Lightnews — Scholar-powered news

みくまや

@mikmaya.bsky.social

きのうのご飯。
週末の朝だけど審査の日はやはり力がより出せそうな気がするご飯に。
お疲れ様会は好物のハンバーグ。早起きのお礼の苺大福をいただくまでがいつものやつです…
頑張れ中年…きっといつか…🥹（まだまだ挑戦中）

November 30, 2025 at 7:23 AM

かな

@geiepu.bsky.social

21.

この世の全てのものに
終わりはちゃんとあるからさ
大丈夫君の中の
悪いやつもきっといつかいなくなるよ
悩みを抱いて
迎える朝が来ても
そんな日々も
少しの間なら愛してもいいかな

憂鬱も愛して／コレサワ

February 23, 2024 at 6:25 PM

なれり

@thirtyone-tanka.bsky.social

#鬼滅短歌
人と鬼/朝

朝焼けの地平線の背景に鬼目線、人目線の短歌2首。
人「鮮烈な夜を吸い込む朝焼けのうつくしいこと人の楽しさ」
鬼「鮮烈にまなうらを刺す朝焼けも美しかったきっと、いつかは」

December 16, 2024 at 1:27 AM

三木邦彦

@munemo.bsky.social

もう本当に朝から感情が乱れてニヤニヤしてしまうんだけど、それ考えるとBLOOD＋の界隈はもう本編終了してて17年？とか経ってて、この先どうなるの？みたいに感情が乱れる事はないんだけど、これだけ年月を経ても知りたい事は尽きないし、続編待ってるし、愛が減る事は勿論ないし、同人誌作りたいし、気がついたらドール作ってるし、めちゃめちゃ沼が深くて頭の先まで浸かってて息出来てないのに幸せだからさ。きっとカラオケ行こ！もこの先何十年もニヤニヤするし、私幸せだなって思うよ。
いつか私がいなくなる時も大好きな感情全部お棺に入れて持っていく。
大好き沢山幸せ☺️✨

February 9, 2024 at 12:17 AM

78（ナナハチ）

@7-8va.bsky.social

…シリア、シリア。
これで良い方向行くかなあ、行ってくれるのかなあ。
自分達が作ったものはきっともう跡形もない、当時の現地のチームとも連絡取れない、そう嘆いていた前の会社の先輩の言葉を思い出す朝。うつくしい国だったんだよ、と繰り返してらしたことも。どうかいつか先輩が見ていたあの日のシリアが戻りますように。

December 8, 2024 at 11:32 PM

さあにゃん🍏💍🏳️‍🌈🐱

@saanyancoco.bsky.social

愛はどこからやってくるのでしょう自分の胸に問いかけた
ニセモノなんか興味はないのホントだけを見つめたい

悲しいNEWSとどうでもいい話
朝からもうそんなのうんざりで
今日はいつもよりも風が気持ちイイからネ
楽しさに着替えてネ

気づけなかったきっと甘えてたのかな
だから自分愛して人を愛してみたいの

夢はいつでも膨らむばかりで誰かの思いを無視してた
きっといつかはわかってるのかナ手放した風船飛んでった

サバよんでみたってあの頃に戻れやしないし
だから今を認めていたいの
とても大切な事も見過ごしちゃったとしても
また見つければイイ

いつも言ってたネ “まァ、どうにかなるって"

August 16, 2024 at 1:51 PM

つゆり

@tsuyuirium.bsky.social

Xでのワンライ企画に投稿したお話の再掲です。
「おそろい」というお題をお借りしました。
いつかの未来で生活をともにしているさとみくんときょうじさんの日常にあるおそろいのお話です。
(4/7)

