特に英語教育関係者以外に、コトの経緯と問題の確信を伝えるのに本書はうってつけだ。どの章もだいじだが、南風原先生と羽藤先生の章は特に刺さる。
特に英語教育関係者以外に、コトの経緯と問題の確信を伝えるのに本書はうってつけだ。どの章もだいじだが、南風原先生と羽藤先生の章は特に刺さる。
>神代健彦・後藤篤・横井夏子 (2023). 『これからの教育学』有斐閣. amzn.to/3s9dhgP
>神代健彦・後藤篤・横井夏子 (2023). 『これからの教育学』有斐閣. amzn.to/3s9dhgP
>成田 あゆみ (2023).『新しい英文ライティングの実践力』DHC. amzn.to/3QyaZkV
>成田 あゆみ (2023).『新しい英文ライティングの実践力』DHC. amzn.to/3QyaZkV
>福原将之(2023).『教師のためのChatGPT入門』明治図書. amzn.to/3PE6Utw
>福原将之(2023).『教師のためのChatGPT入門』明治図書. amzn.to/3PE6Utw
>神代健彦・後藤篤・横井夏子(2023). 『これからの教育学』有斐閣. amzn.to/48qtfDx
>神代健彦・後藤篤・横井夏子(2023). 『これからの教育学』有斐閣. amzn.to/48qtfDx
ただ、典拠を次々挙げるようなタイプの文献ではないことは承知しているけども、「これを私は『足場かけ』と呼んでいます」(p. 197)なんて辺りは、(先人に払うべき敬意の問題も含めて)おいおい大丈夫かよと思ってしまう。
『言語の本質』の宣伝期ということはあるにせよ、kotoba(2023秋号)の記事でも今井先生は「接地している」をのべつまくなしに、ゆるく使いすぎで勝手にちょっと心配だ。既に、「有意味学習」なんかの古い酒を新しい瓶に詰め替えただけの言葉になっているきらいが否めない。
ただ、典拠を次々挙げるようなタイプの文献ではないことは承知しているけども、「これを私は『足場かけ』と呼んでいます」(p. 197)なんて辺りは、(先人に払うべき敬意の問題も含めて)おいおい大丈夫かよと思ってしまう。
『言語の本質』の宣伝期ということはあるにせよ、kotoba(2023秋号)の記事でも今井先生は「接地している」をのべつまくなしに、ゆるく使いすぎで勝手にちょっと心配だ。既に、「有意味学習」なんかの古い酒を新しい瓶に詰め替えただけの言葉になっているきらいが否めない。
松村さんの主張には理論的整理として賛同する部分が多いものの、やはり「教室で」の部分が弱いと感じる。そこを意外と(と言ったら失礼だけど)引き取ろうとしているのは白畑先生だが、教師の力量・問いかけが重要というのはSLAの知見に寄らずとも、今まで実践的に散々言い尽くされてきたことのように思われる。
松村さんの主張には理論的整理として賛同する部分が多いものの、やはり「教室で」の部分が弱いと感じる。そこを意外と(と言ったら失礼だけど)引き取ろうとしているのは白畑先生だが、教師の力量・問いかけが重要というのはSLAの知見に寄らずとも、今まで実践的に散々言い尽くされてきたことのように思われる。
>尾花山 和哉・株式会社ホクソエム(編) (2023).『データ分析失敗事例集: 失敗から学び、成功を手にする』共立出版. amzn.to/3YGzezJ
>尾花山 和哉・株式会社ホクソエム(編) (2023).『データ分析失敗事例集: 失敗から学び、成功を手にする』共立出版. amzn.to/3YGzezJ
具体例がいつもの如く面白く、論文の書き方を説く文献ではそんなにこってり語らないよというぐらい紙幅を割いて語られている。マニュアル的な使い方には向かないが、それがいい。
4年の卒論課題のために、あるいは秋学期のゼミで3年生に参考文献として紹介してあげたい部分がいくつか。
>鹿島 茂 (2003).『勝つための論文の書き方』文藝春秋. amzn.to/4579H5a
具体例がいつもの如く面白く、論文の書き方を説く文献ではそんなにこってり語らないよというぐらい紙幅を割いて語られている。マニュアル的な使い方には向かないが、それがいい。
