「声も出さずに泣くな」
「……フェルディナンド様が悪いのですよ」
「私の何が悪い」
「寂しいのを思い出してしまったではないですか」
そうだな。そういうことは忘れていた方がいくらかマシだ。
「では、お詫びに何か贈ろう」
「お布団とか?」
「……冗談では済まされぬな」
「声も出さずに泣くな」
「……フェルディナンド様が悪いのですよ」
「私の何が悪い」
「寂しいのを思い出してしまったではないですか」
そうだな。そういうことは忘れていた方がいくらかマシだ。
「では、お詫びに何か贈ろう」
「お布団とか?」
「……冗談では済まされぬな」
時々騎獣で夜に花が咲く草原に行ったり小さな泉に行ったりする。帰る頃にはお眠になって神官長の騎獣で船を漕いでいる。
もしかしてただの散歩?そっか。神官長だって誰かと気分転換におでかけしたい時あるよね。神官長友達いないもんね。と思うマちゃん
時々騎獣で夜に花が咲く草原に行ったり小さな泉に行ったりする。帰る頃にはお眠になって神官長の騎獣で船を漕いでいる。
もしかしてただの散歩?そっか。神官長だって誰かと気分転換におでかけしたい時あるよね。神官長友達いないもんね。と思うマちゃん
「クインタの命を奪ったのは人であろう。なぜ私が其方の命令を聞かねばならぬ。礎を満たす気がないのならさっさと去ね」
「彼が消えればわたしのメスティオノーラの書が完成すると、本人に伝えたでしょう。フェルディナンド様に自分は死んだ方がわたしの…ユルゲンシュミットのためになると思わせた。関係ないと思うなら結構です。本を燃やして祠は壊して、もしエスティオノーラ書を手に入れるものが現れたらその人も殺して、あなたの大事なユルゲンシュミットを滅ぼします。それが嫌ならフェルディナンド様を返して!」
「クインタの命を奪ったのは人であろう。なぜ私が其方の命令を聞かねばならぬ。礎を満たす気がないのならさっさと去ね」
「彼が消えればわたしのメスティオノーラの書が完成すると、本人に伝えたでしょう。フェルディナンド様に自分は死んだ方がわたしの…ユルゲンシュミットのためになると思わせた。関係ないと思うなら結構です。本を燃やして祠は壊して、もしエスティオノーラ書を手に入れるものが現れたらその人も殺して、あなたの大事なユルゲンシュミットを滅ぼします。それが嫌ならフェルディナンド様を返して!」
「あーーーいや。私は素晴らしい働きをしたと思う」
「は?」
「しばらくフェルディナンド様のお部屋には誰も近づかないように」
「……まさか?」
「ああ」
「星結び前に?」
「ああ」
「あーーーいや。私は素晴らしい働きをしたと思う」
「は?」
「しばらくフェルディナンド様のお部屋には誰も近づかないように」
「……まさか?」
「ああ」
「星結び前に?」
「ああ」
「王族か?」
「レスポンス早すぎます。根が深そうですね」
「王族か?」
「レスポンス早すぎます。根が深そうですね」