「お話があります、聡実くん」
「なんでしょう」
「今日、前から買い出し行こうて言ってた日なのは分かってるよな」
ふわりと揺らめいて、注がれるお湯に反応して立ち上がる湯気とともに香り立つほろ苦さが鼻腔を突き抜けていく。休日の朝のルーティンとして、コーヒーの香りはすっかりと組み込まれこの家に馴染んでいた。例に漏れず休日である本日も、聡実くんと自分の、同じ形をした揃いのマグカップ二つを用意して、そこに冷めないように白湯を注ぎ温めておくのもすっかり習慣と化していた。
そんないつもの朝、だったはずの本日。コーヒーから始まり朝食の準備に取り掛かろうとしていたところ、それは唐突に訪れた事件だった。
「昨日の夜にはあったはずの朝の分の食パンが、ありません。消えました」
「……」
「クロックムッシュかフレンチトーストか考えてたのに、非常に残念です」
「……すいません。お腹減って昨日生パンで食べました」
「ンモ～！やってくれるやん」
予想はついていた。というか今この家には自分と聡実くん、二人しかいないので自分に心当たりがないのなら、必然的にもう一人、聡実くんの仕業なのは火を見るよりも明らかだった。
しおらしくこちらから目線を逸らし、所在なさげに両手の指先を擦り合わせる聡実くんは、正しく悪戯がバレてしまった子供みたいだった。実を言うとこれまでも既に、ここで一緒に暮らし始めてからというもの、こういうことは何度か起きて

いたことだった。お腹が減ることは罪ではないので、そうなってしまったのなら仕方がない。
「しゃーない。じゃあ罰として朝ごはんはもうしばらくお預けや」
「えー」
「えーやないの。パン屋さん行くで」
湧き上がった小さな抗議の声に、一つ案を提唱してみる。パン屋さん。同じ言葉を繰り返す聡実くんは、まだこれから起こることを飲み込めていないようだった。首を左に小さく傾ける。疑問を持った時に表れる彼の癖は、今朝は小さく跳ねた後頭部の寝癖を揺らすおまけ付きだった。
「ほら行くで～。はよ行かんとな、売り切れてまうからな。聡実くん支度してきい」
疑問符が浮かび続ける聡実くんを引っ張って、身支度を促すためにとりあえず洗面所に押し込める。頭のところについている寝癖も治すよう、教えてあげると少しムッとした顔で肩パンが飛んできた。
さて、聡実くんにはまだ詳細には明かしていない目的地へは少しばかり遠出になるため、聡実くんが支度をしている間にこちらもそのための準備にとりかかることにする。
＊
「うわミスった」
「え？何がよ」
数十分後、すっかり身なりを整えて再びリビングに現れた聡実くんは、ダイニングテーブルで大人しく待っていたこちらを見て開口一番、そう放つ。あからさまにテンションが下がったとでも言

いたげな口振りだった。
「ちょっと着替えます」
「え！もう着てるやん！それでええやんか何があかんの」
「いやだって、白Tジーパンてこんなん狂児さんとペアルックみたいやん。やってもうた」
そこまで肩を落とされるとこちらとしてもそんなに嫌なものなのかと、少し気にしないでもない。
先ほど聡実くんと会話をしたときから既にこの格好をしていたけれど、寝起きの聡実くんはこちらの服装まで意識に入っていなかったらしい。
「ええやんペアルックでもオソロでも～。それに白Tジーパンなんか街中そんなカッコの人なんぼでもおるやん。大阪だけやなくて日本中今日オソロの人とかめっちゃおるで絶対」
「そこまでの規模の話してへんし……はぁ、もうええわ。これで行きます。もうお腹減ったし」
かわいいな。またひとつ、聡実くんのかわいいと思うところを見つけた。お腹が空くとわりと包々なことが投げやりになってしまうのは前からで、それによって推し切れた予期せぬペアルックがもたらしたのは、お揃いを恥ずかしがる聡実くんだった。厳密に言えば今日自分が着ているのはトレーナーで、Tシャツではないけれど、ファッションにさほど興味がないのも聡実くんのかわいいところである。
「ほんならもう行こか！ちょっとばかし長旅なるからな」
「ほんまにどこ行くん……？」
「せやから、パン屋さんやって」
ほんまに？と向けられる疑わしげな聡実くんの視線を交わし、先ほど洗面所に押しやったのと

また同じ要領で、今度は玄関に向けて聡実くんの背中を押す。車のドアを恭しく彼のために開けてみせれば、ますます疑いの目は険しくなるばかりだった。
＊
道中は小一時間ほど車を走らせる予定で、大阪を北へ北へと北上していく。目的地が見えてくるほどには進んでおり、ドライブは至って順調だった。
車内にはコーヒーの香りが充満している。先ほど飲みきれなかった分は水筒につめて、この旅のお供として持ってきた。そしてお腹が減った聡実くんには、本来の朝食で付け合わせにする予定だったリンゴやオレンジ、フルーツの盛り合わせを渡している。きっとそれだけで彼のお腹が満たされはしないのだろうが、目的地に辿り着くまでのせめてもの繋ぎにでもなればと思っていた。
ほろ苦いコーヒーと、フルーツの甘酸っぱい香りで満たされる車内では、ラジオからカントリーソングが流れている。予定していたドライブではなかったけれど、最上に近い日和でのドライブだった。
助手席に座る聡実くんは、シートベルトに頭を預けてすやすやと寝息を立てている。お腹が落ち着くとうつらうつらと舟を漕ぎ出していたので、寝ててええよ、と伝えればすぐに夢の中へ落ちてしまった。
寝顔を見ていると思い出す、あの時と今では何もかもが違っていた。車だって利便性を考えたミニバンになり、同じ住むところからこうして朝、

