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まだ読んでいる途中だけど、金原ひとみさんの『海とか蝶とか怖い夢とか』が面白かった。
「自分は特定の国に対する帰属意識はない」「人間って誰でも加害的な側面は持ってるでしょ」と言えちゃう人が自国の圧倒的な加害性、暴力性に直面する話。
まだ読んでいる途中だけど、金原ひとみさんの『海とか蝶とか怖い夢とか』が面白かった。
「自分は特定の国に対する帰属意識はない」「人間って誰でも加害的な側面は持ってるでしょ」と言えちゃう人が自国の圧倒的な加害性、暴力性に直面する話。
同一人物が同時期のことを別角度から何度も描くことで、主人公の人生が立体的に浮かび上がり、と同時に、この時代のことが立体的に浮かび上がっている。
戦争文学と括られるのかもしれないけど、この作品には“それ以上のもの”を感じる。
同一人物が同時期のことを別角度から何度も描くことで、主人公の人生が立体的に浮かび上がり、と同時に、この時代のことが立体的に浮かび上がっている。
戦争文学と括られるのかもしれないけど、この作品には“それ以上のもの”を感じる。
『アントンが飛ばした鳩』バーナード・ゴットフリード/柴田元幸・広岡杏子訳
#アントンが飛ばした鳩
『アントンが飛ばした鳩』バーナード・ゴットフリード/柴田元幸・広岡杏子訳
#アントンが飛ばした鳩
自身が抱いている希死念慮について、よくここまで言葉にできたなと思う。文章の上手さと、なにより、著者の真摯な態度を感じた。著者と一緒に嵐を潜り抜けたような、嵐の中に踏みとどまる決意ができたような読後感がある。
#庭に埋めたものは掘り起こさなければならない
自身が抱いている希死念慮について、よくここまで言葉にできたなと思う。文章の上手さと、なにより、著者の真摯な態度を感じた。著者と一緒に嵐を潜り抜けたような、嵐の中に踏みとどまる決意ができたような読後感がある。
#庭に埋めたものは掘り起こさなければならない