4年の卒論課題のために、あるいは秋学期のゼミで3年生に参考文献として紹介してあげたい部分がいくつか。
>鹿島 茂 (2003).『勝つための論文の書き方』文藝春秋. amzn.to/4579H5a
>安藤 寿康(編) (2023).『教育の起源を探る: 進化と文化の視点から』ちとせプレス. https://amzn.to/45iiOj3
>安藤 寿康(編) (2023).『教育の起源を探る: 進化と文化の視点から』ちとせプレス. https://amzn.to/45iiOj3
ちょうど翻訳の仕事をしているので、後半のやや専門的な翻訳の話は、説教を受けている気持ちになって心の中で正座しながら読みました。おっしゃる通りで心洗われた。
>奈倉 有里 (2023).『ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ』創元社. https://amzn.to/452UPVy
ちょうど翻訳の仕事をしているので、後半のやや専門的な翻訳の話は、説教を受けている気持ちになって心の中で正座しながら読みました。おっしゃる通りで心洗われた。
>奈倉 有里 (2023).『ことばの白地図を歩く: 翻訳と魔法のあいだ』創元社. https://amzn.to/452UPVy
>小国 喜弘 (2023).『戦後教育史: 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで』中央公論新社. https://amzn.to/3Qsbg9b
>小国 喜弘 (2023).『戦後教育史: 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで』中央公論新社. https://amzn.to/3Qsbg9b
>テッド・チャン(大森望(訳))『息吹』早川書房. https://amzn.to/43Z0gTM
>テッド・チャン(大森望(訳))『息吹』早川書房. https://amzn.to/43Z0gTM
前半、デカルト『方法序説』の4原則の詳細な読み解きから始まり、コンディヤックの『論理学』が並置され、なかなか読みあぐねるかもしれない。しかし、そこをくぐり抜けると抜群に面白く、前半の検討が必要なものだったことも実感できる。
>鹿島 茂 (2023).『思考の技術論: 自分の頭で「正しく考える」』平凡社. amzn.to/45hKGDS
前半、デカルト『方法序説』の4原則の詳細な読み解きから始まり、コンディヤックの『論理学』が並置され、なかなか読みあぐねるかもしれない。しかし、そこをくぐり抜けると抜群に面白く、前半の検討が必要なものだったことも実感できる。
>鹿島 茂 (2023).『思考の技術論: 自分の頭で「正しく考える」』平凡社. amzn.to/45hKGDS
教育心理系科目の授業が難解に過ぎるか薄っぺらで教職に何の関係があるのか不明だったという者は特に一読しておくとよいだろう。著者自身のが多過ぎるとは言え、各章の参考文献の案内も親切。
>市川 伸一 (2023).『これからの学力と学習支援: 心理学から見た学び』左右社. https://amzn.to/3QmSTmf
教育心理系科目の授業が難解に過ぎるか薄っぺらで教職に何の関係があるのか不明だったという者は特に一読しておくとよいだろう。著者自身のが多過ぎるとは言え、各章の参考文献の案内も親切。
>市川 伸一 (2023).『これからの学力と学習支援: 心理学から見た学び』左右社. https://amzn.to/3QmSTmf
内容はタイトルの通りなのだが、『中動態の世界』等を併せて読み進めるか事前に読んでいないと読み通しても腑に落ちた感覚は得られないだろう。
それでも第1部はかなり丁寧な書き方で、比較的読ませる文章だとは思う。関係者は第2部の佐伯論文も必読。読んでいて、タモリさんの「真剣にやれよ!仕事じゃねえんだぞ!」という名言を思い出した。
>佐伯 胖(編) (2023).『子どもの遊びを考える: 「いいこと思いついた!」から見えてくること』北大路書房. https://amzn.to/3KjJM1G
