#wtプラス メイン
あとは細々好きなものをちょこちょこ
「真っ白!」声のする方に顔を向ければ窓に向かってはしゃぐ声「雪、降り始めたね」「寒そう、でもきれい」ハラハラと落ちてくる雪を見上げながら、彼女が呟く「白丁花みたいだね」「はくちょうげ?」くるまの言葉を鸚鵡返しした彼女の頭にははてなマーク「そう、真っ白な花を咲かせるんだ、この雪みたいに」「花が降ってると思ったら余計にきれいに思えてきちゃうね」降る雪を見ながら、すぐに溶けてしまう儚さやつい見入ってしまう可憐さも白丁花と似ている、と思っていれば、隣の彼女が携帯で調べていたようで「これかぁ、本当に真っ白」と液晶を見ている
「真っ白!」声のする方に顔を向ければ窓に向かってはしゃぐ声「雪、降り始めたね」「寒そう、でもきれい」ハラハラと落ちてくる雪を見上げながら、彼女が呟く「白丁花みたいだね」「はくちょうげ?」くるまの言葉を鸚鵡返しした彼女の頭にははてなマーク「そう、真っ白な花を咲かせるんだ、この雪みたいに」「花が降ってると思ったら余計にきれいに思えてきちゃうね」降る雪を見ながら、すぐに溶けてしまう儚さやつい見入ってしまう可憐さも白丁花と似ている、と思っていれば、隣の彼女が携帯で調べていたようで「これかぁ、本当に真っ白」と液晶を見ている
朝の通学路、今日は朝から雪が降っている。みわも他の生徒と同じくコートとマフラーを身につけ、通学路を歩く「みわくん、おはよ!」同じクラスの彼女ちゃんから急に声をかけられ「おはよう…」とぶっきらぼうな返しをしてしまう「雪、すごいね」「あぁ三門ではあまり降らないからな」「積もるかなあ?」「さぁな」コミュケーションがド下手すぎて会話が終わる。隣を歩く彼女は寒そうに鼻の頭を赤くしている「寒くないのか」「え?私?」みわが自分の首元を無言で指すので「あ、マフラー」苦笑いをこぼしながら呟く。「今日急いで出てきて忘れちゃって」
朝の通学路、今日は朝から雪が降っている。みわも他の生徒と同じくコートとマフラーを身につけ、通学路を歩く「みわくん、おはよ!」同じクラスの彼女ちゃんから急に声をかけられ「おはよう…」とぶっきらぼうな返しをしてしまう「雪、すごいね」「あぁ三門ではあまり降らないからな」「積もるかなあ?」「さぁな」コミュケーションがド下手すぎて会話が終わる。隣を歩く彼女は寒そうに鼻の頭を赤くしている「寒くないのか」「え?私?」みわが自分の首元を無言で指すので「あ、マフラー」苦笑いをこぼしながら呟く。「今日急いで出てきて忘れちゃって」
玄関でパタパタという音がしたので顔を出せば「ただいま、すごく積もってるよ」「うん、だいちにも積もってるよ」おかえり、って言いながらつつみに積もった雪を一緒にはらってあげる「お風呂入れるよ」「ありがとう」「今日はお鍋にしました」キッチンには野菜や豆腐などが綺麗に皿に並べられている。準備のためにキッチンに立つ彼女の腰に回るのはつつみの腕「ん、すごい冷たい、早くお風呂入ってきちゃいなよ」「一緒に入るか」「え゙?」つつみらしくない言葉に思わず振り返れば、いつもの涼しい顔「お前も冷えちゃっただろ?」回る腕の力が少し強くなった
玄関でパタパタという音がしたので顔を出せば「ただいま、すごく積もってるよ」「うん、だいちにも積もってるよ」おかえり、って言いながらつつみに積もった雪を一緒にはらってあげる「お風呂入れるよ」「ありがとう」「今日はお鍋にしました」キッチンには野菜や豆腐などが綺麗に皿に並べられている。準備のためにキッチンに立つ彼女の腰に回るのはつつみの腕「ん、すごい冷たい、早くお風呂入ってきちゃいなよ」「一緒に入るか」「え゙?」つつみらしくない言葉に思わず振り返れば、いつもの涼しい顔「お前も冷えちゃっただろ?」回る腕の力が少し強くなった
明日は寒くなる、と天気予報が言っている横で「雪だね」と呟いた彼の予言そのまま、朝起きれば一面の雪化粧。雪なんて滅多に降らないので少しテンションが上がるのも仕方ない。「ゆういち、雪降ってる!」でしょうね、と言わんばかりの顔で頷くじんは寒そうに近くのカーディガンを羽織る「雪って本当に白なのかな」しんしんと降る雪を見上げながら呟く彼女に「透明だよ、光の反射で白く見えているだけ」じんの掌に落ちる雪はあっという間に溶けて水になりその姿を変えてゆく。「ゆういちみたいだね」「おれ?」「何色にも染まれちゃう、澄みきった色」「褒められてる?」
