ちなみに10代の私がアンビエントに目覚めたのは、Holger Czukayのコラボ作『Plight & Premonition』がきっかけ。ジャケットも含め、タルコフスキー映画を音楽化したような印象でした。
ちなみに10代の私がアンビエントに目覚めたのは、Holger Czukayのコラボ作『Plight & Premonition』がきっかけ。ジャケットも含め、タルコフスキー映画を音楽化したような印象でした。
約5時間にわたり連続再生されたテープループが次第に劣化し、徐々にフレーズが変化していくプロセスを追う実験は、Steve Reich、Brian EnoやAlvin Lucierのエコーを感じさせますね。
album.link/i/1828885536
約5時間にわたり連続再生されたテープループが次第に劣化し、徐々にフレーズが変化していくプロセスを追う実験は、Steve Reich、Brian EnoやAlvin Lucierのエコーを感じさせますね。
album.link/i/1828885536
Velvet Underground脱退直後にCaleがプロデュースした、Nicoの最高傑作『The Marble Index』が「元祖ゴス」と呼ばれていることも連想しましたね。ヴェルヴェッツ関連のソロ作では一番好きです。
album.link/i/1728713665
Velvet Underground脱退直後にCaleがプロデュースした、Nicoの最高傑作『The Marble Index』が「元祖ゴス」と呼ばれていることも連想しましたね。ヴェルヴェッツ関連のソロ作では一番好きです。
album.link/i/1728713665
死の2年前の2013年に、元ECMプロデューサーのサン・チョンと完成させた最後のソロ・セッションだそうで。深い静寂と寡黙なピアノの音の対比が素晴らしい、彼ならではの音世界。
album.link/i/1828939687
死の2年前の2013年に、元ECMプロデューサーのサン・チョンと完成させた最後のソロ・セッションだそうで。深い静寂と寡黙なピアノの音の対比が素晴らしい、彼ならではの音世界。
album.link/i/1828939687
一音だけでCaleと分かるヴィオラの音と、彼のポエトリーリーディングがリードする前半はVelvet Undergroundの1st、2ndを思わせます。
後半は若干俗っぽいですが、ノイジーなシャウトはノイズギターのようでもあり。
song.link/i/1851605886
一音だけでCaleと分かるヴィオラの音と、彼のポエトリーリーディングがリードする前半はVelvet Undergroundの1st、2ndを思わせます。
後半は若干俗っぽいですが、ノイジーなシャウトはノイズギターのようでもあり。
song.link/i/1851605886
6曲目「Axial Seamount」のミニマルなグルーヴは、90年代から続くこのバンドの真骨頂という感じですね。
例えば、『Point』以降のコーネリアスのサウンドだって、Tortoiseの影響抜きには考えられないわけで。
song.link/i/1838686319
6曲目「Axial Seamount」のミニマルなグルーヴは、90年代から続くこのバンドの真骨頂という感じですね。
例えば、『Point』以降のコーネリアスのサウンドだって、Tortoiseの影響抜きには考えられないわけで。
song.link/i/1838686319
音響派/ポストロックの始祖だった90年代の『Millions Now Living Will Never Die』『TNT』ほどの関心はなかったのですが。それでも通して聴くと新機軸も感じられますね。
1曲目「Vexations」のタイトルは、サティから取られているのか?
album.link/i/1838685653
音響派/ポストロックの始祖だった90年代の『Millions Now Living Will Never Die』『TNT』ほどの関心はなかったのですが。それでも通して聴くと新機軸も感じられますね。
1曲目「Vexations」のタイトルは、サティから取られているのか?
album.link/i/1838685653
何度も流れるバッハ「マタイ受難曲」のアリアは、監督と親交のあったタルコフスキーの『サクリファイス』に影響あたえたのでは?とも。
video-share.unext.jp/video/title/...
何度も流れるバッハ「マタイ受難曲」のアリアは、監督と親交のあったタルコフスキーの『サクリファイス』に影響あたえたのでは?とも。
video-share.unext.jp/video/title/...
パイプオルガンをはじめ古から継承する「持続音」の可能性の追求しています。McDowallのギターサウンドはFenneszにも通じる感触もありますね。
album.link/i/1822852084
パイプオルガンをはじめ古から継承する「持続音」の可能性の追求しています。McDowallのギターサウンドはFenneszにも通じる感触もありますね。
album.link/i/1822852084
『牯嶺街少年殺人事件』『エドワード・ヤンの恋愛時代』と進んできたレストアに、今年は『カップルズ』と年末に『ヤンヤン 夏の想い出』も控えていますね。サブスクでも全作品観られるようにしてほしい。
video-share.unext.jp/video/title/...
『牯嶺街少年殺人事件』『エドワード・ヤンの恋愛時代』と進んできたレストアに、今年は『カップルズ』と年末に『ヤンヤン 夏の想い出』も控えていますね。サブスクでも全作品観られるようにしてほしい。
video-share.unext.jp/video/title/...
