平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
そのうえで、「どこにあるかも知られない一地方都市」で多感な10代を過ごした身としては、そもそもの炎上について、賛否ともに何かを強く否定したいという欲求が強く感じられてどうにも共感できず、それ自体が地方から東京に出てきた者の立場性を背負ってはいると承知しつつ、屈折した思いで眺めている。
ちなみに県内最大の、岩波書店の本を最もたくさん扱っているであろう丸善は、イオン系列のマーサ21内にある。また、2026年春には市外ではあるが実家から近いところに、「イオンタウン岐阜北方」もオープンする。
そのうえで、「どこにあるかも知られない一地方都市」で多感な10代を過ごした身としては、そもそもの炎上について、賛否ともに何かを強く否定したいという欲求が強く感じられてどうにも共感できず、それ自体が地方から東京に出てきた者の立場性を背負ってはいると承知しつつ、屈折した思いで眺めている。
ちなみに県内最大の、岩波書店の本を最もたくさん扱っているであろう丸善は、イオン系列のマーサ21内にある。また、2026年春には市外ではあるが実家から近いところに、「イオンタウン岐阜北方」もオープンする。
ちなみに私は久々に担当書目がなく、編集部の実力が誇らしい。
ちなみに私は久々に担当書目がなく、編集部の実力が誇らしい。
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』岩波新書
ミシガン大学心理学部教授の北山忍さんによる初めての新書。
平野啓一郎さん、内海愛子さんの本とともに、8月20日から店頭に並びます。
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』岩波新書
ミシガン大学心理学部教授の北山忍さんによる初めての新書。
平野啓一郎さん、内海愛子さんの本とともに、8月20日から店頭に並びます。
ちなみに戦後80年関連の歴史系新刊は、8月にもう1点続くので期待してほしい。
ちなみに戦後80年関連の歴史系新刊は、8月にもう1点続くので期待してほしい。
5月の新刊発売中(画像)。6月と7月は以下。気合いの入ったラインナップ。
■6月
○スティーブン・グリーンブラット、アダム・フィリップス/河合 祥一郎 訳『セカンド・チャンス――シェイクスピアとフロイトに学ぶ「やり直しの人生」』
○永井幸寿『戦争と法 命と暮らしは守られるのか』
○友松夕香『グローバル格差を生きる人びと――「国際協力」のディストピア』
○小川公代『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
■7月
○吉見義明『日本軍慰安婦』
○笠原十九司『南京事件 新版』
○益田朋幸『光の美術 モザイク』
○天野友道『イノベーション 普及する条件』
5月の新刊発売中(画像)。6月と7月は以下。気合いの入ったラインナップ。
■6月
○スティーブン・グリーンブラット、アダム・フィリップス/河合 祥一郎 訳『セカンド・チャンス――シェイクスピアとフロイトに学ぶ「やり直しの人生」』
○永井幸寿『戦争と法 命と暮らしは守られるのか』
○友松夕香『グローバル格差を生きる人びと――「国際協力」のディストピア』
○小川公代『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
■7月
○吉見義明『日本軍慰安婦』
○笠原十九司『南京事件 新版』
○益田朋幸『光の美術 モザイク』
○天野友道『イノベーション 普及する条件』
一方井亜稀『透明ディライト』七月堂
一方井亜稀『透明ディライト』七月堂
そういう人が、「民間版の世界銀行をつくる」と意気込み、金融を通して社会を変えようとしていること自体、とても面白いことだと思う。
退職した先輩の引き継ぎで担当した企画だけど、学びの多い経験でした。
そういう人が、「民間版の世界銀行をつくる」と意気込み、金融を通して社会を変えようとしていること自体、とても面白いことだと思う。
退職した先輩の引き継ぎで担当した企画だけど、学びの多い経験でした。
紀平英作『リンカンーー「合衆国市民」の創造者』
奴隷解放という偉業を達成したとされるリンカン。その「偉業」を決して個人の達成とするのではなく、時代の思潮とリンカンのスタンスの変遷から描き出した一冊。
その意味で、偉人伝でリンカンを知ってるつもりになってる人も、(リンカン個人に還元し得ない)奴隷解放をめぐる細部の歴史に詳しい人も、興味深く読んでもらえるはず。
なにより、アメリカの分断をいかに乗り越えて社会統合を政治的に実現するのか(その具体的な実践が合衆国市民という理念の現実化)という政治家としての構想力に焦点を当てているという点で、今こそ読まれるべき切り口になっている。
紀平英作『リンカンーー「合衆国市民」の創造者』
奴隷解放という偉業を達成したとされるリンカン。その「偉業」を決して個人の達成とするのではなく、時代の思潮とリンカンのスタンスの変遷から描き出した一冊。
その意味で、偉人伝でリンカンを知ってるつもりになってる人も、(リンカン個人に還元し得ない)奴隷解放をめぐる細部の歴史に詳しい人も、興味深く読んでもらえるはず。
なにより、アメリカの分断をいかに乗り越えて社会統合を政治的に実現するのか(その具体的な実践が合衆国市民という理念の現実化)という政治家としての構想力に焦点を当てているという点で、今こそ読まれるべき切り口になっている。
「なぜ自分は生かされているのか。今後どう生きればいいのか。大きな災害後を生きる人は、日々みな自問自答し、親しい死者の思い出と対話しています。自分の寿命が尽きるまで、『復旧・復興』という使い古された言葉を超えた『何か』を目指す。」(61頁)
この「何か」が何なのかは分からないが、その「何か」を考えさせようという熱量を感じる。編集者でも記者でもある著者ならではの、編集者にも記者にも書けない著者ならではの内容。
「なぜ自分は生かされているのか。今後どう生きればいいのか。大きな災害後を生きる人は、日々みな自問自答し、親しい死者の思い出と対話しています。自分の寿命が尽きるまで、『復旧・復興』という使い古された言葉を超えた『何か』を目指す。」(61頁)
この「何か」が何なのかは分からないが、その「何か」を考えさせようという熱量を感じる。編集者でも記者でもある著者ならではの、編集者にも記者にも書けない著者ならではの内容。
福岡伸一『ナチュラリストーー生命を愛でる人』
福岡伸一『ナチュラリストーー生命を愛でる人』
人種差別による階層化を温存する事で「平等」を謳う既存の宗教秩序と、自己責任による弱肉強食を肯定することで「機会の平等」を達成しようとする革命勢力との対比。強権的な指導者と、弱者に寄り添おうとする主人公との対比。
既存の作品、特に「真・女神転生」シリーズと比べても、このあたりの性格付けがより鮮明に打ち出されている。
さて、今後の展開でどうなっていくか。実はまだ始めたばかりなので。
人種差別による階層化を温存する事で「平等」を謳う既存の宗教秩序と、自己責任による弱肉強食を肯定することで「機会の平等」を達成しようとする革命勢力との対比。強権的な指導者と、弱者に寄り添おうとする主人公との対比。
既存の作品、特に「真・女神転生」シリーズと比べても、このあたりの性格付けがより鮮明に打ち出されている。
さて、今後の展開でどうなっていくか。実はまだ始めたばかりなので。