この絵、正直こっちの色なしのシンプルなやつでよかった説
あと致命的なミスをこっそりなおしました

コチラはいちおう絵だけのやつです
先日の「闇夜桜」を描いてたらなんか夜光さんが葵殿に詰め寄り始めたのでおえかきしました
夜光さんと葵はそれはもうお互いが大好きなバカップルです
セリフとか普段入れないもんで、見やすさとか見映えとかなんも考えてなかった

いうて葵殿の隣には夜光さんがいるので、彼が闇堕ちすることは絶対にありません
ただ彼は自分を決して許さないし、「自分の手は自分のせいで死んでしまった大切な人達の血で穢れている」と思い続けています
それは彼が背負わなければいけない業なので、まあがんばるしかないでしょう

「絶対に闇堕ちしない」ことも、ある意味で闇堕ちしてしまうことよりしんどいんじゃないかなーと思ったり
堕ちてしまえば楽になることもあるからねえ
でも彼がそうなったら夜光さんも闇堕ちしてしまうので絶対にダメなのです
夜光さんがいなくなったらヤバイかもしれないね

桜は彼にとって、とてもつらいことを思い出させる花です　命より大切な人を失った、そのときに咲き誇っていたのが桜でした
相手は自害だったのですが、葵自身は「自分が殺してしまった」と思っているので、彼にとっては桜は思い出すだけでも息が詰まるような花になっています

とはいえ救いなのは、桜は葵にとって、辛い思い出だけしかない花ではないということ
桜は生涯の伴侶である夜光と出会った季節にも咲いていました　一緒に過ごした幾つもの幸せな思い出の象徴にもなっています
この夜光との思い出がなければ、桜なんて二度と見たくも無いと思うようになっていたでしょう

おひさしぶりのちゃんとしたお絵描き
うちの葵殿です
この絵はこーいうシーンが作中にあるよっていうのではなくて、彼の心象風景みたいなものです
普段は明るくてイメージカラーも黄色とかオレンジな彼ですが、私の中では彼の本当のイメージ色は、闇に沈むような深い深い群青です