December 7, 2024 at 12:58 PM

HiddenJournal

@hiddenjournal0115.bsky.social

先週金曜日にラーメンの注文を間違ったことが気になって朝早く食べに行ってきた。やはりあの店は辛い味が逸品だ。昔からよく訪問している店だが、幾度か移転したのでそれはちょっとだ。でも、美味しいからOKだ。今まで食べたラーメンの中で第一だと思うほどだ。店を訪ねるときには、店の社長さんに「このような味が食べれる別の店はありませんか」と教えていただきたいが、消極的な性格のせいで口から出ない。きっと日本のどこかでそのような味が感じられる店があるはず。いつか勇気を出して社長さんと話し合ってみたい。そう、旅行日まであと2日だ。楽しみ～

January 7, 2025 at 1:29 PM

ケイ@雨に椿

@kuzukei.bsky.social

初参加です！
普段は漫画でこの二人を描いてますが、今回はイラストや漫画で参加は難しそうなので、つたないですが文章で参加させて頂きました。

一途で不器用な美大生×美人な珈琲店主おじさんのシリーズです

#ルクイユのおいしいごはんBL
#創作BL #サクラダ珈琲店

月の半分ほどを一緒に過ごすようになって、草間くんが「どうやら生来、食への関心が薄いらしい」と気づいたのはつい最近のことだ。
　最初は大学生の男の子だし、たくさん食べるだろうと朝食をしっかり用意していた。
　彼は毎回それらを残さず食べてくれたものの、ある朝ふと照れくさそうに打ち明けてくれた。
　
　普段は朝食をほとんど取らず、昼は学食で素うどんかかけそばのどちらか（どうやら選ぶのが面倒らしい）、夜はコンビニのおにぎりかパンで済ませることが多いのだという。
　作品制作に入ると寝食が疎かになるのは昔からで、実家でもよく𠮟られていたらしい。
　
　僕も彼くらいの頃はあまり褒められた生活ではなかった。
　けれど、草間くんのそれはまた違う方向でどこか心配になる。

そんな生活の中で、無理にたくさん食べさせてしまっていたのではないかと申し訳なさも湧いたが、彼ははにかみながら言ってくれた。
　
「自分でも生活が雑になってるのはわかってるし、量を食べること自体は平気です。それに…」
　一呼吸を置いて呟くように「櫻田さんと一緒にいられる時間が嬉しいから…」
　
　――ああ、こんなふうに言ってくれるのか。
　僕も年齢のせいか、そんなに食が太いわけではない。
　だからこそ、草間くんにとって無理のない量を考えて、一緒に台所に立つようになった。
　
　今朝は、ほうれん草とベーコン、ゆで卵をのせたオープンサンドと、出来合いのコーンスープ。それに林檎をひとつ、二人で半分こにして添えた。

湯気の向こうで、眉間を緩めほっとした表情を見せる彼と目が合う。
　きっと僕も、同じような顔をしていたんだろうと思うと、この朝の時間がいっそう愛おしく感じられた。
　
　そういえば、妻を亡くしてからというもの、食事はただの栄養補給になってしまっていたなと、ふとぼんやり思い返す。
　それでもこうして続けてこられたのは、彼女と過ごした日々があったからだ。
　
　この食事が、草間くんの血となり、肉となりますように。
　いつか、僕が彼の向かいのこの席から姿を消すときが来ても――

May 6, 2025 at 2:03 AM

nishio

@takikomigohann.bsky.social

一緒にご飯を食べて、どうでもいい話から外ではできない話まで何でもして、一緒に寝る次の休日まで何とかやるために、なるべくずっとお互いの帰る場所でいるそれだけ恋じゃないいつか世界を"諦めた"とき、きっと結婚するけど、それは休日の朝、これからモーニングに行くか二度寝するかを悩むくらいの小さな選択だと思う