明日は寒くなる、と天気予報が言っている横で「雪だね」と呟いた彼の予言そのまま、朝起きれば一面の雪化粧。雪なんて滅多に降らないので少しテンションが上がるのも仕方ない。「ゆういち、雪降ってる!」でしょうね、と言わんばかりの顔で頷くじんは寒そうに近くのカーディガンを羽織る「雪って本当に白なのかな」しんしんと降る雪を見上げながら呟く彼女に「透明だよ、光の反射で白く見えているだけ」じんの掌に落ちる雪はあっという間に溶けて水になりその姿を変えてゆく。「ゆういちみたいだね」「おれ?」「何色にも染まれちゃう、澄みきった色」「褒められてる?」
さえき→陸上部短距離エース
よねや→サッカー部FW
とのおか→エモ背景撮る写真部
きくちはら→やる気のない大天才吹奏楽部
さえき→陸上部短距離エース
よねや→サッカー部FW
とのおか→エモ背景撮る写真部
きくちはら→やる気のない大天才吹奏楽部
外商員
老舗デパートの外商マン売上トップのにのみや。担当のお客様からの信頼が絶大、みんな口を揃えて「にのみやさんがいうなら買おうかしら」と財布の紐をがっちり握っている。愛想もないのになぜ?口数も少ないので、販売員からは少し怖がられている「にのみやさんきたよ、誰行く?」って大体じゃんけん大会始まる。でも別に何か害があるわけじゃないので、ビビりながら対応されてる。たまに態度の悪い外商マンからイチャモンつけられて詰められてると横目で見た後「それはお前の段取り不足だろう。人のせいにするな、三流が」って颯爽と通り過ぎていくにのみや、
外商員
老舗デパートの外商マン売上トップのにのみや。担当のお客様からの信頼が絶大、みんな口を揃えて「にのみやさんがいうなら買おうかしら」と財布の紐をがっちり握っている。愛想もないのになぜ?口数も少ないので、販売員からは少し怖がられている「にのみやさんきたよ、誰行く?」って大体じゃんけん大会始まる。でも別に何か害があるわけじゃないので、ビビりながら対応されてる。たまに態度の悪い外商マンからイチャモンつけられて詰められてると横目で見た後「それはお前の段取り不足だろう。人のせいにするな、三流が」って颯爽と通り過ぎていくにのみや、
小学校教員
低学年クラスを受け持って保護者会の集まりが妙にいいクラスになるくらい、ママさんキラーな柿崎もいいし、高学年クラスの担任をして、受験とか思春期とか厄介な問題抱えたイマドキの子供たちに囲まれるのもいい。6年生を持つと、少しオマセな女子から好意を寄せられて「私がおとなになるまで恋人、つくらないでね?」って言われて欲しい。そしてそれをすぐに彼女に報告しちゃう「かわいいだろ」「国治が取られる、やだ、今すぐ先生やめて」「子ども相手にムキになるなよ」
小学校教員
低学年クラスを受け持って保護者会の集まりが妙にいいクラスになるくらい、ママさんキラーな柿崎もいいし、高学年クラスの担任をして、受験とか思春期とか厄介な問題抱えたイマドキの子供たちに囲まれるのもいい。6年生を持つと、少しオマセな女子から好意を寄せられて「私がおとなになるまで恋人、つくらないでね?」って言われて欲しい。そしてそれをすぐに彼女に報告しちゃう「かわいいだろ」「国治が取られる、やだ、今すぐ先生やめて」「子ども相手にムキになるなよ」
歯医者
歯に異常な関心を持つ男、いい歯並びとか見ちゃうと「いいねぇ」「先生、顔」マスク越しにニヤニヤしてるたちかわ。あちこち虫歯の患者さんが来ると燃えるので「全部一気に片付けるぜ」「先生、ダメです」噛み合わせとか保険適用の問題もあるのに、気にせずまとめて治療しようとするので歯科助手から毎回止められる。基本は暴走列車状態なので、止められる人間として抜擢され、患者さんに聞こえないように耳打ちする技術が上がっていく。定期的に自分の歯もたちかわに診てもらうが、毎回歯並びを褒められる
歯医者
歯に異常な関心を持つ男、いい歯並びとか見ちゃうと「いいねぇ」「先生、顔」マスク越しにニヤニヤしてるたちかわ。あちこち虫歯の患者さんが来ると燃えるので「全部一気に片付けるぜ」「先生、ダメです」噛み合わせとか保険適用の問題もあるのに、気にせずまとめて治療しようとするので歯科助手から毎回止められる。基本は暴走列車状態なので、止められる人間として抜擢され、患者さんに聞こえないように耳打ちする技術が上がっていく。定期的に自分の歯もたちかわに診てもらうが、毎回歯並びを褒められる
