フェはD嬢達を排斥し早々にエーレンに帰ったが城にローゼマインの姿がない。
状況を知り神殿に行くとマちゃんは再会を喜び元気そうな様子を見せる。お茶をして笑顔で退室の挨拶を告げられ、フェがなんとなく振り返るとべしょべしょに泣いているマちゃん。
フェはD嬢達を排斥し早々にエーレンに帰ったが城にローゼマインの姿がない。
状況を知り神殿に行くとマちゃんは再会を喜び元気そうな様子を見せる。お茶をして笑顔で退室の挨拶を告げられ、フェがなんとなく振り返るとべしょべしょに泣いているマちゃん。
「どうもせぬ。こんなものなくとも君を思いどおりにするのは簡単だ」
「まあ、確かに」
「どうもせぬ。こんなものなくとも君を思いどおりにするのは簡単だ」
「まあ、確かに」
「ぷひ」
「うふっふふふっ神官長がぷひっだって〜〜〜!」
「君はそんなに魔石なりたいか。よく分かった」
「ぷひ」
「うふっふふふっ神官長がぷひっだって〜〜〜!」
「君はそんなに魔石なりたいか。よく分かった」
「ほんとうですね。ふふ、フェルディナンド様もやっと夜空を眺めて美しいと思える余裕ができたのですね」
「ほお。普段の私は余裕がないとでも?」
「ひぇ。ええと、時間的な余裕という意味です」
「そうは聞こえなかったが。だがまあ、余裕はなかったかもしれぬな。君のことで常に頭を働かせていたから」
「それは申し訳ありません。はあ。わたくしことばかり考えていた。と言ってくださればロマンチックなのに」
「そう言ったつもりだが?」
「それじゃあ、わたくしのことが大好きって言っているみたいですよ?」
「知らなかったのか?」
「…………いえ」
「ほんとうですね。ふふ、フェルディナンド様もやっと夜空を眺めて美しいと思える余裕ができたのですね」
「ほお。普段の私は余裕がないとでも?」
「ひぇ。ええと、時間的な余裕という意味です」
「そうは聞こえなかったが。だがまあ、余裕はなかったかもしれぬな。君のことで常に頭を働かせていたから」
「それは申し訳ありません。はあ。わたくしことばかり考えていた。と言ってくださればロマンチックなのに」
「そう言ったつもりだが?」
「それじゃあ、わたくしのことが大好きって言っているみたいですよ?」
「知らなかったのか?」
「…………いえ」
「……」
「や、やっぱり重いですよね!すみませんすぐ退きます」
「いや、重くはない。女性は自分の体重を気にするものだと聞いたことがあったので少々驚いた」
「何か驚くところがありましたか?」
「君も女性なのだなと思っただけだ」
「失礼ですね。わたくしずーっと女性ですよ」
「それは分かっている。そうではなく……君が私を男として意識した発言を初めてしたので驚いたのだ」
「おと……?!単に気遣いですよ!重かったら申し訳ないなあという」
「……」
「や、やっぱり重いですよね!すみませんすぐ退きます」
「いや、重くはない。女性は自分の体重を気にするものだと聞いたことがあったので少々驚いた」
「何か驚くところがありましたか?」
「君も女性なのだなと思っただけだ」
「失礼ですね。わたくしずーっと女性ですよ」
「それは分かっている。そうではなく……君が私を男として意識した発言を初めてしたので驚いたのだ」
「おと……?!単に気遣いですよ!重かったら申し訳ないなあという」
別に何をするわけでもなく夜の貴族街をとことこ歩いて植物の名前を教えたりこの建物は誰々の家だっだが今は空き家だとか言いながら一周して帰ってくる。
別に何をするわけでもなく夜の貴族街をとことこ歩いて植物の名前を教えたりこの建物は誰々の家だっだが今は空き家だとか言いながら一周して帰ってくる。
「今まで?海を見るのは初めてでは…ああ、ウラノのことか」
「不思議ですよね」
「何も不思議ではない。ウラノと君は別の人間だろう」
「確かに。ウラノは軍隊を引き連れて他国に攻め入るなんてできません。わたくしローゼマインでよかったです!」
「今まで?海を見るのは初めてでは…ああ、ウラノのことか」
「不思議ですよね」
「何も不思議ではない。ウラノと君は別の人間だろう」
「確かに。ウラノは軍隊を引き連れて他国に攻め入るなんてできません。わたくしローゼマインでよかったです!」
ご飯や気候が違うから気をつけてとかフェも仕事道具一式贈ってアレキ神殿一同にこいつ何者?と思われて欲しい
ご飯や気候が違うから気をつけてとかフェも仕事道具一式贈ってアレキ神殿一同にこいつ何者?と思われて欲しい
退室しようとしていた参加者達を振り返り「皆様もこれくらい素直なお言葉を使ってはいかが?」と笑顔のマちゃんと真後ろにすごい勢いで迫る婚約者
退室しようとしていた参加者達を振り返り「皆様もこれくらい素直なお言葉を使ってはいかが?」と笑顔のマちゃんと真後ろにすごい勢いで迫る婚約者
後で皆んなから「ディーノのことを頼まれた」って教えられて流石に泣くフェ
後で皆んなから「ディーノのことを頼まれた」って教えられて流石に泣くフェ
「ローゼマイン様が懸想はしていないと答えたらどうするのだ」と焦るユストクス。
「普段と同じだから問題ない」
「フェルディナンド様なら瞳の動きだけでローゼマイン様が自白剤を飲まされていると分かる。今すぐローゼマイン様を回収して来い。決定打を打たせてどうする!」
「ローゼマイン様が懸想はしていないと答えたらどうするのだ」と焦るユストクス。
「普段と同じだから問題ない」
「フェルディナンド様なら瞳の動きだけでローゼマイン様が自白剤を飲まされていると分かる。今すぐローゼマイン様を回収して来い。決定打を打たせてどうする!」
「意味が分からぬ」
「意味が分からぬ」
「君をマントで隠したのを誤解されたのだ」
「誤解?」
「私が君に口付けしたと思われた」
「ええ?!そん、だってあれは……っていうかフェルディナンド様はわたくしに口付けなんてするわけないのに!」
「いや。するが?」
「ふぇ?……フェルディナンド様のえっち!!!」
「口付けくらいでえっちなのか?」
「ひぇ」
「君をマントで隠したのを誤解されたのだ」
「誤解?」
「私が君に口付けしたと思われた」
「ええ?!そん、だってあれは……っていうかフェルディナンド様はわたくしに口付けなんてするわけないのに!」
「いや。するが?」
「ふぇ?……フェルディナンド様のえっち!!!」
「口付けくらいでえっちなのか?」
「ひぇ」
コル・ロゼ「(色恋って自分で言ーーー!)」
コル・ロゼ「(色恋って自分で言ーーー!)」
「コルネリウス兄様、またそれですか。ブルーアンファ様のことはよくわかりませんフェルディナンド様のことは好きですよ?」
「コルネリウス兄様、またそれですか。ブルーアンファ様のことはよくわかりませんフェルディナンド様のことは好きですよ?」