September 25, 2024 at 3:08 PM

はしぃ子

@cureisiha.bsky.social

STAND UP TO THE VICTORY
いくつもの朝をむかえいつかきっとつかんでみせる

STAND UP TO THE VICTORY
その向こう側に何もなくてもかまわないから
かけがえのない君の優しい笑顔抱いて

April 9, 2025 at 8:30 AM

ぶーん

@2pr-maxboon.bsky.social

おはエミリー
おは可奈

今日も今日とて朝から寒いしかない
ブリザードな日曜日🍦

いつかきっと春が訪れるとかではなく
今を苦しめるこの寒さが耐えられないけど
新フォームを楽しみにして
今日もエミリーと可奈とmaximum effort！！
（　＾ω＾）
#ミリシタスクショ朝の1枚

February 22, 2025 at 10:04 PM

yt

@yutakbut.bsky.social

朝どしゃぶりだったのに晴れて、「いつかはきっと晴れになる」じゃん……て思った天もオンリーを寿いでおられる

June 15, 2025 at 5:02 AM

氷月れな

@hitsukirena.bsky.social

アクスイ「打ち上げで酔った晶くんのブラ晶♂」③

いのだ。
「ブラッドリーファンのみんなに、めちゃくちゃ叩かれるかもって思っちゃいました」
　ふにゃ、と笑って、晶は今更ながら、寝癖を気にするように髪で撫でつけたりしている。髪型よりも、シャツと下着だけの姿に危機感を覚えた方がいいだろうに、やはりまだ混乱しているのだろうか。
　それにしても、そこまで安心されると、自分との艶事を期待してはくれないのか、と少し面白くない気分になる。
　昨晩は、くっついてくる晶が可愛かったし、朝起きた時の反応が楽しみだったこともあり、ブラッドリーは晶に腕枕をしてやって眠った。晶に告げた通りに、艶めいたことは何一つなかったけれど、もう少し焦ったり恥ずかしがったりしてもいいのに、と思ってしまうのだ。
「晶」
「はい」
　名を呼ぶと、晶は素直に顔を上げる。その顎を軽く掴んで持ち上げて、ブラッドリーはゆっくり顔を寄せていった。不思議そうな夜空の瞳が瞬いて、それから、大きく瞠られる。
　目を瞑ることさえ思い至らないらしい晶の目を間近にじっと眺めながら、ブラッドリーは僅かに開かれたままの晶の唇に、自身のそれを軽く重ねてやった。
　唇の柔らかさを数秒味わって、最後に軽く吸い付いてから、すぐに顔を離してやる。晶は、ぽかん、と口を開いてブラッドリーを見上げていたが、しばらく眺めていると、その顔が一気にぶわりと真っ赤に染まった。
「い、今のって…………あ！　演技指導、とかですか……！？」
　なんとか、自分の中でそう結論づけたらしい。恥ずかしがるように頬を両手で押さえながら、時々唇に指

で触れる。もしかしたら、キスの経験もなかったのだろうか。記憶がないらしいから、実質今のこの晶としては、キスは初めてなのだろう。そう思うと、悪くない。
　演技指導のつもりでキスをしたわけではなかったが、晶も役者をしている限り、いつかはそういう撮影もあるのだろう。役者としての演技の幅を広げるなら、必要なことだ。清純派で売ったとしても、キス程度は今時必須だ。きっと新たな魅力も生まれるだろう。
（……だが、まだ他の奴に見せるのは惜しい）
　自分だけが知っていればいい、なんて、柄にもなくそんなことを思ってしまう。抱かれたい俳優のわりと上位にランクインしているブラッドリーを相手に、この状況でキスをされて、演技指導ですか、なんて、あまりにも無垢で警戒心がなさすぎる。それを自分の色に染めていくのも、なかなか面白そうだ。
「……ブラッドリー？」
　返事をしてくれないブラッドリーに、晶が戸惑うように不安そうな声を上げる。そんな晶に、ブラッドリーは軽く口角を持ち上げて笑い、軽く手招きしてやった。
「いいぜ。指導してやるよ。今度はちゃんと目ぇ閉じろよ」
「っ、は、はい……」
　言われた通りに、素直にぎゅっと目を瞑るのが可愛らしい。
　さすがに舌を入れるのは早すぎるか、と考えながら、ブラッドリーは先ほどよりも少し長い時間をかけて、晶の唇を堪能した。
　
　
　
　
　シャツ一枚と下着だけの姿の晶と、上半身裸のブ

