城輪アズサ
wheelfort.bsky.social
城輪アズサ
@wheelfort.bsky.social
『非美学』からの孫引きだが、あまりにも良すぎるので終わったら読むべきかもしれない
December 8, 2025 at 3:50 AM
男は自分が何者であるかに答えず(答えられず)、彼方のアレゴリーとしての卵が死にほかならないことを確信したことで、懊悩のすえに(印象的なワンカット長回しで描かれる)それを割ってしまう。しかしそのことによって、少女を致命的に傷つけたことによって、むしろ超越性は増殖する。そして夢は続く。これはわれわれの世界と地続きの悪夢で、われわれは水槽のような世界に生きている。『天使の〜』はそれを突きつける映画として存在していて、その認識はだいたい『イノセンス』くらいまでの押井作品を規定していたものと同一であるかにみえる
December 4, 2025 at 3:47 AM
冒頭に少女が扉=閾を走りながら踏み越える印象的な場面がある(超越性の代理として運動性?)のを除けば、本作は基本的に「窓」のモチーフを採用していて、ここはのちの『パト2』(とレイアウトシステム)を思わせる。窓には点描のような空が映じていて、空=超越は窓=インターフェースを介して見るものであるという構図が強調される。しかし窓のこちら側には(『うる星BD』のようには)誰もいない。まなざしの主体、すなわちわれわれは不在のものとして、否定形で描かれる。男=犬のアナロジーを(というかイコノロジー)を採用するなら、そこに対応するのは男のようにも思えるが……
December 4, 2025 at 3:43 AM
冷笑はそれを背景とした自虐合戦のメタゲーム的な展開で、あらゆるイデオロギーから自由な代わりに永遠に幸せになれない(肯定的な気持ちになれない)というのが自分の認識だが、かつてあった「オタク」も「サブカル」も知らないので、まさに廃墟に向かって戦車砲を撃つような空疎な論評の可能性はある
August 11, 2025 at 10:11 PM
朝5時半にTLを見ようとしたのが悪かったのかもしれない
May 30, 2025 at 8:41 PM