HP: http://31bot.felina.cc/
GitHubでデータ等公開しています: https://github.com/31bot
#和歌 #短歌
Twitterより少しだけもりもり。
題知らず
春霞立てるやいづこみよしのの吉野の山に雪はふりつつ
詠み人知らず
題知らず
春霞立てるやいづこみよしのの吉野の山に雪はふりつつ
詠み人知らず
花の盛りに京を見て詠んだ歌
見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける
素性法師
花の盛りに京を見て詠んだ歌
見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける
素性法師
春の始めの歌
春来ぬと人は言へどもうぐひすの鳴かぬかぎりはあらじとそ思ふ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
春の始めの歌
春来ぬと人は言へどもうぐひすの鳴かぬかぎりはあらじとそ思ふ
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
東宮雅院で、桜の花が御溝水に散って流れたのを見て詠んだ歌
枝よりも徒〈あだ〉に散りにし花なれば落ちても水の泡とこそなれ
菅野高世〈すがののたかよ〉
東宮雅院で、桜の花が御溝水に散って流れたのを見て詠んだ歌
枝よりも徒〈あだ〉に散りにし花なれば落ちても水の泡とこそなれ
菅野高世〈すがののたかよ〉
題知らず
秋の月山辺〈やまべ〉さやかに照らせるは落つる紅葉〈もみぢ〉の数を見よとか
詠み人知らず
題知らず
秋の月山辺〈やまべ〉さやかに照らせるは落つる紅葉〈もみぢ〉の数を見よとか
詠み人知らず
貞辰親王〈さだときのみこ〉の家で藤原清生〈ふぢはらのきよふ〉が近江介に下向するときに、餞別をした夜に詠んだ歌
今日〈けふ〉別かれ明日はあふみ(近江・会ふ身)と思へども夜や更けぬらむ袖の露けき
紀利貞〈きのとしさだ〉
貞辰親王〈さだときのみこ〉の家で藤原清生〈ふぢはらのきよふ〉が近江介に下向するときに、餞別をした夜に詠んだ歌
今日〈けふ〉別かれ明日はあふみ(近江・会ふ身)と思へども夜や更けぬらむ袖の露けき
紀利貞〈きのとしさだ〉
春の歌として詠んだ歌
いつまでか野辺に心のあくがれむ花し散らすは千世も経ぬべし
素性法師〈そせいほうし〉
春の歌として詠んだ歌
いつまでか野辺に心のあくがれむ花し散らすは千世も経ぬべし
素性法師〈そせいほうし〉
二条の后が東宮の御息所〈みやすんどころ〉とお呼ばれであったとき、正月三日御前〈おまへ〉に召してお言葉をたまわる間、日が照っているのに雪が頭に降りかかることを詠み奉った歌
春の日の光にあたる我なれど頭の雪となるぞ侘しき〈わびしき〉
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
二条の后が東宮の御息所〈みやすんどころ〉とお呼ばれであったとき、正月三日御前〈おまへ〉に召してお言葉をたまわる間、日が照っているのに雪が頭に降りかかることを詠み奉った歌
春の日の光にあたる我なれど頭の雪となるぞ侘しき〈わびしき〉
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
題知らず
今さらに山へ帰るな〈かへるな〉ほととぎす声〈こゑ〉の限りは我が宿に鳴け
詠み人知らず
題知らず
今さらに山へ帰るな〈かへるな〉ほととぎす声〈こゑ〉の限りは我が宿に鳴け
詠み人知らず
東国へ下向したときに途中で詠んだ歌
糸に縒るものならなくに別かれ路〈ぢ〉の心細くも思ほゆるかな
紀貫之
東国へ下向したときに途中で詠んだ歌
糸に縒るものならなくに別かれ路〈ぢ〉の心細くも思ほゆるかな
紀貫之
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
妻恋ふる鹿ぞ鳴くなる女郎花〈をみなへし〉己〈おの〉が住む野の花と知らずや
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
妻恋ふる鹿ぞ鳴くなる女郎花〈をみなへし〉己〈おの〉が住む野の花と知らずや
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
秋霧〈あきぎり〉は今朝はな立ちそ佐保山の柞〈ははそ〉の紅葉〈もみち〉他所〈よそ〉にても見む
詠み人知らず
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
秋霧〈あきぎり〉は今朝はな立ちそ佐保山の柞〈ははそ〉の紅葉〈もみち〉他所〈よそ〉にても見む