ラッドリーが揃って部屋を出たところで、なんとも間の悪いことに、フォルモーント・プロダクション所属の俳優たちが事務所に勢揃いしてしまっていた。
「ブラッドリー……」
「ふ、不潔です！」
「おやおや」
「ブラッドリーちゃん、若手に手を出すなんて、我らのコンプラも問われるんじゃぞ？」
　口々にそう批難されるブラッドリーに、晶が庇うように慌てて口を開く。
「違うんです、ブラッドリーにラブシーンの演技指導してもらっただけなんです！」
　――そうして、晶が更に余計なことを言い出したせいで、事務所の空気は最悪な形で凍りつくのだった。

May 29, 2025 at 11:12 AM

ゆべ

@yubetuee.bsky.social

足駄を履いて首っ丈/2639ローコラ（転生現パロ/全7頁、リプに続く）

診断メーカー「ＣＰ創作お題をアンケで決める」よりアンケ一位の「見られてもいいの？」でローコラ🐯❤️‍🔥執着のくだり、あくまでコさんの自嘲混じりの認識で、あれはあまりに尊い願いだと思っている

それだけで、よかったのになァ。

Unauthorized use,
reproduction,
or AI learning is prohibited.
無断使用・無断転載・AI学習禁止

※診断メーカー「ＣＰ創作お題をアンケで決める」よりアンケ一位の「見られてもいいの？」で一本

　ああ、やってしまった、とは、思っていたのだ。
　いつも通りのアラームの音で目が覚め、おれよりは寝起きがわるい彼が、眉を寄せてむずかっているその頬へ、ひとつ、くちづけを落としたときのことだ。目についた「それ」にいきおい昨夜の記憶が駆けめぐるも、振り払うようにひとり咳払いをするにとどめておく。おれが気づいたくらいであるのだから、彼だって自分で気づいてなんとかしてくれるだろう、と、そう踏んで、おれはそそくさと朝の支度をしに、ぬくい寝台から足を下ろしたのだ。
　それがどうだろう。顔を洗い終わったのか、朝飯の用意をするおれの隣に現れた彼はといえば、先ほど思い出した「それ」のことなど知らぬ存ぜぬといった様子で、この頬におかえしのキスをくれては湯の湧いたケトルに手を伸ばした。インスタントの味噌汁の素を入れておいたふたつの汁椀へ、きっちりと湯を測って注いでいる彼に、レンジで温めた冷や飯をよそいながら、喉まで出かかった指摘を飲み込む。食卓へと簡素な朝飯を運ぶおれは、さぞかし様子がおかしかったのだろう。席に着きつつこちらを一瞥したその金のひとみに、すこしばかり怪訝ないろが乗っていた、ような気がする。
　とはいえ、彼の習慣からして、出かける前にもう一度姿見を覗きこむことはわかっていたものだ

から、おれはあえて沈黙を破ることはしなかったのだ。朝飯も片づけ、弁当を作ってはそれぞれ支度を終え、荷物に冷ました弁当を詰めていたそこに、現れた彼を見下ろすまでは。
（――いやいや、うそだろ……！）
　おまえ、天下のトラファルガー・ローだろ。思わず頓狂な声が出そうになった。今度こそあからさまに顔を引きつらせてしまったのだろう、きっと出かける前のハグをしに来たらしい彼は、この腰に腕を回したままのその凛々しい顔で、なんだ、と細眉を寄せる。なんだもなにかもあるか、と声がひっくり返りそうな喉を、いちど無理に嚥下を挟み、きしみそうな頬を引き上げては、いいや、などと、ほとんど猫なで声を出すおれは、どれほど滑稽であるのだろう。
「ほら、その……あれだよ。今日は……さむいからよ」
　そんなシャツなんかじゃあなくって、もっと襟の詰まったもんを着といたほうが、さあ。しどろもどろに彼のシャツの襟をつまみながら、我ながら苦しい誘導のしかたをしていることに、じわじわといやな汗が滲み出すのを感じる。どうして朝っぱらからこのような思いをせねばならぬのか、と昨晩の自分を苦々しく思い返すおれにも、彼はただただ、あくまでも不思議そうにぱち、とひとつまばたきをしては、べつにこのくらいはさむかねえ、などと、どうにも見当違いな返答をするのだ。
「さむかねえって……いくらおまえが雪国育ちだからって、もういい季節だぞ」
「だから、ちゃんと防寒具はつけて行くだろ」
「いや……でもよォ」

