そもそもこの三つ編みというのは、植物園をつくるワークショップの中で、参加する子どもたちから生まれたもの。会場である空き店舗から、外の商店街へ三つ編みが伸びていき、行き交う自転車が踏んでいく。別の場所で複数年行われている同ワークショップでは、パーゴラ風の支持体に巻きつけることで、植物園の雰囲気を強調できることに気がつき、ある年からひたすらに伸ばすことがブームになった。ツタが増えると植物園の雰囲気を演出するが、伸びてくると今度は荒廃した雰囲気になってきた。アーティストの立場で、コントロールを放棄/移譲すると、ツタはパーゴラの外へ出ていき、公共性とせめぎ合うことになった。
そもそもこの三つ編みというのは、植物園をつくるワークショップの中で、参加する子どもたちから生まれたもの。会場である空き店舗から、外の商店街へ三つ編みが伸びていき、行き交う自転車が踏んでいく。別の場所で複数年行われている同ワークショップでは、パーゴラ風の支持体に巻きつけることで、植物園の雰囲気を強調できることに気がつき、ある年からひたすらに伸ばすことがブームになった。ツタが増えると植物園の雰囲気を演出するが、伸びてくると今度は荒廃した雰囲気になってきた。アーティストの立場で、コントロールを放棄/移譲すると、ツタはパーゴラの外へ出ていき、公共性とせめぎ合うことになった。