年は来ぬれ〈きぬれ〉ど冬草のかれにし人は訪れ〈おとづれ〉もせず
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 7, 2025 at 3:31 AM
秋は「来て、行く季節」だ。

秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行)

道知らばたづねもゆかむもみぢ葉をぬさとたむけて秋はいにけり(凡河内躬恒)

秋は四季の中で一番人間に近い季節かもしれない。

もっとしみじみと付き合いたいのに、すぐに去ってしまうんだよなあ。
今年こそは…と毎年思う。
October 20, 2025 at 7:09 AM
本日は「秋の野に分け入って露が移った私の衣からは、秋の花の香りがする」という秋の歌を、新古今和歌集から。
湿っぽくもなく、かといってさっぱりしすぎてもいない躬恒の歌が好きです。

今日の関東はひんやり。九州の方は暑いようです。
気温差大きいです。皆様どうぞご安全にお過ごしください。

10/7 No.702
秋の野を分けゆく露にうつりつつわが衣手は花の香ぞする

凡河内躬恒 新古今和歌集

#書写
#書道
October 6, 2025 at 10:58 PM
古今338
あるところへ行った人を待って師走〈しはす〉の晦〈つごもり〉に詠んだ歌
我が待たぬ年は来ぬれ〈きぬれ〉ど冬草のかれにし人は訪れ〈おとづれ〉もせず
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 14, 2024 at 8:31 AM
古今416
甲斐国〈かひのくに〉へ下向する途中で詠んだ歌
夜を寒み〈さむみ〉置く初霜を払ひつつ草の枕に数多〈あまた〉旅寝ぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
September 29, 2024 at 6:31 PM
古今416
甲斐国〈かひのくに〉へ下向する途中で詠んだ歌
夜を寒み〈さむみ〉置く初霜を払ひつつ草の枕に数多〈あまた〉旅寝ぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
December 13, 2024 at 2:31 PM
古今338
あるところへ行った人を待って師走〈しはす〉の晦〈つごもり〉に詠んだ歌
我が待たぬ年は来ぬれ〈きぬれ〉ど冬草のかれにし人は訪れ〈おとづれ〉もせず
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
May 14, 2024 at 6:31 PM
古今132
弥生の晦〈つごもり〉の日に、花摘みから帰る女たちを見て詠んだ歌
留む〈とどむ〉べきものとはなしに儚くも散る花ごとにたぐふ心か
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
May 6, 2024 at 12:31 AM
古今164
ほととぎすが鳴いたことを聞いて詠んだ歌
ほととぎす我とはなしに卯の花のうき世の中に鳴き渡るらむ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
May 28, 2024 at 10:31 AM
古今86
桜が散るのを詠んだ歌
雪とのみ降るだにあるを桜花いかに散れとか風の吹くらむ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
January 21, 2025 at 10:31 PM
古今167
隣から常夏の花が欲しいと人を遣わせたので、惜しんでこの歌を詠んで遣わした歌
塵をだに据ゑじとぞ思ふ咲きしより妹〈いも〉と我が寝る〈ぬる〉とこ夏の花
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
February 6, 2025 at 7:31 AM
古今104
移ろう花を見て詠んだ歌
花見れば心さへにぞ移りける色には出でじ人もこそ知れ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
June 30, 2024 at 5:31 PM
古今120
家に藤の花が咲いたのを人が立ち止まって見るのを詠んだ歌
我が宿に咲ける藤波立ちかへり過ぎがてにのみ人の見るらむ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
April 2, 2025 at 10:31 PM
古今414
題知らず
消え果つるときしなければ越路〈こしぢ〉なる白山〈しらやま〉の名は雪にぞありける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
July 11, 2025 at 6:31 AM
古今161
侍で殿上人どもが酒をいただいていたところ、お召しがあり、ほととぎすを歌を詠めと仰せがあったので詠んだ歌
ほととぎす声〈こゑ〉も聞こえずやまびこは他に鳴く音を応へやはせぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
August 5, 2025 at 5:31 AM
心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花【凡河内躬恒】 #百人一首
August 24, 2025 at 7:37 AM
古今361
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
千鳥鳴く佐保〈さほ〉の川霧立ちぬらし山の木の葉も色まさりゆく
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
September 9, 2025 at 3:31 PM
古今416
甲斐国〈かひのくに〉へ下向する途中で詠んだ歌
夜を寒み〈さむみ〉置く初霜を払ひつつ草の枕に数多〈あまた〉旅寝ぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
August 25, 2025 at 11:31 PM
古今161
侍で殿上人どもが酒をいただいていたところ、お召しがあり、ほととぎすを歌を詠めと仰せがあったので詠んだ歌
ほととぎす声〈こゑ〉も聞こえずやまびこは他に鳴く音を応へやはせぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
September 13, 2025 at 5:31 AM
古今360
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、夏
住の江の松を秋風吹くからに声〈こゑ〉打ちそふる沖つ白波
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
October 9, 2025 at 2:32 PM
古今110
うぐいすが花の木で鳴いているの詠んだ歌
験〈しるし〉なき音〈ね〉をも鳴くかなうぐひすの今年〈ことし〉のみ散る花ならなくに
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
December 3, 2024 at 2:31 PM
古今361
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
千鳥鳴く佐保〈さほ〉の川霧立ちぬらし山の木の葉も色まさりゆく
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
September 4, 2024 at 6:31 PM
古今167
隣から常夏の花が欲しいと人を遣わせたので、惜しんでこの歌を詠んで遣わした歌
塵をだに据ゑじとぞ思ふ咲きしより妹〈いも〉と我が寝る〈ぬる〉とこ夏の花
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 24, 2024 at 7:31 PM
古今161
侍で殿上人どもが酒をいただいていたところ、お召しがあり、ほととぎすを歌を詠めと仰せがあったので詠んだ歌
ほととぎす声〈こゑ〉も聞こえずやまびこは他に鳴く音を応へやはせぬ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
May 13, 2024 at 10:31 AM
古今219
昔親しくさせていただいていた人が、秋の野に会って物語して、そして詠んだ歌
秋萩の古枝〈ふるえ〉に咲ける花見れば本の心は忘れざりけり
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
May 9, 2024 at 6:31 PM