消防士
まちの消防署員いこま、出初式でアクロバティックな梯子乗りに命かけてる「これ出来たら女子にモテそうやん」真顔で言ってるので誰も止めないし、しかもそのためにめちゃくちゃ練習したり、毎年少しずつ違うパフォーマンス見せてくるので普通に「いこまってすげえ」ってなる。いこまが料理当番の時はお米の消費量が2倍になる、クッキングたつひとと呼ばれている。消防団の人とも仲がよく、なぜかこの街の消防団員は辞めないし口コミでどんどん人増える。初対面では「誰それさんからいこまさんのことは聞いてます、面白いことやってください」とよく無茶振りされ頑張るけどすべる。
消防士
まちの消防署員いこま、出初式でアクロバティックな梯子乗りに命かけてる「これ出来たら女子にモテそうやん」真顔で言ってるので誰も止めないし、しかもそのためにめちゃくちゃ練習したり、毎年少しずつ違うパフォーマンス見せてくるので普通に「いこまってすげえ」ってなる。いこまが料理当番の時はお米の消費量が2倍になる、クッキングたつひとと呼ばれている。消防団の人とも仲がよく、なぜかこの街の消防団員は辞めないし口コミでどんどん人増える。初対面では「誰それさんからいこまさんのことは聞いてます、面白いことやってください」とよく無茶振りされ頑張るけどすべる。
パイロット
日本が好き、と言う理由で国際線を断ってる男。大体新人が入ると一回東のところ行かせておけ、で済む男「俺は新人教育係じゃないんだけどなぁ」って言いながらちゃんと育てるし、部下からの信頼も激アツ。きゃびんあてんだんとのきれ〜なお姉さんたちが狙っているが、大学時代から付き合ってる彼女とそのまま結婚してるので仕事終わったら直帰しちゃう。たまに休みを取って旅行に行くこともあるが、飛行機には乗りたくないので新幹線とか車で行ける距離の場所が多い。夫婦で出かけたので一番遠いのは新婚旅行で行ったスペイン
パイロット
日本が好き、と言う理由で国際線を断ってる男。大体新人が入ると一回東のところ行かせておけ、で済む男「俺は新人教育係じゃないんだけどなぁ」って言いながらちゃんと育てるし、部下からの信頼も激アツ。きゃびんあてんだんとのきれ〜なお姉さんたちが狙っているが、大学時代から付き合ってる彼女とそのまま結婚してるので仕事終わったら直帰しちゃう。たまに休みを取って旅行に行くこともあるが、飛行機には乗りたくないので新幹線とか車で行ける距離の場所が多い。夫婦で出かけたので一番遠いのは新婚旅行で行ったスペイン
保育士
入園式で大体新しいママさんたちに「あんな野蛮そうな人も先生なの?」ってコソコソヒソヒソされるも、お兄ちゃんがもう通ってるママ辺りから「こうたろう先生、ああみえてすごくちゃんとしてるのよ。少しだけ口悪いけど」と太鼓判押される。当の本人は黄色のウサちゃんエプロン着て『あーダイキなんかしんどそうだな、熱か?』って園児の様子とかちゃんと見てる。ピアノが苦手なので園児にもバカにされる「コウちゃん先生のピアノへたー!」「なんのうたかわかんない」「はーいうるさいですよ、おまえら〜」それ見てた別の先生が「こうたろう先生、口悪いですよ〜…」「すんませーん」
保育士
入園式で大体新しいママさんたちに「あんな野蛮そうな人も先生なの?」ってコソコソヒソヒソされるも、お兄ちゃんがもう通ってるママ辺りから「こうたろう先生、ああみえてすごくちゃんとしてるのよ。少しだけ口悪いけど」と太鼓判押される。当の本人は黄色のウサちゃんエプロン着て『あーダイキなんかしんどそうだな、熱か?』って園児の様子とかちゃんと見てる。ピアノが苦手なので園児にもバカにされる「コウちゃん先生のピアノへたー!」「なんのうたかわかんない」「はーいうるさいですよ、おまえら〜」それ見てた別の先生が「こうたろう先生、口悪いですよ〜…」「すんませーん」
外交官
東南アジアの大使館勤務とかしててほしい。英語はもちろん、中国語、韓国語、マレー語とかも喋れるくるセン。いつも穏やかで声を荒げたり、怒鳴ることはないのでここでも仏と呼ばれている。休みの日は奥さんと少し遅く起きてブランチ食べて、近所をお散歩したり、最近できたショッピングモールに遊びに行ったり、そんな日々を過ごすんだけど、たまにホームシックになっちゃった奥さんが夜こっそり泣いてることも知ってる「いつも泣かせてしまってごめんね」「ううん、たつやと一緒にいられて幸せなのに」