いっそ首をかしげてしまいそうな彼に、さらりと至極当然のことを返されて、簡単にことばに窮してしまう自分に嫌気が差す。こうなればもうこちらから思い出させるしかないのか、そう、内心頭を抱えて舌の根を迷わせていたおれは、見上げてくる彼の短い黒髪の下、切れ長な双眸のふちが、かすかにぴくり、と、浮いて見えたような気がした。
（……ん？）
　差し出される視線を、あらためて受け止めなおす。仏頂面とも称すことのできる彼のポーカーフェイスが、おれの前では比較的やわらいで見えるのは、気恥ずかしくはあるものの真実なのだろう。だが、いまのわずかな表情の変化はきっとそれとは別物であった。そう、それはたしか、いつかどこかのおさない彼や、いまでもときたま、その胸のたくらみが成功したときの彼がよく浮かべる、あのとくいげなしたり顔に、あまりにも酷似していた。
「……ロー、おまえ……」
　まさか、と、いちどきに立ち込めたいやな予感に、かわいた口が名を紡ぐ。にや、と、こらえきれないといったように彼が破顔したのは、ほとんど同時のことであった。
「おっ……おまえ、おまえなあ！」
　年上をからかうな。わっと熱くなった顔にもつれる舌が、とっさに飛び出させた抗議の、なんというしようのなさか。それならなにか、おまえ、全部覚えてて、いままでわざと。なさけなくうわずったままの声で追及すれば、いかにも愉快というように隈の染みついた下瞼を反らしていた彼は、しかしこの期に及んで、さあ、なんのことだか、

と、肩をすくめるものだから怒髪天を衝いた。
「しらばっくれんな、これだよ、これ！」
　見られてもいいのかって言ってんだ。かっと昇る血のまま、彼の首に浮かんだ「それ」を繰り返し指をさす。下顎角に映える濃い生え下がりの下、ひかえめに、されどくっきりとにじむその、あかい痕を、これでもかと指してやったのに、彼はすずしい顔でいいだろ、べつにだれも見やしねえよ、などと、この剣幕をかわしては、それに、と、片頬を上げた。
「……もったいねえからな」
　せっかくのやきもちなんだ、うまく使わせてもらうさ。する、と、とっ捕まえようとするこの手の動きさえ読んだように、身を翻してあっという間に上着を羽織りはじめる彼に、顔の沸騰が止まらない。ああ、たしかに、昨晩おれは、らしくなく妬いたのだ。妬いて、ここしばらく飲み込んでいた怒りをおとなげもなく彼にぶつけて、その勢いのまま、その首筋をきつく吸ってやったのだ。ろくにその顔もまともに見られないまま、まくしたてたというのに、要領の得ぬこの感情の発露によくよく耳を傾けてくれていた彼は、ついぞなにも言えなくなってしまったおれの、この頭と背をぐっと抱き寄せたかと思うと、そうか、と、ありがとう、と声をかすらせたのだったか。
（『……不安にさせてたんだな』）
　やっと聞けた。あんた、いつも、なんにも言わねえから。この胸の内をじくじくと蝕んでいた気持ちの正体に気づかされると同時、彼の手がそっと、後ろ頭を撫ぜていく。思わずばかのように目が湿りだしてしまったのは、歳のせいでもあったのだろう。ごめんな、コラさん、と詫びてはこめ

December 20, 2024 at 3:44 AM

りもねん

@toufu-mogumogu.bsky.social

いつかきっと朝この目覚ましがならなくて私は遅刻するんだろうな(:3[___] それまでは使うネ

February 29, 2024 at 9:58 AM

ひだまり本丸の鶴丸国永

@hidamarihonmaru.bsky.social

悩むところは空けておいたらいいさ。
いつかの朝になって、気付いたら全部埋まってるかもしれないぜ☺️
みりゅさんの本丸の刀剣男士は皆、自分がどう動いたらいいのかきっと知ってるんじゃないかと俺は思う。
きみのところなら絶対大丈夫だ✨

