@yukiarai.bsky.social
今度の参議院選挙の最大のポイントは、立憲民主党の比例区で、川田龍平氏(薬害エイズ被害の当事者)と、石川大我氏(LGBTQ当事者)の2人が落選し、右より労組の代表に見える新人が当選したということではないかと思う。日本の「リベラル」の代表だった政党が内部から激しく変質している。少なくとも両氏がともに当選した6年前の立憲民主党と同じものではなくなっている、そこに見つめなければならないものがあるように思う。
July 22, 2025 at 2:04 AM
残念だけど、あらゆる意味で「日本」が終わってしまったらしい。あらゆる意味というのは「右も左も」日本であったものとは違うものになってしまったということだ。どういうことになるのかはわからないけれど、もう同じところには戻らないことだけは確かだろう。
July 20, 2025 at 12:26 PM
日本の参院選について思うこと。この選挙で選ばれた議員の任期が6年であることを理解していない人があまりに多くないか? よほどのことがない限りは、当選すれば6年間ずっと国会議員でありつづけるのである。そうであっても良い人を選ぶ選挙なのだということをわかっている人というのはどれだけいるものなのだろうか。異例のことなのかもしれないけれど、そのことは、今回、報道などで、もっと周知してよい気がする。今後の6年間に影響がある選挙なのだ。いままでの参院選でも、それは変わらないことだったのだけれど、大きな転換点としての意味をもちそうだからゆえに強調したい。
July 17, 2025 at 5:51 AM
唯一、理性(知性や人間らしさ、希望)を感じることができる部分というのが、みんな、薄々、フェイクであるということはわかっていて、潮目が変われば、ぱっと、立場を豹変させるだろうことが見えること、という現状をどうみるべきなのだろう。今、浅田彰の議論を振り返ると感慨深い。(ひとまず、地域的な潜在意識[恨]にしみついてしまっているような事象については、別途、検討してよい。それは、こういう移ろいやすさを知り尽くした者がとった戦略の結果なのだろうし、その戦略ゆえの閉塞を持ってしまっている。)当面の問題は、そんな風にしか現れ出でていない理性や知性に何が届くのか、ということであろう。
November 29, 2024 at 6:24 AM
問題にされるべきなのは、フェイクの家父長制ともいうべきものなのだろう。賛同者の意をくみとってなんかうまくやってくれそうなオーラをまとったものにお手軽に帰属できることに大勢が魅かれるということなのである。根底には、バラバラに解体された存在になってしまうことへの恐怖があるわけだが、一方で、お手軽になんら代償を払うことなく一時的に帰属できることが重要なのであって、その点では、オーラはむしろ薄っぺらいものであることが望ましいのだ。
November 22, 2024 at 5:28 AM
過去とのアナロジーから言えば、すでに盧溝橋事件が起きていて、15年戦争が始まっている。この地続きの状況を感じられずに、もっと現在がうまくいっていてしかるべきと思う人がいるということと、失業者が少ないことのほうが社会全体にとってはよいことなのに、あえてインフレに文句を言う人の方が多いということは、コインの裏表なのだろう。そのレベルにまでも到達せず、なんだか騒いでいる方が正しく感じられて投票する人が多いというのも不思議ではない。話されているネタや語り口は、明治の頃と変わらないぐらいおかしなものである。どんなものが対抗言説となれるのか。まずは、言葉を口にするのではなく、現実を感じろ、と言うしかない。
November 19, 2024 at 12:10 PM
斉藤氏の件にせよ、トランプ氏の件にせよ、昨今は、もう「2回目は…」などというゆとりがなくなっている気がする。観客どころか、「誰もいなくなる未来」が目の前に口を開けているのではないだろうか。そうであるならば、それは、現在が、「誰もいないようなスケール」から「も」話ができることが求められている状況なのだ、ということではないだろうか。いままでも難しかったし、今後も難しいことに変わりはないのだろうが、そういうアプローチや語り口がアクチュアリティを持ち始めている気がする。
November 18, 2024 at 6:36 AM