外交官
東南アジアの大使館勤務とかしててほしい。英語はもちろん、中国語、韓国語、マレー語とかも喋れるくるセン。いつも穏やかで声を荒げたり、怒鳴ることはないのでここでも仏と呼ばれている。休みの日は奥さんと少し遅く起きてブランチ食べて、近所をお散歩したり、最近できたショッピングモールに遊びに行ったり、そんな日々を過ごすんだけど、たまにホームシックになっちゃった奥さんが夜こっそり泣いてることも知ってる「いつも泣かせてしまってごめんね」「ううん、たつやと一緒にいられて幸せなのに」
SEのおかげで予期せぬことはほぼ起きないじん、とはいえ彼女の言動は毎回奇想天外で、今も一体どうして仮想空間のクローゼットに二人押し込まれているわけで「どうしよう、びくともしない」「そうねぇ、そうだろうねぇ、トリガーバグだもん」はははと乾いた笑いのじんと泣きそうな彼女「みえてたんでしょ?」「こんな一番可能性低い選択肢にいくなんて思わないでしょ」開くはずのないクローゼットの扉をコンコンと叩いてみるが、もちろんびくともしない。ジッと目で訴えてみれば「あと1時間もすればうさみが帰ってくるからそれが最短かな」なるほど、と一考した彼女の頭がじんの胸に落ちてくる
SEのおかげで予期せぬことはほぼ起きないじん、とはいえ彼女の言動は毎回奇想天外で、今も一体どうして仮想空間のクローゼットに二人押し込まれているわけで「どうしよう、びくともしない」「そうねぇ、そうだろうねぇ、トリガーバグだもん」はははと乾いた笑いのじんと泣きそうな彼女「みえてたんでしょ?」「こんな一番可能性低い選択肢にいくなんて思わないでしょ」開くはずのないクローゼットの扉をコンコンと叩いてみるが、もちろんびくともしない。ジッと目で訴えてみれば「あと1時間もすればうさみが帰ってくるからそれが最短かな」なるほど、と一考した彼女の頭がじんの胸に落ちてくる
好意をぶつけまくってるせいでかげうらからはちょっと避けられ気味「かげ〜?」「…んだよ」「今日もかっこいいよ」「るせ」考えてること全部伝わっちゃうんだから口に出してしまえ派の彼女の褒めちぎりすとっぷりにかげうらは毎回タジタジ、を超えてもはや呆れられてる。ある日いつものように後ろから走ってくる好意があるので舌打ちして知らんぷり決め込もうとしてると「カゲ〜!ってうわっ」「あ?おい!」何かに躓いた彼女が飛んでくる。思わず受け止めるかげうら「おまえあぶねーだろが」「びっっっくりした」「なっ…」
好意をぶつけまくってるせいでかげうらからはちょっと避けられ気味「かげ〜?」「…んだよ」「今日もかっこいいよ」「るせ」考えてること全部伝わっちゃうんだから口に出してしまえ派の彼女の褒めちぎりすとっぷりにかげうらは毎回タジタジ、を超えてもはや呆れられてる。ある日いつものように後ろから走ってくる好意があるので舌打ちして知らんぷり決め込もうとしてると「カゲ〜!ってうわっ」「あ?おい!」何かに躓いた彼女が飛んでくる。思わず受け止めるかげうら「おまえあぶねーだろが」「びっっっくりした」「なっ…」
「すごい雨だね」「帰るのだりーなぁ」飲み物を飲みながら外を見つめるいずみ。打ちつける雨が窓に当たる音が大きく、ラウンジ内の会話も自然と大きくなる「明日の防衛任務誰だっけ?」「え、なに?」彼女の声が聞こえず、耳を口元に寄せたその瞬間、ピカッと光った空からものすごい音の雷が落ちる「ひっ」「うお、びっくりした…」ふと違和感に気づき彼女の方を振り向けばいずみの腕にぐるりと巻きついている「な、な、なにしてんのお前っ」「ひ、あ、ご、ごめん!」お互い我に返り慌てて体を離す、
「すごい雨だね」「帰るのだりーなぁ」飲み物を飲みながら外を見つめるいずみ。打ちつける雨が窓に当たる音が大きく、ラウンジ内の会話も自然と大きくなる「明日の防衛任務誰だっけ?」「え、なに?」彼女の声が聞こえず、耳を口元に寄せたその瞬間、ピカッと光った空からものすごい音の雷が落ちる「ひっ」「うお、びっくりした…」ふと違和感に気づき彼女の方を振り向けばいずみの腕にぐるりと巻きついている「な、な、なにしてんのお前っ」「ひ、あ、ご、ごめん!」お互い我に返り慌てて体を離す、