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#和歌 #短歌

Twitterより少しだけもりもり。
古今11
春の始めの歌
春来ぬと人は言へどもうぐひすの鳴かぬかぎりはあらじとそ思ふ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
November 18, 2025 at 7:31 PM
古今81
東宮雅院で、桜の花が御溝水に散って流れたのを見て詠んだ歌
枝よりも徒〈あだ〉に散りにし花なれば落ちても水の泡とこそなれ
菅野高世〈すがののたかよ〉
November 18, 2025 at 6:31 PM
古今289
題知らず
秋の月山辺〈やまべ〉さやかに照らせるは落つる紅葉〈もみぢ〉の数を見よとか
詠み人知らず
November 18, 2025 at 5:31 PM
古今369
貞辰親王〈さだときのみこ〉の家で藤原清生〈ふぢはらのきよふ〉が近江介に下向するときに、餞別をした夜に詠んだ歌
今日〈けふ〉別かれ明日はあふみ(近江・会ふ身)と思へども夜や更けぬらむ袖の露けき
紀利貞〈きのとしさだ〉
November 18, 2025 at 4:31 PM
古今96
春の歌として詠んだ歌
いつまでか野辺に心のあくがれむ花し散らすは千世も経ぬべし
素性法師〈そせいほうし〉
November 18, 2025 at 3:31 PM
古今8
二条の后が東宮の御息所〈みやすんどころ〉とお呼ばれであったとき、正月三日御前〈おまへ〉に召してお言葉をたまわる間、日が照っているのに雪が頭に降りかかることを詠み奉った歌
春の日の光にあたる我なれど頭の雪となるぞ侘しき〈わびしき〉
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
November 18, 2025 at 2:31 PM
古今151
題知らず
今さらに山へ帰るな〈かへるな〉ほととぎす声〈こゑ〉の限りは我が宿に鳴け
詠み人知らず
November 18, 2025 at 1:31 PM
古今415
東国へ下向したときに途中で詠んだ歌
糸に縒るものならなくに別かれ路〈ぢ〉の心細くも思ほゆるかな
紀貫之
November 18, 2025 at 12:31 PM
古今233
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
妻恋ふる鹿ぞ鳴くなる女郎花〈をみなへし〉己〈おの〉が住む野の花と知らずや
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 11:31 AM
古今266
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
秋霧〈あきぎり〉は今朝はな立ちそ佐保山の柞〈ははそ〉の紅葉〈もみち〉他所〈よそ〉にても見む
詠み人知らず
November 18, 2025 at 10:31 AM
古今413
東国から上京する途中で詠んだ歌
山隠す春の霞ぞ恨めしきいづれみやこの境〈さかひ〉なるらむ
乙〈おと〉
November 18, 2025 at 9:31 AM
古今417
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
November 18, 2025 at 8:31 AM
古今249
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
November 18, 2025 at 7:31 AM
古今399
兼覧王〈かねみのおほきみ〉にはじめてお話をして、別かれたときに詠んだ歌
別かるれど嬉しくもあるか今宵〈こよひ〉より相〈あひ〉見ぬ前〈さき〉になにを恋ひ〈こひ〉まし
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 6:31 AM
古今358
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
山高み雲居〈くもゐ〉に見ゆる桜花心の行きて折らぬ〈をらぬ〉日ぞなき
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 5:31 AM
古今357
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
春日野〈かすがの〉に若菜摘みつつ万世〈よろづよ〉を祝ふ〈いはふ〉心は神ぞ知るらむ
素性法師〈そせいほうし〉
November 18, 2025 at 4:31 AM
古今126
春の歌として詠んだ歌
思ふどち春の山辺に打ち群れてそことも言はぬ旅寝してしか
素性法師〈そせいほうし〉
November 18, 2025 at 3:31 AM
古今383
越国〈こしのくに〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
他所〈よそ〉にのみ恋〈こひ〉や渡らむ白山〈しらやま〉のゆき見るべくもあらぬ我が身は
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 2:31 AM
古今379
友が東国へ下向するときに詠んだ歌
白雲〈しらくも〉のこなたかなたに立ちわかれ心を幣〈ぬさ〉と砕く旅かな
良岑秀崇〈よしみねのひでをか〉
November 18, 2025 at 1:31 AM
古今190
雷の壺に人々が集まって秋の夜を惜しむ歌を詠んでいたときに機会があって詠んだ歌
かくばかり惜し〈をし〉と思ふ夜を徒〈いたづら〉に寝て明かすらむ人さへぞ憂き
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
November 18, 2025 at 12:31 AM
古今348
仁和の帝が親王〈みこ〉であられたとき、御祖母君の八十歳の祝いに銀を杖に作ったのをみて、この御祖母君に代わって詠んだ歌
ちはやぶる神や切りけむ突くからに千年〈ちとせ〉の坂も越えぬべらなり
詠み人知らず
November 17, 2025 at 11:31 PM
古今142
音羽山〈おとはやま〉を越えたときにほととぎすが鳴くのを聞いて詠んだ歌
音羽山今朝越え来ればほととぎす梢〈こずゑ〉遥かに今ぞ鳴くなる
紀友則
November 17, 2025 at 10:31 PM
古今148
題知らず
思ひいづる常葉〈ときは〉の山のほととぎす唐紅の振り出でてぞなく
詠み人知らず
November 17, 2025 at 9:31 PM
古今394
雲林院親王〈うりむゐんのみこ〉の舎利会〈しゃりえ〉で山に上って、帰ったところ、桜の花の下で詠んだ歌
山風に桜吹きまき乱れなむ花の紛れに立ち止まるべく
僧正遍昭〈そうじゃうへんぜう〉
November 17, 2025 at 8:32 PM
古今121
題知らず
今もかも咲き匂ふ〈さきにほふ〉らむ橘の小島の先の山吹の花
詠み人知らず
November 17, 2025 at 7:31 PM