詠み人知らず
東国から上京する途中で詠んだ歌
山隠す春の霞ぞ恨めしきいづれみやこの境〈さかひ〉なるらむ
乙〈おと〉
東国から上京する途中で詠んだ歌
山隠す春の霞ぞ恨めしきいづれみやこの境〈さかひ〉なるらむ
乙〈おと〉
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
兼覧王〈かねみのおほきみ〉にはじめてお話をして、別かれたときに詠んだ歌
別かるれど嬉しくもあるか今宵〈こよひ〉より相〈あひ〉見ぬ前〈さき〉になにを恋ひ〈こひ〉まし
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
兼覧王〈かねみのおほきみ〉にはじめてお話をして、別かれたときに詠んだ歌
別かるれど嬉しくもあるか今宵〈こよひ〉より相〈あひ〉見ぬ前〈さき〉になにを恋ひ〈こひ〉まし
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
山高み雲居〈くもゐ〉に見ゆる桜花心の行きて折らぬ〈をらぬ〉日ぞなき
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
山高み雲居〈くもゐ〉に見ゆる桜花心の行きて折らぬ〈をらぬ〉日ぞなき
素性法師〈そせいほうし〉?、凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
春日野〈かすがの〉に若菜摘みつつ万世〈よろづよ〉を祝ふ〈いはふ〉心は神ぞ知るらむ
素性法師〈そせいほうし〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
春日野〈かすがの〉に若菜摘みつつ万世〈よろづよ〉を祝ふ〈いはふ〉心は神ぞ知るらむ
素性法師〈そせいほうし〉
春の歌として詠んだ歌
思ふどち春の山辺に打ち群れてそことも言はぬ旅寝してしか
素性法師〈そせいほうし〉
春の歌として詠んだ歌
思ふどち春の山辺に打ち群れてそことも言はぬ旅寝してしか
素性法師〈そせいほうし〉
越国〈こしのくに〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
他所〈よそ〉にのみ恋〈こひ〉や渡らむ白山〈しらやま〉のゆき見るべくもあらぬ我が身は
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
越国〈こしのくに〉へ下向する人に詠んで遣わした歌
他所〈よそ〉にのみ恋〈こひ〉や渡らむ白山〈しらやま〉のゆき見るべくもあらぬ我が身は
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
友が東国へ下向するときに詠んだ歌
白雲〈しらくも〉のこなたかなたに立ちわかれ心を幣〈ぬさ〉と砕く旅かな
良岑秀崇〈よしみねのひでをか〉
友が東国へ下向するときに詠んだ歌
白雲〈しらくも〉のこなたかなたに立ちわかれ心を幣〈ぬさ〉と砕く旅かな
良岑秀崇〈よしみねのひでをか〉
雷の壺に人々が集まって秋の夜を惜しむ歌を詠んでいたときに機会があって詠んだ歌
かくばかり惜し〈をし〉と思ふ夜を徒〈いたづら〉に寝て明かすらむ人さへぞ憂き
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
雷の壺に人々が集まって秋の夜を惜しむ歌を詠んでいたときに機会があって詠んだ歌
かくばかり惜し〈をし〉と思ふ夜を徒〈いたづら〉に寝て明かすらむ人さへぞ憂き
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
仁和の帝が親王〈みこ〉であられたとき、御祖母君の八十歳の祝いに銀を杖に作ったのをみて、この御祖母君に代わって詠んだ歌
ちはやぶる神や切りけむ突くからに千年〈ちとせ〉の坂も越えぬべらなり
詠み人知らず
仁和の帝が親王〈みこ〉であられたとき、御祖母君の八十歳の祝いに銀を杖に作ったのをみて、この御祖母君に代わって詠んだ歌
ちはやぶる神や切りけむ突くからに千年〈ちとせ〉の坂も越えぬべらなり
詠み人知らず
音羽山〈おとはやま〉を越えたときにほととぎすが鳴くのを聞いて詠んだ歌
音羽山今朝越え来ればほととぎす梢〈こずゑ〉遥かに今ぞ鳴くなる
紀友則
音羽山〈おとはやま〉を越えたときにほととぎすが鳴くのを聞いて詠んだ歌
音羽山今朝越え来ればほととぎす梢〈こずゑ〉遥かに今ぞ鳴くなる
紀友則
題知らず
思ひいづる常葉〈ときは〉の山のほととぎす唐紅の振り出でてぞなく
詠み人知らず
題知らず
思ひいづる常葉〈ときは〉の山のほととぎす唐紅の振り出でてぞなく
詠み人知らず