鯖缶の力が強い
鯖缶の力が強い
なるほどね?根元側の障害なわけね
なるほどね?根元側の障害なわけね
漫画家さんはそれを見て、風呂桶に水と氷を入れてプールにした。
最初こそ冷たくて喜んでいた妖精さんだけど、そのうち体が冷えすぎてぷるぷる震えながら桶から這い出てくる。漫画家さんが用意してくれたハンカチで体を拭いて、漫画家さんのあったかいところにぴたぴたと冷えた肌ををくっつける。
おでこ、首筋、おなか、ふとももの内側……。際どいところに触れられて、漫画家さんのあらぬ所に熱が集まる。妖精さんは楽しそうにくすくす笑いながら大きな姿に変じてみせた。うっとりと見つめながら「あっためてくれよ」と囁く。漫画家さんがその誘いを断れるわけもなく――
漫画家さんはそれを見て、風呂桶に水と氷を入れてプールにした。
最初こそ冷たくて喜んでいた妖精さんだけど、そのうち体が冷えすぎてぷるぷる震えながら桶から這い出てくる。漫画家さんが用意してくれたハンカチで体を拭いて、漫画家さんのあったかいところにぴたぴたと冷えた肌ををくっつける。
おでこ、首筋、おなか、ふとももの内側……。際どいところに触れられて、漫画家さんのあらぬ所に熱が集まる。妖精さんは楽しそうにくすくす笑いながら大きな姿に変じてみせた。うっとりと見つめながら「あっためてくれよ」と囁く。漫画家さんがその誘いを断れるわけもなく――
蒸し暑い夜でも機嫌の良さそうな妖精さんは、窓辺でくるくると踊る。
まあ、この国では正直あんまり関係ないけどな。それでもやっぱりそういう日だから。特別な薬も呪文もいらない。ただ近くにいるそういうものだと認識さえ出来れば誰にでも見える。
やっぱ妖怪寄りだよなぁと思うせんせ。
クチナシの明かり、バラの絨毯。アジサイを飾りに、短い夜の夢の中で踊る。ちかちかふわふわと窓辺が光るのを眺めているだけの穏やかで騒がしい夏至の夜。
蒸し暑い夜でも機嫌の良さそうな妖精さんは、窓辺でくるくると踊る。
まあ、この国では正直あんまり関係ないけどな。それでもやっぱりそういう日だから。特別な薬も呪文もいらない。ただ近くにいるそういうものだと認識さえ出来れば誰にでも見える。
やっぱ妖怪寄りだよなぁと思うせんせ。
クチナシの明かり、バラの絨毯。アジサイを飾りに、短い夜の夢の中で踊る。ちかちかふわふわと窓辺が光るのを眺めているだけの穏やかで騒がしい夏至の夜。
人はいさってめっちゃ聞き覚えあるなんだっけって思ったら花ぞか、きのさんの
人はいさってめっちゃ聞き覚えあるなんだっけって思ったら花ぞか、きのさんの
そのうち大きい姿のカナエちゃんが施設に逢いに行くと、なんにも知らないはずなのに「カナエ大きくなったねえ。ノゾミは元気かい」って言ってくれる
あんなに小さい頃に死んだ兄弟が何故か今も生きてるなんてことの理由も正体も探りはしない。そこまでのはっきりした思考ができるほどの状態ではもうない。でも、目の前にいるのがカナエだとわかるんだ
カナエの方は解らない。なんで名前を知ってるのか、なんでそんな事言うのか。
そのうち大きい姿のカナエちゃんが施設に逢いに行くと、なんにも知らないはずなのに「カナエ大きくなったねえ。ノゾミは元気かい」って言ってくれる
あんなに小さい頃に死んだ兄弟が何故か今も生きてるなんてことの理由も正体も探りはしない。そこまでのはっきりした思考ができるほどの状態ではもうない。でも、目の前にいるのがカナエだとわかるんだ
カナエの方は解らない。なんで名前を知ってるのか、なんでそんな事言うのか。
すみませんでした
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※これはミキキョーダイが妖精だったらの謎パロによる神ミキです(今更すぎる注釈)
※これはミキキョーダイが妖精だったらの謎パロによる神ミキです(今更すぎる注釈)