次年度は、特殊講義で「軍事研究の科学史」を前期にはレーダー（マイクロ波）研究、後期は原爆研究（戦時核研究）を中心に扱い、前期の演習は「分類の科学論」と称して、分類をめぐる科学史や科学社会学や科学哲学の文献を読みます。

「科学史入門」は大体去年度と同じですが、ミアレの『ホーキング』の代わりに、ラトゥールの『パストゥール』、ティンの『マツタケ』の代わりにバラッドの『宇宙の途上で出会う』を扱います。「方法としての日本科学技術史」は去年度と同じ。後期の演習「科学史研究法」も去年度と同じ構造ですが、内容はかなりアプデートします。