門哉彗遙
banner
suiyomon.bsky.social
門哉彗遙
@suiyomon.bsky.social
読書&短歌の横好きおっさん
どうぞ宜しくお願いします。
October 12, 2025 at 10:41 AM


「もちろんアイディアは大切よ。だけど、アイディアが自己表現では物たりない。短歌は抒情詩だもの。ただ、私たちの世代はその気分というものを助詞が一つ、助動詞が一つ入っただけで、ある感情のニュアンスが出ることを知っている。それが、日本語の武器だけれど。今の多くの人はそれをやらないで、アイディアで勝負するということになっていますね。アイディア勝負というのは結局、コマーシャルの世界じゃないかしら」
October 3, 2025 at 7:29 AM
二)
柳吉も、蝶子をだましてなんども別れようとするけど、いつのまにか元の鞘におさまってる。ずぅーーーっと一生それの繰り返し。最後に法善寺横丁にある夫婦善哉を二人で食って終りっちゅう、たったそれだけの話やねんけどな。やけどでもまぁ、この柳吉、どことのお自分に似てるような気がして、憎めまへんわ。
September 29, 2025 at 12:48 AM

だから少しはましな今の世の中にいることができて良かったと思っている。人殺しにならないまま、寿命を終えることができそうだ。

しかし「教育勅語」が良いと言っている政治家がいる。一人は数年前に鬼籍に入ったが、彼の思いを引き継いでいる政治家もたくさんいるだろう。参政党の神谷がそうだし、総裁選にも出ている。彼ら彼女らはまた国民を操り人形にして、戦争をしたいと思っているとしか思えない。国民を操り人形にする方法はいくらでもありそうだから気をつけなければならない。

ということで、この本は付箋とマーカーだらけになった。
September 27, 2025 at 11:37 AM

65年かけて、集団の規律に疑うことはしない操り人形の人間が出来上がった。内面まで支配され、武力を持って国を守ることを植え付けられた。命の重は鴻毛より軽くなった。

この本には各地で起きた(集団)自決の証言が書かれている。血圧が下がって吐きそうになるくらい生々しい証言だ。

そこで思った。もし自分がその場面にいたらどうしただろうかと。自分の子どもや妻や親を締め殺したり、刃物で首を刎ねたり、崖から突き落としたり出来ただろうかと。

たぶん、しただろうと想像する。軍人であった場合もいっぱい人を殺していただろう。そんなふうに教育されてきたのだったら十分に考えられるから。
➡︎続く
September 27, 2025 at 11:37 AM