July 23, 2024 at 3:50 PM

lyrics365.bsky.social

@lyrics365.bsky.social

Nightswimming

海岸線　ふらついてこぼれるマーマレード環状線　ゆっくり　消えていく放物線を描いて　投げ捨てる缶ビール対岸でその時を待ってる瀬戸際　あの日のふたり不確かなもの　確かめ合って新しい朝を迎えるこんな夜は君とふたり連れ出して　離さないでこんな夜は君とふたりだけ離れないでぼんやりした約束　いつか忘れるけど炭酸水　まだ肺に残ってる電車は今　並んで眠っているきっとあれが僕らの未来だよだからさ、迷わず手を引っ張って裸足で飛び出す　理由なんて君ならもう知ってるはずこんな夜は君とふたり連れ出して　離さないでこんな夜は君とふたりだけ…

Nightswimming

海岸線　ふらついてこぼれるマーマレード環状線　ゆっくり　消えていく放物線を描いて　投げ捨てる缶ビール対岸でその時を待ってる瀬戸際　あの日のふたり不確かなもの　確かめ合って新しい朝を迎えるこんな夜は君とふたり連れ出して　離さないでこんな夜は君とふたりだけ離れないでぼんやりした約束　いつか忘れるけど炭酸水　まだ肺に残ってる電車は今　並んで眠っているきっとあれが僕らの未来だよだからさ、迷わず手を引っ張って裸足で飛び出す　理由なんて君ならもう知ってるはずこんな夜は君とふたり連れ出して　離さないでこんな夜は君とふたりだけ離れないで忘れないでこのままずっと変わらないでいよう I Can't Change My Mind ふたりよがりな夜を数えて

www.lyrics365.net

March 27, 2025 at 12:25 PM

PAL@もりらまんぞう

@insane666.bsky.social

立ち飲み☕おつなものです😅w
ありがとうございます🙏✨✨
ネチコヤン大きくなっても赤子のようなものだと思っておりますw構ってと言われると構わなきゃ(猫の下僕)
朝鳴きいつか治ってくれると私個人としてはすごくありがたいです😅w(きっと家族全員が思ってそうですがw)

October 30, 2025 at 12:42 AM

しそ納豆🥜🥢@NGS公認クリエイター

@sisonatto2525.bsky.social

おは納豆～🌅
朝の【 #PSO2NGS (ship5)🚢】配信を始めます🎬🎥

【PSO2NGS_公認クリエイター】キャストの旅：誰もが二度と戻れぬ今をきっといつか後悔するから、今はまだこんな気持ちで気ままに歩いていたって良... www.youtube.com/live/ZRLTpXK... @YouTubeより

#しそなとライブ
#NGS

【PSO2NGS_公認クリエイター】キャストの旅：誰もが二度と戻れぬ今をきっといつか後悔するから、今はまだこんな気持ちで気ままに歩いていたって良いよね(ship5)#194【しそ納豆】

YouTube video by しそ納豆 - siso natto -

www.youtube.com

November 14, 2025 at 11:51 PM

叶雨（Kanau）

@happa-cocco.bsky.social

頭の中がほんっと、風のない朝の湖みたいにピキーンと静止してしまう。脳内物質に作用する薬って不思議。
怒涛のグッズ攻勢に晒されてますが、何とか平常心を保てるのはこの薬のおかげだろう。
昔からハマったものは、今見返してもやっぱりずっと好きなんだけど、買い続け〜持ち続け〜は保たないって分かってるから。そんでいつか泣く泣く別れを決意して、選別の日が来たとして、そこまで器用な人間じゃないからきっと中古の流れはなくて、いくつかはさよならって捨てちゃうんだよ……。そうするくらいなら、本当に手元に欲しいもの以外は買わない……これまでの失敗から学んだことだ🙍

February 26, 2024 at 2:46 PM

オキシドール

@oxydollobyxo.bsky.social

そうなった亻桀の隣に寄り添って手をつなぎながら「今日の晩ご飯はハンバーグね」「寝る前にキスをしよう」と言う忄吾はきっと亻桀の考えていることを察している。でもそれには触れない。忄吾は好きで亻桀と共にあるし愛に見返りなんか求めてないから。ただいつか亻桀が何も苦しまず悩まず一緒に明日の朝ご飯を考えられるようになったらいいなと思っている

March 25, 2024 at 9:02 AM