内容はタイトルの通りなのだが、『中動態の世界』等を併せて読み進めるか事前に読んでいないと読み通しても腑に落ちた感覚は得られないだろう。
それでも第1部はかなり丁寧な書き方で、比較的読ませる文章だとは思う。関係者は第2部の佐伯論文も必読。読んでいて、タモリさんの「真剣にやれよ!仕事じゃねえんだぞ!」という名言を思い出した。
>佐伯 胖(編) (2023).『子どもの遊びを考える: 「いいこと思いついた!」から見えてくること』北大路書房. https://amzn.to/3KjJM1G
ただし邦題が嫌だ。原題はÊtre prof(教師になる)だし、英題もTeach me if you can。「世界のはしっこ」という視点もなんだかなあと思うし、シベリアをのぞけば全然クラスサイズも小さくない。
>『世界のはしっこ、ちいさな教室』
https://hashikko-movie.com
ただし邦題が嫌だ。原題はÊtre prof(教師になる)だし、英題もTeach me if you can。「世界のはしっこ」という視点もなんだかなあと思うし、シベリアをのぞけば全然クラスサイズも小さくない。
>『世界のはしっこ、ちいさな教室』
https://hashikko-movie.com
帯の言う通りで、英文を取り上げて構造や解釈の仕方を解説をする際、こうやって文化的背景を加えて解説してくれるほうが圧倒的に好みだし、中上級者には本書から原著や引用記事をあたってどんどん広げていってもらいたい。
>北村 紗衣 (2023).『英語の路地裏: オアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く』アルク. amzn.to/3Oa1lT0
帯の言う通りで、英文を取り上げて構造や解釈の仕方を解説をする際、こうやって文化的背景を加えて解説してくれるほうが圧倒的に好みだし、中上級者には本書から原著や引用記事をあたってどんどん広げていってもらいたい。
>北村 紗衣 (2023).『英語の路地裏: オアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く』アルク. amzn.to/3Oa1lT0
ペロペンチーノ
ペロンペチーノ
ペロンチペーノ
ペロンチーペノ
ペロンチーノペ
ペロンチーノ ペ
ペロンチーノ ペペロ...
ペロペンチーノ
ペロンペチーノ
ペロンチペーノ
ペロンチーペノ
ペロンチーノペ
ペロンチーノ ペ
ペロンチーノ ペペロ...
>【注目プレスリリース】毎日お風呂に入れば「うつ」を予防できる ~毎日浴槽入浴すればうつ発症は0.76倍に低下 高齢者約3,200人の6年間の追跡調査~ / 東京都市大学
https://research-er.jp/articles/view/124337
>【注目プレスリリース】毎日お風呂に入れば「うつ」を予防できる ~毎日浴槽入浴すればうつ発症は0.76倍に低下 高齢者約3,200人の6年間の追跡調査~ / 東京都市大学
https://research-er.jp/articles/view/124337
考察の対象は、ビジネスミーティングや、地域住民活動のファシリテーター、政治家の記者会見と多岐に渡るが、特に3章までの内容は外国語教育にとっても参考にすべき点が多いと思う。
>村田 和代(2023).『優しいコミュニケーション: 「思いやり」の言語学』岩波書店. https://amzn.to/3QckMx0
考察の対象は、ビジネスミーティングや、地域住民活動のファシリテーター、政治家の記者会見と多岐に渡るが、特に3章までの内容は外国語教育にとっても参考にすべき点が多いと思う。
>村田 和代(2023).『優しいコミュニケーション: 「思いやり」の言語学』岩波書店. https://amzn.to/3QckMx0
>今井むつみ・秋田喜美(2023).『言語の本質: ことばはどう生まれ、進化したか』中央公論新社. https://amzn.to/43x9cj5
>今井むつみ・秋田喜美(2023).『言語の本質: ことばはどう生まれ、進化したか』中央公論新社. https://amzn.to/43x9cj5