図形楽譜から読み解かれるサウンドは、電子音楽とフリージャズを繋ぐようで。
album.link/i/1842252111
図形楽譜から読み解かれるサウンドは、電子音楽とフリージャズを繋ぐようで。
album.link/i/1842252111
例えばグレン・グールドは、バッハ「フーガの技法」の未完フーガの最終フレーズを、音量を落として日和ることなく突き放すように弾き切っていて。まるで美しい放送事故のよう。
song.link/i/179941007
例えばグレン・グールドは、バッハ「フーガの技法」の未完フーガの最終フレーズを、音量を落として日和ることなく突き放すように弾き切っていて。まるで美しい放送事故のよう。
song.link/i/179941007
坂本龍一『smoochy』収録の「美貌の青空」の歌詞は、ルキノ・ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』へのオマージュ。
つまり坂本さんから、若き日のビョルンの姿に捧げられた歌だったと言っても過言ではないでしょう。RIP
song.link/i/926715281
坂本龍一『smoochy』収録の「美貌の青空」の歌詞は、ルキノ・ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』へのオマージュ。
つまり坂本さんから、若き日のビョルンの姿に捧げられた歌だったと言っても過言ではないでしょう。RIP
song.link/i/926715281
最近、ちょうど手元の東郷青児訳を読んだところでした。
近親相姦的な姉弟関係の悲劇は、現代の美しい「神話」といった感が。今回の新潮文庫の表紙は、コクトーが監督した白黒映画の世界観にも寄せているようにも思いました。
最近、ちょうど手元の東郷青児訳を読んだところでした。
近親相姦的な姉弟関係の悲劇は、現代の美しい「神話」といった感が。今回の新潮文庫の表紙は、コクトーが監督した白黒映画の世界観にも寄せているようにも思いました。
「My Funny Valentine」などのスタンダード曲のモチーフをベースに、アンビエント的に引きのばされた即興が展開されます。パッヘルベルのカノンを引きのばしたイーノのアンビエントも連想。
album.link/i/1823944124
「My Funny Valentine」などのスタンダード曲のモチーフをベースに、アンビエント的に引きのばされた即興が展開されます。パッヘルベルのカノンを引きのばしたイーノのアンビエントも連想。
album.link/i/1823944124
ノイズとアンビエントは一見両極端な音像ながら、ドローン音楽という意味では表裏で。
ノイズとアンビエントは一見両極端な音像ながら、ドローン音楽という意味では表裏で。
song.link/i/1843957015
song.link/i/1843957015
バッハの無伴奏チェロ組曲の影響が色濃いフレーズをモチーフに構築したミニマルな展開ですね。
album.link/i/1814847842
バッハの無伴奏チェロ組曲の影響が色濃いフレーズをモチーフに構築したミニマルな展開ですね。
album.link/i/1814847842
10代の頃に私が夢中だったメタルと、その後に追いかけたアンビエント/ミニマル/ドローン/ノイズが巧みに止揚された、本当に稀有なバンドですね。彼らは。
album.link/i/1839331470
10代の頃に私が夢中だったメタルと、その後に追いかけたアンビエント/ミニマル/ドローン/ノイズが巧みに止揚された、本当に稀有なバンドですね。彼らは。
album.link/i/1839331470
↓
坂本龍一:「2014年にディアンジェロがすごく久しぶりに作品を出したでしょ。(…)アルバムの最初の2トラックのリズムのグルーヴがおもしろいんですよ。音符的にはドラムと上物がはっきりズレていて、ものすごくヘンなんだけど独特のグルーヴ」
↓
坂本龍一:「2014年にディアンジェロがすごく久しぶりに作品を出したでしょ。(…)アルバムの最初の2トラックのリズムのグルーヴがおもしろいんですよ。音符的にはドラムと上物がはっきりズレていて、ものすごくヘンなんだけど独特のグルーヴ」
『async』制作時の坂本龍一さんも、「ズレ」をテーマに彼の音楽に注目されていました。
album.link/i/1440841365
『async』制作時の坂本龍一さんも、「ズレ」をテーマに彼の音楽に注目されていました。
album.link/i/1440841365
2001年以降22年間もかけて撮りだめされてきたライフワーク的な大作ですね。『青の稲妻』(2002年)や『長江哀歌』(2006年)撮影当時の映像たちが、パズルのように再構築されていて刺激的です。
video-share.unext.jp/video/title/...
2001年以降22年間もかけて撮りだめされてきたライフワーク的な大作ですね。『青の稲妻』(2002年)や『長江哀歌』(2006年)撮影当時の映像たちが、パズルのように再構築されていて刺激的です。
video-share.unext.jp/video/title/...
恥ずかしながらお名前を聞いたことがない…と思ったら、タル・ベーラ監督の映画『ダム・ネーション』『ヴェルクマイスター・ハーモニー』『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』の原作者ということで、急に身近に感じます。
恥ずかしながらお名前を聞いたことがない…と思ったら、タル・ベーラ監督の映画『ダム・ネーション』『ヴェルクマイスター・ハーモニー』『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』の原作者ということで、急に身近に感じます。
youtu.be/SaDQmhwv9oE?...
youtu.be/SaDQmhwv9oE?...