増田聡
smasuda.bsky.social
増田聡
@smasuda.bsky.social
その辺によくいるタイプの量産型の人文系周縁学者。右翼です。酒と凧揚げと温泉とうどんと競馬とスケボーが好き。Twitter: @smasuda
拝読しました。むちゃくちゃ面白かった、といいますか、サッチャーに対する女性の態度についての岡田さんの解釈に唸らされました。ああなるほど、と。権威ある人物の(自分と同じ)属性を選択的に見出し溜飲を下げる日常的な態度とどう付き合うべきか、無邪気に大谷や山本に喝采を送っている者として考えさせられるところです
October 15, 2025 at 5:32 PM
最初は渋谷陽一の追悼記事を依頼されたのだが、私ごときが追悼文など畏れ多くて(またキャンパス引越しの真っ最中だったこともあって)コメントにしてもらったんですが、改めて渋谷陽一の本を読み返すと、自分自身のロック認識が彼に形作られていることを痛感しましたねえ。

『ロックミュージック進化論』読み返してて、アル・クーパー(彼のフェイバリットミュージシャンの一人)についてなかなか良いこと言ってるなあ、とか思ったのだが、よく考えるとオレが高校生の時にこれ読んで染み込んでるの忘れてるんやね(笑)ま団塊ジュニアの標準的ロック観は直接間接を問わず彼にいろんなものを負っている。ご冥福をお祈りいたします
September 11, 2025 at 6:27 AM
記事にならなかったけど話したこと。よく言われるが渋谷陽一と(その仮想敵だった)中村とうようはいずれも吉本隆明の影響下にロック批評を展開したが、中村とうようがいわば前期吉本(大衆の原像)だったとしたら、後期吉本(資本主義文化の解放的側面の評価)に対応するのが渋谷だったのではないか。
いずれも賛否両論毀誉褒貶ある音楽批評家だが、日本のポピュラー音楽批評史に大きな足跡を残していることは間違いない。それを吉本隆明の思想的変遷と対応させて読み返すのが、戦後日本の大衆文化思想や英米音楽文化の移入史を考える上で重要なんじゃないすか、といったヨタ話をした
September 11, 2025 at 6:26 AM